疲れた心はひねくれがち!「最高の休息法」から学ぶ前向きな感情で心を満たす方法

~ネガティブな思考の悪循環で
ストレスを蓄積しないために!~

今でこそシンプルパフォーマンスセラピーの
スキルを習得したことで、イライラや
ストレスなどのネガティブな感情に
飲み込まれずに前向きな感情を
持てるようになった私ですが、

 

スキルを習得する前はちょっとしたことでも
『あ~なったらどうしよう』
『こうなるかもしれないなぁ』と、
常に起きもしていないことに対して、

 

自分自身に不安を煽って、勝手に落ち込んで
イライラするそんなことを
繰り返していました。

 

まだ1人目が生まれたばかりの頃、
義母との関係で悩んだことがあり、それが
結果として、いろんな悪循環を
生んでしまいました。

 

まさに起きもしてないことに対する不安が
ネガティブな状況を作り、イライラや
ストレスをさらに助長させていたような
状態でした。

 

義母はとてもお人好し。義母自身が姑に
いじめられてきた経緯もあり、私のことを
とても大切にしてくれています。
こんなありがたいことはないですよね。

 

そんな義母が、私の子育ての仕方に対して、
『これはしないの?』

『こうしたらよかったよ』

『これはどう?』など
たくさんアドバイスをしてくれました。

 

私はその優しさに対して、初めは素直に
受け取れていたのですが、、
子どもの月齢が進み新たな心配が増えて
余裕がなくなってきた私は、その
アドバイスに対し

 

『私の育児のやり方を否定してるの?』
ネガティブに受け取るように
なっていきました。それからというものの
次に会うときが決まれば、

 

『また言われたらどうしよう』

『このやり方違うって言われたら
どうしよう』などと

 

1人で悶々と、ネガティブなことを考えて、
イライラやストレスを積み上げて
いくようになり、しまいには義母のことが
苦手になってしまいました。

 

苦手でも、義家族との関係は切るわけには
いかず、夫に相談し、気持ちが落ち着くまで
なるべく会わないようにしたいと伝え、
会う回数を減らすことにしました。

 

が、そのことに対して次は義父から会う度に
小言が始まり…。

 

また違うネガティブな状況を引き起こして
しまったことで、
状況はさらに悪化。
夫ともそのことが原因で喧嘩することも増え
全てが悪い方へと向かって行って
しまいました。

 

このように、先のことに対する
ネガティブな思考が悪循環を生んでしまう
原因を究明すべく、こちらの本を
読んでみました。

 

具体的な実践ワークがイラスト付きで
わかりやすく書かれていて
とても理解しやすい1冊です^ ^

 

「最高の休息法」

著者:久賀谷亮

マインドフルネスはご存知ですか?
マインドフルネスは、瞑想の宗教性を排除し
取り組みやすくより実用的にしたもので、
『脳の最高の休息法』だと、
この本では記載されています。

 

この脳の休息こそがストレスや
イライラの低減、他人へのマイナス感情の
抑制にとって必要になります。

 

そしてこの休息法の一つとしてやさしさの
メッタ(メッタ・プログラム)が
紹介されています。

 

メッタとは、『慈愛、つまり人に対する
愛情と慈しみを内面に育てる方法で、
簡単に言えばポジティブな感情を
自分の中に育てる技術』とのことです。

 

メッタプログラムは以下の通り、

①呼吸にただただ意識を向ける
マインドフルネス呼吸を10分続け、

②自分が慈しみたい人を
心の中にイメージし、
それによって起こる身体の感覚や
感情の変化に注意を向け、

③その人に向けて次のフレーズを
心の中で唱える

 

『あなたが様々な危険から安全で
ありますように』

『あなたが幸せで心安らかで
ありますように』

『あなたが健康でありますように』

 

こうして、苦手な人のことを考えている時の
自分の心と身体の変化に注意を向けて、
心の中で先ほどのフレーズを唱える。

 

そうやって、ポジティブな感情を内面に育て
他人へのマイナス感情を減らし、脳に疲れが
たまりづらい状態を作ることで、
ストレスの低減を図るものだそうです。

 

そしてこの本ではこんな印象的な一言も
記載されていました。

 

『心や脳の疲れは、“他人に対する
やさしさの欠如”という形で現れる』
義母が私にしてくれたアドバイスもそれを
自分が否定されていると受け止めていたのは
紛れもなく私自身。

 

私の心や脳の疲れが、義母へのやさしさの
欠如としてひねくれた解釈の一つになって
しまったのだろうとわかりました。

 

では、実際にこのようなネガティブな思考の
悪循環に陥ってしまった時に
どうしたら良いのかというと

 

✅自分の心や身体の状態を確認してみる
(睡眠不足じゃないか、
ストレスは溜まっていないか など)

✅先のことをネガティブに妄想しない

✅自分のことを責めない

 

つまり、『否定されている!』と勘違いした
あの時の私は、ほとんど眠れず、
子どもの体調面でも心配なことがいくつか
あったのも影響してかなり、
ストレスを抱えている状態で、

 

そしてその日を境に
義母と会う=否定されるかも=ストレスに
変換されていたということがわかりました。

 

『また起きるかもしれない』と未来のことに
不安になって、自分にとっても
相手にとってもネガティブな状況を
作り出してしまうのは
もったいないことですよね!

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
1日たった3分のセルフケアで、
ネガティブな思考や感情に
振り回されなくなったり、

 

未来に対する不安や過去に対する傷も
客観的に見ることができるようになります!

 

そして、自分は自分のやり方で良いと思える
心を育むことができるようになります!

 

また、先ほどのメッタプログラムの中に、
『苦手な人のことを考えて、その時の心や
身体の状態を確認する』とありましたが、
それってなかなかハードですよね。笑

 

苦手な人のことを考えるだけでもストレスを
感じてしまう方も多くいると思います。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
苦手な人のことをじっくり考えずとも、
きっちり相手との線引きができて、
自分のことをしっかりと守ることが
できるようにもなれます^ ^

 

前向きな感情で心を満たすためにも
シンプルパフォーマンスセラピーを
ぜひ実践してみてください♪

 

【執筆者:室屋梨沙】

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