寝る前のルーティンは変えない!発達障害の子どもの癇癪を防ぐママの関わり

発達障害のお子さんが、寝る前の準備でいつもと順番が違うと怒ったり癇癪を起こすことありませんか?そして対応していても癇癪を起こしてしまうこともありますよね。一つ順番が変わるだけでも落ち着かなくなるこだわりの理由と癇癪を防ぐ方法をお伝えします。

 

ルーティーンが崩れると癇癪を起こして大変!

今日も1日終わり、さあ寝よう!
と寝る準備をしているときに、
いつもと1つ順番が違うだけで
発達障害のお子さんが癇癪
起こす時ありませんか?

 

トイレに行きたいから、
先にトイレに行くこともあり、
いつもと順番が変わることも
ありますよね。

 

しかし、発達障害の子どもは、
こだわりが強いので、いつもと
同じでないと落ち着かないのです。

 

ここで、発達障害のお子さんの
こだわりについてお伝えしますね。

 

発達障害の子どものこだわりとは?

こだわり行動がある場合は、
ある物や場所など特定の対象に、
非常に強い執着を見せるだけではなく、

 

それが変化することを異常に嫌ったり、
気に入った同じ言葉や行動を繰り返したり
することが起こりやすくなります。

 

こだわりは、
脳機能に由来するものであって、
心理的な要因によるものではないと
考えられています。

 

育て方やしつけ、環境が原因ではない
ということです。

 

こだわり行動の特徴は、

・変化を受け入れられない
・同じことを繰り返す
・新しいことや環境に対して、
 拒否反応を示す

があります。

 

こだわりの対象となるものは、
子ども一人ひとり異なり、
非常に広範囲で多岐にわたります。

 

「マイルール」を曲げられない、
特定のもの(電車やアニメ等)に
異常なまでに執着する、
などが代表例としてあげられがちですが、

 

「食べ物」「衣服」などへのこだわり、
イレギュラー(いつもと違うこと)への
拒否反応なども、こだわり行動による
可能性があります。

 

こだわり行動は性格ではありません!

一見性格によるものに見えがちですが、
障害特性によるものです。

 

周囲からは理解が得られないことが
少なくありませんが、
本人も自分の意思でコントロールできずに
やってしまうことがあります。

 

こだわりは、脳機能の特性によって、
こだわりの対象への非常に強い欲求が
現れてしまうことが前提にあります。

 

強制的にやめさせようとしたり、
叱責したりしても、
そもそも本人がコントロールできず、

 

何度も繰り返してしまい
失敗体験が積み重なるため、
大きなストレスとなってしまい、
望ましくありません。

 

ママの思い込みを手放し癇癪を防ぐ方法

こだわりのことがわかると、
1ついつもと違うだけで、
癇癪を起こしたりしてしまう
理由がわかりますね。

 

そのため、お子さんの
ルーティン見守り行えるように
環境を整えることも大切なことです。

 

しかし、
これらのことを理解していても、
心に余裕がない時や、
気持ちがネガティブな時は、

 

子どもに合わせて行うことが
できなかったり、
つい小言を行ってしまう時
ありますよね。

 

そして、その言葉や態度から
子どもが癇癪を起こしてしまい、

「なんで言ってしまったんだろう」

と後悔することも・・・

 

ネガティブな時は思考もネガティブな
状態なので、ものの見え方捉え方も
ネガティブになってしまいます。

 

そして、
今までのママの経験などから
脳の記憶に刷り込まれた
潜在意識にある思い込みによって
無意識に、

「わがままなことを言ってる」
「なんでだめなの?」

などといったネガティブな思い込みが
言動に現れるからなのです。

 

そのため、
潜在意識にあるママのネガティブな
思い込みを手放すことが、
癇癪を予防するためには大事な
ことなのです。

 

このネガティブな思い込みがある
潜在意識にアプローチできるのが、
シンプルパフォーマンスセラピーです。

私も、シンプルパフォーマンスセラピー
行い、ネガティブな思い込みを
手放したことで、私の思考が変わりました。

 

そしてに余裕を持つことができたので、
息子の夜のルーティンを受け入れられ、
落ち着いて対応することができ、
癇癪を予防することができています。

 

シンプルパフォーマンスセラピーで、
ママのネガティブな思い込みを手放し、
お子さんとゆったり落ち着いた夜を
お過ごしくださいね。

 

【執筆:大井かおる】

 

▼こだわりからの癇癪から解放されたい方は
こちらをご覧くださいね!

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