楽しみだった子育てライフが不安な毎日に
結婚して１０年。
不妊治療や死産を乗り越え、
やっと生まれた我が子。
これからの子育てライフを
楽しみに毎日を過ごしていました。
初めての子どもで育児も初めて。
色々なことが起きると、
ネットで検索したりして、
「なるほどー」
「子育てはこうやってするんだ！」
「こんなことが起きても大丈夫なんだ」など
学びながら子育てをしていました。
子供は一人ずつ個性もあることも
分かっていましたが、
息子はとても敏感で、
成長していくと
「あれ？！何か違う？」
と思うことも増えていきました。
もしかして発達障害？
と思うこともありましたが、
保育園の先生に相談しても
「まだ小さいし個性だから大丈夫よ〜」
と言われ、
私も深く考えないようにしていました。
三歳児健診で、
一人だけパニックになり
大泣きして大騒ぎ。
身体測定で洋服を脱ぐこともできませんでした。
やっぱりみんなと違う。
発達障害かもしれない・・・
と思い、
その場にいた相談員の方に
今まで気になっていた事を話しましたが、
「まだ小さいし個性かもしれないから
様子みましょう」
と言われて終わり。
また同じか・・・
不安が拭えず、
ネットサーフィンをし情報を集める毎日。
息子は成長するにつれ、
些細なことで癇癪を起こし
パニックになったりするので、
癇癪を起こさないように
先回りして準備をしたり、
癇癪のことがわがままで起きてると思い、
躾を厳しくしていきました。
出かける時も、
癇癪を起こして迷惑をかけない様
ピリピリしたり、何かあると、
すぐに怒ってしまいイライラしていたので、
自分の子育ての仕方が間違えてるのでは
と不安になり、
さらにネットで
「イライラしない子育て」など検索し、
本を見つけては購入して読む毎日でした。
不安は的中 息子は自閉スペクトラム症
２０２０年４月
保育園の年中に進級するときに、
０歳から通っていた保育園を登園拒否に。
コロナが流行したばかりの時で、
看護師をしていた私は
すぐに休みも取れなく、
両親に預けながら仕事をしていました。
子供は元気をなくし不安感が強く
１日に何十回も
「ママ怖くなってきちゃった」
と表情が固まってしまう日々が続きました。
子どもを怖がるようになっていた息子は、
なかなか保育園にいくことができなかったので、
私がそばにいれば元気になると思い休職。
今までは、
フルタイムで夫の仕事も手伝っていたので、
時間も心も余裕がなくイライラし
怒っていると思っていました。
これからは、
時間も心にも余裕が持てるから大丈夫！と
思っていましたが、
買い物に行きたくても外に出れない。
初めての場所は不安でパニックになり大泣きする。
癇癪を起こす息子に振り回される毎日に、
イライラして怒鳴ってしまい悪循環となり、
罪悪感で辛い日々。
そして、
ネットや本からイライラしない子育てや、
癇癪を起こさない様にする情報を得て
実際に行おうとしましたが、
すぐにいつもの子育てになってしまい、
「なんで自分はできないんだろう」
と自分を責めていました。
登園拒否も不安感も変わらなかったので、
児童精神科を受診。
すぐに発達検査が行われました。
結果は
「自閉スペクトラム症・感覚過敏」
と診断され、「やっぱり・・」と腑に落ち
自分の子育てのせいでは
なかったという安心感と、
これからの息子の未来を考えると
ショックと不安で号泣する毎日でした。
絶望の闇の中にいる私が希望の光との出会い
２０２１年６月
息子の特性を理解し、
以前よりは受け止められ
怒ることも少しは減りましたが、
毎日のように起こる癇癪や息子に
振り回される状況は変わらず、
気持ちに余裕がないと小さいことでも
ムキになって怒ってしまったり、
癇癪を起こすと私までヒステリックになり
怒鳴ってしまうことも多かったです。
また、発達障害・自閉スペクトラム症の
関わり方を検索したり、
本を読んで関わってみても、
癇癪が起きると学んだことを実践！
という状況ではなくなり、
一緒にパニックに。
そんな毎日を繰り返し、
出口の見えないトンネルに入り、
「このまま引きこもりになるのかな」
「小学校にはいけないかな」
「引きこもりのまま大きくなって
家庭内暴力とかになるのかな」 など
ネガティブなことばかり
考えていくようになり、
息子のできないことばかりを
見てしまうようになっていました。
子どもといることも辛くなっていて、
抑鬱状態となり、
心療内科に通うか悩んでいたところ、
