『人類の目覚め』へのガイドブックから学ぶ「自己否定」の始まりは?

~「自己否定」にはいいも悪いもありません~

「どうせ私なんて」
「いつも私ばかり損をする」
「あの人の態度は冷たい。嫌われている」
なぜか自分を否定する言葉を口にしたり、
考えたりしていることってありませんか?

 

「あの人はいつも褒められるのに、私は…」
「あの人に出来ることが、満足にできない」
人と比べて自分の悪いところばかりが
気になる。

 

「みんながそうしたいなら私もそれでいい」
「私の意見は参考にならないから」
自分より周囲の意見を優先させてしまう。

 

「目があったけど、何か悪いことしたかな」
「気を遣って声を掛けてくれているのかな」
掛けられる言葉や態度を
否定的なモノとして受け止めてしまう。
でも、そんな自分を克服したい。

 

もっと自分らしくラクに生きたいと
考えている人も多いはずです。
今回は、つい否定的な考え方をしてしまう
原因を究明すべく、
こちらの本を読んでみました。

 

少し堅苦しい印象を受けるタイトルですが、
深層心理学という理論を元に初心者でも、
とてもわかりやすく書かれています。
とても興味深い内容になっていたので
少しだけご紹介させていただきますね。

 

人類の目覚めへのガイドブック

著者:天外伺朗 

こちらの本では、はっきりと伝えています。
誰しもが母親の子宮を強制的に
追い出された時から、
「自己否定」が始まっています。

 

子宮から出て来なかった人はいないので、
人間であれば全員が
持っているものなのです。

 

これを心理学では
「バース(誕生の)トラウマ」
と読んでいます。

 

暖かくふわふわと揺られ、
なんの不安もなく守られていた
とても居心地のいい場所から
突然押し出されるのです!

 

胎児にとっては、いかに不本意で
衝撃的な出来事でしょう!
自分の存在が否定されたと感じて、
トラウマが形成されてしまうのです。

 

その上に、自己否定の強い親による
しつけがなされれば、さらに強化されて
子供に受け継がれてしまします。

 

学校教育や友人関係などから
ネガティブな体験が蓄積されることで、
益々、自己否定感が形作られます、
自己否定は自分を守るために、

 

「あの人が悪い」と人のせいにしたり、
他人をコントロールしようとしたり、
不安や恐怖を抱かせて、
様々なネガティブな行動を引き起こします。

 

しかし、自己否定が悪いことばかりを
引き起こすわけではありません。

 

社会を良くすること、成長すること、
進歩すること、成功することなど
今の自分から少しでもよくしようと、
負けるもんかと、努力したり、
頑張る原動力になります。

 

自己否定、それ自体にいいも悪いもなく、
誰しもが持っているのに、
持っていることを否定するから
苦しい思いをすることになるのです。

 

まずは、自己否定がよくないことだ、
という呪縛から離れましょう。
自己否定している自分を発見したら、
「ああ、自分はいま自己否定しているな」
と見てあげて、

 

そのまま優しく抱きとめて下さい。
自己否定をやめようとは絶対にしないで
そのまま徹底的に気が済むまで
自己否定を続けましょう。

 

自己否定していると気づいた時に、
意識を操作するだけの簡単ワークです。
自己否定すること自体をやめようとすると、
むしろ無限ループにハマってしまい、
抜け出せなくなります。

 

やめようとはせずに、
徹底的にやり切ることで、
自然とその回数も減ってくるでしょう。

 

ただ、忙しい毎日の生活の中で
毎回、自己否定の意識を操作して
徹底的に繰り返すのはなかなか
難しいかもしれませんね。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
自己否定してしまう根幹部分を
深堀することなく、
1日3分のセルフケアで簡単に
取り除くことができます。

 

自己否定から生じる不安や恐怖、
ネガティブな感情に振り回されず、
自分を受け入れやすくなります。

 

自分を受け入れることで、
より自分らしく活き活きとした
楽しい毎日を過ごせるようになります!

 

そのためにも、オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね!

 

【執筆者:土居千鶴】

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