〜子どもの勉強のやる気を
目覚めさせる方法〜
子どもに
「勉強やりたくないよ」
「なんで、勉強なんかしないと
いけないの?」と言われ、
勉強をやりたがらない子ども
に、てこずったことはないですか?
「なに言ってるの」
「勉強は将来役に立つの。
文句言っていないで勉強しなさい」
という声が聞こえてきそうです。
かつて、日本が
高度経済成長時代の社会では、
学校で身につけるスキルや集団規律、
勤勉性はそのまま学校卒業後の
生産労働に結びついていました。
そのため、親と子どもに
とって、学校へ行くこと
学業に励むことは明白で、
子どもたちの学業意識は
高かったのです。
その時代には、
「なんで、勉強しないといけないの?」
と考える子どもは少なかった
でしょう。
その後、社会が変わるにつれて
学校で学ぶスキルや集団規律が
労働に結びつきにくくなりました。
学校基本調査によれば
2020年度は、高校進学率98.8%
で、54%が大学に進学しています。
誰もが、普通に高い学力を持つ
ようになったため、
学業の価値や意義が揺らいで
きています。
そのため、一部の勉強が得意な
子どもを除いては、学業意欲は
下がり、
「なんで勉強しないと
いけないの?」と感じ
勉強そのものの価値を疑うように
なってきました。
そうだとしても勉強は大事
ですよね。
意味がわからずやらされた感が
あり続けるのも、子どもの
モチベーションがあがりません。
では、どのように子どもたちに
説明したらよいでしょうか?
ほとんどの親御さんは
「将来、役に立つからだよ」とか
「勉強しないと、いい大学に
いけないよ。そしていい会社に
就職できないよ」とか
言っていませんか?
「将来、役に立つからだよ」
と言われても、大人も認識
しづらいですよね?
子どもだとなおさらです。
子どもの意識は、今現在の出来事に
集中しているため、
将来のことなど考えることが
できません。現実味がないのです。
であればどうするか。
どんなふうに、どんなときに
勉強が役立つのか具体的に
伝えることです。
例えば、漢字が読めないと
好きな本や漫画も読めない
とか、計算ができないと
自分が持っているお金
で買い物ができないとか
自分の生活に置き換えて
勉強をしないと不利に
なるデメリットを伝える
ことです。
また、「いい大学に入って
いい会社に就職できない」と
いうのも同じです。
いい大学に入れば何がよいのか
いい会社に入ればどんなメリット
があるのか、説明するとよいでしょう。
例えば、虫の好きな子には
虫の研究ができる大学を
一緒に探しましょう。
ここで注意して欲しいのは
そこに合格する
ことを目標にするのではなく、
その大学で、どのような研究が
されているか、子どもが興味を
引きそうな内容を共有しましょう。
その大学に入ることが目標に
なってしまうと、合格したあと
目標を見失い、今度は無気力に
なる可能性もあるからです。
子どもたちには、自分の
今の生活に直結した内容から
勉強がなぜ必要なのか
根気強く伝えることが
大切です。
しかし、子どもに説明しても
よく理解していないようだし
毎日、
「なんで勉強しないといけないの」
という子どもに
「いいから、早く勉強しなさい」
と怒鳴り続け、疲れているお母さん
にはシンプルパフォーマンスセラピー
がおすすめです。
シンプルパフォーマンスセラピー
をすることで、
「なんで、勉強しないのだろう」
とイライラする気持ちを手放す
ことができます。
また、
「うちの子は勉強できない」
と思い込み、他の子と比べて
不安になっているお母さんの
そのような思い込みも
なくすことができます。
子どもに対するネガティブな
思い込みをなくすことで
子どもの得意なことを見つけ
出すことができ、あとはそこを
褒め伸ばすだけです。
得意なことを褒めることで子どもが
自信を持てるようになります。
そうすると、勉強のやる気にも
繋がっていきます。
子どもの将来の希望や夢を
共有し、一緒に考え
子どもが夢を実現できるように
応援していきましょう。
ぜひ
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会にきてくださいね
【執筆者:川﨑 より子】