「何かあるたびに落ち込んでいられない！」
「薬に頼らず元気なママでいたい！」
と思い、セルフケアで気持ちが楽になり、
自分も変化できる方法を調べ、
シンプルパフォーマンスセラピーと
出会えました。
藁をもすがる思いで申し込み。
初めて三ツ間さんとお会いし、
シンプルパフォーマンスセラピーを
体験すると、三ツ間さんの笑顔と
セラピーで何か温かいもので
包まれたような感覚で、
「私はもう大丈夫なんだ！私には
シンプルパフォーマンスセラピーがある」
と思える様になり、
気持ちがとても楽になりました。
私の変化で息子も激変！
２０２１年７月
それから
シンプルパフォーマンスセラピーを
毎日行うことで、気持ちが
楽になっていきました。
また養成講座で脳科学を学び、
なぜ、自分がイライラしてしまったのか。
なぜ、色々なことを学んでも実践できないのか。
なぜ、息子のことを理解し受け止められなかったのか。
などの理由がわかり、
思い込みの爆破やセパレーションなど
スキルを行っていくと、
私の見え方・捉え方が変わっていきました。
「こうあるべき」という考え方がなくなり、
他の子どもと比較することがなくなり、
人の目が気にならなくなりました。
そうすると、私の息子への声かけの仕方や、
関わり方にも変化が出てきて、
臨機応変に対応できるようになったり、
癇癪を起こしてもセパレーションをすることで
感情移入することもなく、
落ち着いて待つことができ、
癇癪も長引かなく回数も減っていきました。
表情もよくなり、１日に何十回も
「怖くなってきた」と言っていましたが、
３ヶ月でほとんど言わなくなりました。
今まで学んできた発達障害の
子育ての方法や新たに学んだスキルも
抵抗感なく実践できるようになり
さらに効果も出ていました。
しかし、自分に余裕がなくイライラして
怒ってしまったり、
私の気持ちが落ち着いた状態ではないのに、
スキルだけ行っても息子には伝わらなく、
しっかり心を整えて行うことで息子も
変化していきました。
保育園は私も付き添えば短時間で
時々いけるようになっていましたが、
運動会やクリスマス会などイベントには
参加できなかったです。
しかし、３月の卒園式には自分から
参加すると決め、私と離れてお友達と
一緒に行動することができました。
少しずつ自信がついた息子は、
家にいるときの声も大きくなり、
色々なことにチャレンジするように変化！
小学校は息子のことを考え支援級とし、
新しい環境が苦手なので１１月から時間をかけ、
小学校の協力を頂き子どもがいない時間帯に、
何回も通い少しずつなれるようにして行きました。
そして２０２２年４月
小学校の入学式は自分で
「頑張る！」と決断し、
入学式にも参加！
学校にも付き添いながら通うことができ、
授業を受けたり、休み時間は校庭で
たくさんのお友達の中で、
クラスのお友達と一緒に
遊べるようになりました！
今では癇癪を起こすことも激減し、
起きてもすぐに切り替えられるように
なっています。
辛かった過去を多くのママの未来に役立てたい
今回の経験で、
ママが子どものことを理解し受け止めることが、
子どもにとって何よりもの愛情や安心感となり、
重要なことだと実感しました。
そのためには、
ママの思い込みを手放し、
子どものことを理解し受け止められる
ママの心の状態が必要です。
シンプルパフォーマンスセラピーを
私が実践したことで、私の息子への
見え方・捉え方が変わり、
息子にも変化が現れ、癇癪が激減しました。
そして、
あれだけ子どもを怖がり
公園にも行けなかった息子が
小学校での生活を送れるようになり、
お友達と遊びたいと言うようになりました！
発達障害で癇癪を起こす子どもがいるママは、
毎日不安と辛い思いをしながら、
必死に子どもと向き合っていると思います。
そんなママたちに、
シンプルパフォーマンスセラピーを手渡し、
ママも子どもも笑顔となり、
明るい毎日を過ごして欲しいと強く願います。
そのためにも
発達障害のお子様を持つママたちに
シンプルパフォーマンスセラピーを
一人でも多くの方に届けられるよう、
スマイルバンク総研でお役立ち情報を
発信していきますので、
子育てに悩むママは私の記事、
『子供のかんしゃく』のカテゴリー記事を
チェックしてくださいね！
親子で笑顔が絶えない毎日が
おくれますように・・・^^
発達障害の子どもの癇癪が激減し
集団生活ができるようになれる
シンプルパフォーマンスセラピー
シンプルパフォーマンス・ナビゲーター
大井かおる
