病院イヤ!そんな発達障害の子どもが癇癪を起こさず受診できる方法

発達障害の子どもを病院に連れて行くのはとっても大変ですよね。癇癪を起こし家から出れなかったり、病院でも落ち着かなく、行くだけでもママはぐったり。子どもの特性を理解しママの対応を変えるだけで落ち着いて行けるようになる方法をお伝えします!

 

癇癪を起こす発達障害の子どもを病院に連れて行くことの大変さ

子どもは病院が大嫌いですよね。
ですが特に小さい頃は
病気の時だけではなく、健診や
予防接種など病院に行く回数も
多くなります。

 

「病院に行きたくない!」と泣き、
病院へ行ったものの、
診察までにグズグズ。

 

医師の前では、診察拒否。
診療が止まってしまい
謝りながら部屋を出る・・・

 

医師や看護師には白い目で見られたり、
なかには傷つく言葉を言う医師も
残念ながらいるのです。

 

私の発達障害&感覚過敏の息子も、

「病院」

という言葉だけで癇癪を起こし、
家の中では逃げ回り、
大声で叫びながら机の下に
隠れてしまう状態でした。

 

このような状態を繰り返していたので、
もちろん病気のことは心配ですが、

「また病院に連れて行くのか・・」

と私も病院に行くことがとても苦痛
なっていました。

 

発達障害の子どもが病院を嫌がる理由

発達障害の子どもは、
頭の回転が良かったり
創造力豊かだったり
感受性が高い子どもが多いです。

 

そのため、
より怖がりで不安を抱きやすいから
病院を嫌がるのは当然なんです。

 

また、次のような発達障害の子どもの
特性も病院を嫌がる理由になっていると
考えられます。

 

*見通しが立たないことへの不安

私たちは、今までの経験から
病院は何をするところだろう、
予防注射だったらどのような手順で
行われるかわかりますよね。

 

しかし、子どもはこれから、
何をされるのか、どうしたらいいのか
わかりません。

 

特に、発達障害の子どもは、
感受性が強いので、
何か自分に嫌なことをされるんだ
という空気を察します。

 

ですが、どんなことがはじまるか
わからないので不安に倍増して
しまうのです。

 

*不安が強くネガティブなイメージを
 溜め込みやすい

過去に病院で、

・先生に怒られた
・痛かった
・無理矢理押さえつけられた

など、嫌な経験があったとしたら、
『病院は嫌なもの』という記憶が
ずっと残ります。

 

そのため、次に病院に行くことを
嫌がるのは当然ですよね。

 

『白衣=嫌なことをする人』


と記憶されているかもしれません。

 

*感覚過敏がある

発達障害の子どもは、
感覚過敏があることも
多いです。

 

感覚過敏は本人でも
どうしようもできないものです。

 

そして、その辛さは親でさえ
わかってあげることが難しい
のです。

 

では、具体的にどのようにしていけば
いいのでしょうか。

 

病院を嫌がる子どもへの対応

*病院に行く前の対応・事前準備が大切

①医者との相性
・子どもの特性を理解し、
ママが安心できる医師を探す

 

②事前に子どもに説明
・これが何よりも大切。
・見通しがつくように、
また嘘をつかずに説明する。
・子どもの理解度に合わせて、
これからの状況をわかりやすく
説明する

 

*病院にいってからの対応

・緊張や不安を取り除く
ゆっくりとした言葉かけ
ママがそばにいることを伝える

・伝えられたら、しっかりと子どもの
 特性を伝えることが大切。

・手や足をゆっくりさすってあげる。
 さすることが、診療や治療される
ことへの緊張や不安を取り除くことに
繋がります。

 

・終わったら思いっきり褒める

 

このように、子どもの特性を
知ることにより、対応の仕方が
わかりストレスが減ることも
あるのです。

 

そして、特性を理解し対応することで
子どもに安心感を与えることが
できます。

 

ですが、対応をしたくても
話した途端に癇癪を起こしてしまうと、
話もできないですよね。

 

先ほどお伝えしたように、
発達障害の子どもは感受性が強いので、
何か自分に嫌なことをされるんだという
空気を察します。

 

なので、ママが落ち着いて話していても、
無意識にママの表情が硬かったり、
声のトーンが緊張していつもと違う
声になると、

 

子どもは不安を感じ、
以前の記憶と重なり、強い不安感に
襲われ癇癪を起こすのです。

 

落ち着いて病院に行けるようになる方法

ではなぜ、無意識に表情が硬かったり、
声のトーンが緊張した声になったり
するのでしょうか。

 

人の意識には、潜在意識と顕在意識があり、
潜在意識は、普段自分では意識していない・
意識できない意識で”無意識”とも言います。

 

その逆が顕在意識で、言語として説明が
できたりします。

 

私たちが普段考えてるのは
顕在意識ですが、意識の割合を9割
占めてるのは潜在意識なので、
言動に大きく影響するのは、
潜在意識になります。

 

そのため、潜在意識に

「癇癪を起こしたらどうしよう」
「病院にいけなかったらどうしよう」

といった思い込み、
ネガティブな感情があると、
無意識に言動や思考に現れます。

 

そのため、潜在意識にある思い込みや
ネガティブな感情により表情が硬かったり、
声のトーンが緊張した声になるのです。

 

そして人は、会話の9割が表情や
声のトーンで情報を得ているので、
落ち着いて話していても、

 

ママの不安や緊張感が子どもに
伝わり、子どもも不安となって
癇癪を起こしていたのです。

 

なので、子どもに対応する前に
ママの思い込みを手放す必要が
あるのです。

 

そこでお勧めするのが、
潜在意識にアプローチできる
シンプルパフォーマンスセラピーです。

 

私の息子も、
私がシンプルパフォーマンスセラピー
思い込みを手放し、息子にあった対応を
行ったことで、

 

病院に対しての癇癪がなくなり、
落ち着いて病院に行けるように
なりました。

 

ぜひ、
シンプルパフォーマンスセラピー
ママのネガティブな思い込みを手放し、
落ち着いて病院に行けるよう
対応してくださいね!

 

【執筆:大井かおる】

 

▼発達障害の子どもの病院嫌いを
なくし癇癪を起こさない
シンプルパフォーマンスセラピー
もっと詳しく知りたいかたはこちらを
購読してみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました