~”忘れること”で問題解決できない
理由を大解明~
過去に辛い出来事があっても過去の
パターンに囚われず、「今」を
生きていくことはとても大切なことです!
ところが多くの人は、正しいトラウマとの
向き合い方がわからず、トラウマによる
生きづらさを感じて過去のパターンに
縛られています。
たとえば、本当は過去にあった嫌な出来事を
忘れたい!と思っていても、ふとした瞬間に
思い出してしまって辛くなり、
自分では忘れたいと思っていても自分の
意志とは関係なく思い出してしまう方も
いらっしゃいますよね。
過去を変えたい!と頭では強く思っていて
実際、過去は変えられないし、
なかったことにはできない・・・。
自分なりに、思い出さないようにそのことに
関係する人や場所、モノを避けている
つもりでも、
ふとした瞬間によみがえってしまう・・・。
なんて経験はありませんか?
今回は忘れたくても忘れられないという
トラウマの影響を究明すべく、
こちらの本を読んでみました。
タイトルが少し重たいと
感じる方もいるかもしれませんが
”忘れたいのに忘れられない”トラウマの
メカニズムがわかる興味深い一冊です^ ^
初心者でも、とてもわかりやすい
内容になっていたので、少しだけ
ご紹介させていただきますね!
トラウマのことがわかる本
~生きづらさを軽くするためにできること~
こころとからだ・光の花クリニック院長
白川美也子監修
こちらの本によると、トラウマから
回復するにはいつかどこかで、トラウマに
向き合う必要がでてくるそうです。
忘れたいと思っているトラウマ記憶を、
消化することが回復につながるからです。
自分のトラウマに向き合おうとして、
つらい思いがよみがえってきても、
「そのとき」と「今」には違う点があること
を認識すれば、
前に進んでいくことができます!
しかし、つらい体験の記憶が残るのには
意味があります。過去から学び、いち早く
危険に気づけるようになれば、それだけ
生き延びられる可能性が高まるからです。
つまりこれが”忘れたいのに忘れられない”
の始まりなんですね・・・。しかし、
トラウマ記憶は「今」を乱してしまい、
思考・判断にかかわる脳の働きにも
影響を及ぼします。
そして脳の働きのバランスが悪いと
ストレス反応が生じやすく、内臓の働きや
姿勢保持などにも影響を及ぼし、やがて
トラウマの影響が人生の生きづらさに繋がる
という悪循環に陥ってしまうのです!
そして、こちらの本でははっきりと
下記のメッセージが添えられています!
トラウマによる生きづらさは、過去が
「今」を脅かしていることの現れです。
過去に起こったことそのものは、あとから
変えることはできません。
ただ、過去に起きたことへの見方を変える
ことは可能です。今自分を苦しめている
症状は、トラウマを受けた結果生じたもの。
「自分がおかしい(おかしかった)のではない」
と知ることは、トラウマと向き合うための
基本になります。
トラウマとなった出来事を、自分で
忘れようとしても忘れらるものではなく、
なかったことにすることは、本当の意味での
トラウマ回復にはならない
ということがわかりました!
ですから正しい方法でトラウマ回復のための
セルフケアを行うことが大切ですね!
では、具体的にどうしたら良いかというと
例えばトラウマの根本的な原因となる
●嫌だった出来事
●その時のつらい感情
●言われて嫌だった一言
これらと向き合い、取り除くことで
本当の意味での回復がはかれ、「今」を
取り戻すことにつながります。
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
トラウマの原因となるネガティブな記憶を
1日3分のセルフケアで簡単に取り除くことが
できるので、
一時的なトラウマ回復ではなく
トラウマの根本から解決することが
できるのです。
そして過去のパターンに縛られず、
自分の感情をコントロールしトラウマに
振り回されない強い心を作ります。
どうせ生きるなら、
「過去のそのとき」ではなく「今」を
生きてください!!
そのためにもオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^
【執筆者:横山恵理】