〜プラシーボ効果を活用しましょう！〜
思い込みの力は様々な形で
利用されています。
スポーツ選手に言われる
イメージトレーニングや
一番有名なのがプラシーボ効果と
ノーシーボ効果でしょう。
プラシーボ効果とは偽薬を処方しても、
薬だと信じ込むことによって
何らかの改善がみられることをいい、
ノーシーボ効果とは、同じ偽薬を飲んでも、
効果もあるが副作用もあると
信じ込むことによってその副作用が
より強く出現することと言われています。
どちらも思い込みによって効果が
みられることに変わりありません。
思い込みは無意識です。
そこに良い悪いの判断はなく、
そうなるという事実があるだけなのです。
問題はどんな思い込みを持っていて、
そこにはどんな効果があるか、
ではないでしょうか。
私たちは日常的にも、
思い込みの力を発揮しています。
例えば、
「黒猫が通ったら不吉なことが起こる。」
「靴を右から履いたら、
よくないことが起きる。」
「上司に叱られた、
だから私はダメなんだ。」
逆に
「笑う門には福来る」
「虹を見たから、きっといいことある。」
「左から靴を履けたから、
今日もいつも通りにできる。」
一つの現象に対して、
過去の出来事やその時の気分を根拠に、
未来に起こる事も過去と同じに違いないと
関連づけてしまう思い込みです。
嫌な思い出や感情と関連づければ、
本当は欲しくない結果が、
楽しかった良い思い出や感情と繋がれば、
良い結果が手に入ります。
脳の原理の中に、『節約的安定化原理」
というものがあります。
なるべく少ない情報で、
わかりやすくて都合のいい答えを出して、
早く安心しようとする原理を言います。
そして、一度安定するとなかなか修正
できない性質を持っています。
事実かどうかは別に、
「〜かもしれない」が
「〜に違いない。絶対そうだ」
に代わってしまします。
だから、
黒猫が通れば、不吉と思っていれば
起きた出来事を不吉と捉え、
笑っていれば、その時のことを
楽しいと捉えます。
思い込みは無意識の部分で
発揮される力です。
性質上変えることは、
なかなか難しいでしょう。
なんて、普通は考えるでしょう？
それだって、思い込みですよ。
変えられると思い込めば、
変えられるんです。
だって、
そうういう原理、性質、なんですから。
そのためには、まず自分の思考くせを
把握することが必要ですね。
自分の今を知ることで、
なりたい自分との違いが
浮き彫りになります。
それに気づきだけでも、普段の考えに
疑問が湧き、違う角度からの考えも
取り入れられるようになります。
なお、シンプルパフォーマンスセラピーでは
ネガティブに考える思い込みを、
誰でも簡単に手放すことができます。
さらに、1日たった3分のセルフケアで
思い込みを書き換えて、
ポジティブな思考で自分が望むものを
引き寄せることもできるようになります。
今の自分の考えクセ・思い込みを
書き換えて、
新しい自分の可能性を広げたい方は、
ぜひ、オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^
【執筆者：土居千鶴】
