発達障害の子どもの癇癪がなく子どもと落ち着いて買い物にいける方法

発達障害の子どもが癇癪を起こし買い物ができないことありませんか。
また、工夫をしても癇癪を起こしてしまいママにとって買い物がストレスに
なることも。子どもと落ち着いて買い物をしたいママに、工夫をしても
癇癪を起こす原因と解決策をお伝えします!

 

発達障害の子どもはなぜ買い物にいきたくないの?

発達障害の子どもが
買い物に行きたくないと言って
出かけられないことはありませんか?

 

また、買い物に行っても「早く帰ろう!」と
せかされたり、ひどい時は癇癪を起こしたり。

 

これではゆっくり買い物もできないですよね。
ではなぜ、発達障害の子どもが
買い物に行くのを嫌がるのでしょうか?

 

「発達障害者の買い物の困りごとに関する
アンケート調査 報告書」に、
発達障害者の買い物をするときに困っている
ことや悩みについてまとめられています。

*音について
1位 店内のBGM
2位 館内放送
3位 ハンドドライヤーの音

*光・色について
1位 店内証明の明るさ・まぶしさ
2位 テレビ画面のディスプレイ
3位 看板や壁の模様

*においについて
1位 においがこもっている
2位 食べ物のにおい
3位 化粧品のにおい

*暑さや寒さについて
1位 寒すぎる
2位 暑すぎる
3位 湿度

*その他
1位 休憩に適する場所がない
2位 店内案内や地図がわかりにくい
3位 障害に理解あるスタッフがいない

こちらのアンケート結果を見ると、
音やにおい、色などの五感に関する悩み、
つまり感覚過敏が関係していることが
わかります。

 

感覚過敏とは、
外からのさまざまな
刺激を受け取り(受診)、
その刺激の情報を脳に伝達し、
脳がその情報を理解します。

この受診や伝達、理解のどこかで
過剰に反応してしまうことで
感覚過敏が起こります。

 

個人差がありますが、
日常生活に支障をきたしてしまうような
レベルになると、感覚過敏と言われ
支援の対象にもなります。

 

発達障害の子どもは感覚過敏
抱えている子が多いです。

 

その為、これらの感覚過敏により、
お店で流れている音や人混みなどからの
情報に過剰に反応するため苦痛となり、
「買い物に行かない!」
という言葉が聞かれるのです。

 

また、買い物先で嫌な経験をしていると、
その時の記憶が残っているため、

 

また同じ経験をするのではないか
という不安や、当時の記憶から
不安になりそのお店や場所に
行きたくないと拒むこともあります。

 

買い物に行きたがらない子どもへの対応

感覚過敏により買い物に行きたくない
子には、不快になるものをできる限り
無くしてあげたいですよね。

 

そのための工夫として、

・匂いが辛い時はマスクをする
・音が辛い時はヘッドホンや耳栓をする
・光が辛い時はサングラスをつける
・人混みや雑音が辛い時は買い物をする
 時間帯や曜日を考慮する
・こまめに静かなところで休憩をする
・出かける時は眠い時や機嫌が悪い時は控える
・楽しい気持ちになるように
買い物が終わったら
楽しいことが
待ってるように工夫する

・買い物に行こうと思えた時、
行ってる最中は特に
頑張ってることを
認め褒めたり声かけをする

・疲れている時は無理して行かない

などがあります。

 

これらのことを行っても、
拒否があったりお店に対して
ネガティブなイメージがある時は、
日を改めたり、いやなことがなかったのか、
気持ちに寄り添います。

 

また、新しい環境に行くことがとても
苦手な子どももいます。

 

可能な限り普段から行き慣れている
お店を選びますが、どうしても行かないと
いけない時は、事前に理由を話し、
お店の写真を見せることで、先の
予測ができ不安な要素を減らすことが
できます。

 

ですが、これだけの対応をしていても、
買い物を拒んだり癇癪を起こしたり
することもありますよね。

 

では次に工夫をしていても
癇癪を起こしてしまう理由を
お伝えしますね。

 

工夫をしても子どもが癇癪を起こしてしまう理由とは

いろいろな工夫をしていても、

「買い物中に癇癪起こしたら嫌だな」
「買い物にいけるかな・・」
「人に迷惑かけたらどうしよう」

など、心配不安な感情を抱えて
子どもと関わっていませんか?

