「PTSDとトラウマのすべてがわかる本」から学ぶトラウマ反応を悪化させない方法!

~トラウマは時間で
解決できない理由を大解明~

日常の不安とトラウマの最大の違いは、
トラウマは時間がたっても消えない
ということです。不安はときとともに
薄れますがトラウマはそうではありません。

 

ところが多くの人は、不安や恐怖は、
時間がたてば弱まり、気にならなくなるもの
とおもっています。また、トラウマという
言葉は、日常でもよく使われます。

 

たとえば、仕事での失敗を指して
「あの1件がトラウマになっちゃって」
などと言うことがあります。

 

トラウマを苦い思い出や、不快な体験を
意味する言葉として気軽に使う方も
いらっしゃいますよね。

 

ですが、そのような意味合いもありますが、
それはトラウマの一面にすぎません。
精神医学用語として使われるトラウマは、
もっと深刻な状態のことを指しています。

 

つらい出来事にあってから何か月も
経過しているのに、その記憶を何度も
思い出し、苦しみ続けている・・・。
なんて経験はありませんか?

 

今回は日常の不安と「トラウマ」
「PTSDとトラウマのすべてがわかる本」
医療法人社団青山会

青木病院院長 飛鳥井 望【監修】

こちらの本によると、つらい体験によって
トラウマ症状が引き起こされる
メカニズムには、脳の働きの乱れが
関係しているそうです。

 

トラウマ症状には偏桃体の過剰活性や、
偏桃体を制御する内側前頭前野の機能不全が
関係すると考えられています。

 

偏桃体は、恐怖反応に関与する部分で、
前頭前野は不必要な反応や不適切な反応を
抑制したり、必要に応じて適切な反応に
切り替えたりすることに重要な役割を
果たしています。

 

トラウマは、脳に働きかけて身体面、心理面
社会生活面に影響を及ぼすのです。
トラウマを克服するためには、トラウマ体験
の記憶から逃げず、正面から向き合うことが
必要です。

 

思い出さないようにしていると、いつまでも
記憶は生々しいままで、恐怖が
強まってしまうそうです。つまりこれが
”時間がたっても解決しない”の
始まりなんですね・・・。

 

ちなみに、嫌な記憶と向き合い、不安や
恐怖を繰り返し言葉にすることで
恐怖を克服できる認知行動療法もあります。

 

あえて嫌な記憶を繰り返して思い出し、
言葉にすることで、記憶に慣れて、記憶への
恐怖感情を弱めたり、トラウマ体験を
思い出させる不快なものにあえて接する
ようにする療法です。

 

しかし、これはあくまで専門家の元で行う
治療法なので、合わない場合もあります。
日常的にトラウマと向き合うことは、
基本つらいですね・・・。

 

そして、こちらの本でははっきりと下記の
メッセージが添えられています!

 

トラウマの記憶を紛らわすために
お酒に頼っているうちに、
アルコール依存症となったり、
人を信じられなくなり、

 

小さなことでイライラして家族にあたったり
トラウマが引き起こす変化は心身に
負担がかかり、生活にも変化が現れます。

 

心理面や生活面の変化はみすごしやすく、
対応が遅れて、トラウマ反応を悪化させて
しまうことがあります。

 

トラウマがどのような影響を及ぼすか
頭では理解しても時間だけで自然に
トラウマを回復することは
難しいということがわかりました!

 

トラウマは目に見えないので自分でも
気づかずうちに心のダメージが
蓄積してしまいます。それを時間だけで
解決しようとしても悪循環に陥ってしまう
だけでなかなかうまくいきません。

 

ですから、正しい方法で日々のセルフケアを
行うことが大切ですね!では、具体的に
どうしたら良いかというと例えば
トラウマの根本的な原因となる

 

●過去の嫌だった出来事
●思い出したくない記憶
●ネガティブな感情

 

これらを取り除くことでトラウマによる症状
を激減させてくれます。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
トラウマ症状の原因となるネガティブな
記憶を1日3分のセルフケアで簡単に
取り除くことができるので

 

一時的なトラウマ回避ではなく、トラウマの
根本から解決することができるのです。
そして時間に頼らずも、
自分のトラウマ症状と上手に向き合い、
トラウマに負けない強い心を作ります。

 

一度きりの人生、過去のトラウマに
振り回されず楽しい人生にしてください!
そのためにもオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^

 

【執筆者:横山恵理】

タイトルとURLをコピーしました