 

発達障害の子どもを持つママは、
色々なところで謝ったり辛い経験を
されてる方が多いです。

 

先回りして迷惑をかけないように、
神経をピリピリさせながら買い物を
するので、些細なことにも反応して
子どもに注意してしまったり、
いつもより大きな声で怒ってしまったり。

 

この様な経験の積み重ねから、
買い物に行くことに対して不安心配
抱いてしまうのです。

 

そしてママの不安や心配な感情から
子どもも不安で落ち着かなくなり、
癇癪を起こすという負のループに
陥るのです。

 

不安な感情は脳の脳幹を刺激し、
感情を正常に保つために重要な働きを
しているセロトニンの分泌を低下させます。

 

まだこのセロトニンの分泌が少ない
子どもにとっては不安になることが
脳内のホルモンのバランスを崩し、
癇癪という行動になりやすいのです。

 

また、ママが不安になることで子どもが
不安になるのには理由があります。

 

例えば、小さな子どもが笑っていると、
こちらまで優しい気持ちになりますよね。
この様なことを心理学では『情動感染』
呼ばれています。

 

そしてこうした現象を引き起こす脳の働きが、
神経細胞の一つで共感細胞と呼ばれる
ミラーニューロンです。

 

映画やドラマに感情移入して
悲しい気持ちになって涙を流したときには、
ミラーニューロンの働きが関与していると
言われています。

 

また、ある論文によると、
「不安を言葉や態度で強く
表現している人が視界に入ると、
自分も同様の経験をする可能性が高く、
それにより脳のパフォーマンスが
影響を受ける」とされています。

 

すなわち、自分の意思に関わらず
影響を受けてしまうという特徴も
あるので、ママが不安や心配などの
ネガティブな感情でいる場合は、
子どももネガティブになりやすい
のです。

 

このことからも、ママの不安や心配が
子どもが癇癪を起こす理由の1つ
なることがわかります。

 

ですから、ママの不安や心配を
取り除かなけば、工夫をしていても
癇癪を起こしてしまうのです。

 

子どもの癇癪が落ち着き買い物が楽しい時間になる方法

ママの心配や不安を取り除くには、
潜在意識にある買い物や癇癪での
辛い感情ネガティブな思い込みなどを
手放さなければ取り除くことができません。

 

なぜなら、
人の意識は潜在意識と顕在意識の
2種類があり、無意識と呼ばれる
潜在意識が意識の9割を
占めているからです。

 

そのため、潜在意識にある
感情や思い込みが言動に大きく
影響しているのです。

 

ですから、潜在意識に不安や心配などの
ネガティブな感情や思い込みがあると、
思考もネガティブになってしまい、
不安や心配が無意識に出てしまうのです。

 

この潜在意識にあるネガティブな感情や
思い込みを手放すことができるのが、
シンプルパフォーマンスセラピーです!

 

シンプルパフォーマンスセラピー
行うことで、潜在意識にある
ネガティブな感情や思い込みを
手放すことができ、

 

買い物や癇癪に対する辛い感情を
手放すことができるので、
不安や心配がなくなります!

 

そして、
ママの不安や心配がなくなることで、
子どもにネガティブな感情が
情動感染することがないので、
子どもも癇癪を起こすこともなく、
落ち着いて過ごすことができます。

 

ぜひ、
シンプルパフォーマンスセラピーで、
お母さんのネガティブな思い込み
不安な感情を手放し、
子どもの癇癪が落ち着いて、
子どもとの買い物を楽しんでくださいね!

 

【執筆:大井かおる】

 

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