歯磨き嫌い!発達障害の子どもの歯磨きによる癇癪をママが予防できる方法

歯磨きをしないと虫歯になる!と思っても、歯磨きで癇癪を起こしてしまう発達障害のお子さんもいますよね。歯磨きは毎日のことなので毎回癇癪になると憂鬱になります。そんな歯磨きに対する癇癪を予防する最も大切な事をお伝えしますね。

 

歯磨きが苦手な発達障害の子どもたち

発達障害のお子さんで、
歯磨きすることに強く抵抗し
癇癪を起こしてしまうお子さんも
いますよね。

 

ママも子ども歯磨きをするだけで
一苦労・・・

 

歯磨きは毎日のことなので、
気持ちよく済ませたいところですが、

 

色々な理由から苦手となっている
発達障害のお子さんにとっては、
歯磨きをすることは大きな勇気です。

 

そして、発達障害の特性による困難さは、
一人ひとり異なります。

 

「歯磨きが苦手」と一口に言っても、

歯磨きをすること
されることを嫌がる
歯磨きが上手にできない…

などさまざまな「苦手」があります。
まずは、何に「苦手」を
感じているのかを
知ることからはじめましょう。

 

発達障害の特性と歯磨きが苦手な理由

*感覚過敏(触覚過敏があり、
 刺激に耐えられない過敏)がある

・口の中に歯ブラシが入ること
自体を嫌がる
・触っているだけなのに痛みを
強く感じる
・歯ブラシを噛んで磨くのを
阻止しようとする
・仕上げ磨きの時など顔を触られる
ことを嫌がる。

 

*味覚過敏があり、特定の味が苦手

・歯磨き粉の味が嫌で吐き出してしまう
・メントールの刺激が苦手で
口に含んでいられない

 

*完璧主義(こだわりがある)

・過度な時間をかけて歯磨きをする

 

*感覚鈍磨鈍麻があり痛みに気づかない

・虫歯の痛みや違和感に気づくことが
できずに発見が遅れる
・血が出るまで強く歯茎をこすってしまう

 

*多動がありじっとしていられない

・手足をばたつかせてしまう
・同じ体制で座っていること
寝ていることができない

 

*集中力を保ことが苦手

・全ての歯を磨く前に飽きて
やめてしまう

 

*身体の感覚をつかむことが苦手

・歯ブラシを喉まで入れすぎてしまう
・力加減ができない
・歯ブラシのゴシゴシ運動
(左右に小刻みに動かすこと)が
できない

*口周りの機能の発達に課題がある

・口から水が流れ出る
・水を飲んでしまう
・うがいができない

 

他にも、
過去の「痛かった・嫌だった経験」
トラウマになり拒否をしているケースと、

 

感覚過敏などの特性によって
刺激が苦手なケースがあります。

 

また、両方のケースが重なっている
こともあります。

 

これらのように、
発達障害の子どもはその子の特性により、
歯磨きに対してさまざまな苦手の原因を
抱えていることがわかります。

 

歯磨きの工夫をしても上手くいかなかった過去

そして、毎日のことなので、
発達障害のお子さんを持つママ達は、
色々なことを調べてその子にあった
方法を試してると思います。

 

ですが、本やネットなどで調べて
チャレンジしてみるけど
書いてあるように上手くいかない・・

 

そんな経験をされているママも
多いと思います。

 

私も、発達障害&感覚過敏の
息子の歯磨きにはとても苦戦し、
いろいろ調べて試す毎日でした。

 

上手くいったかなと思っても、
次の日にはできなかったり、
チャレンジする前から癇癪を起こして、
できなかったり。

 

そして、できない事から
イライラして怒ってしまい
癇癪もヒートアップ・・・
悪循環になっていました。

 

今思うと、
私が色々な対応を知っていても、
実際歯磨きができなかった理由が
わかります。

 

それは、

「完璧に磨かねばならない!」

と思い込んでしまい、、
息子の気持ちにから寄り添えて
いなかったのです。

 

この思い込みのせいで、
無意識に肩にも力が入り、
いつもより表情は硬く、
声のトーンも変わり、

「いつものママ」

ではなくなっていました。

 

発達障害の子どもは感受性が強いので、
いつもと違うママや、
何か自分に嫌なことをされるんだ
という空気を察します。

 

そのため、
ママがいつもと違うということや、
どんなことがはじまるか
わからないので不安が倍増し、
歯磨きをする前から抵抗を
してしまうのです。

歯磨きしない!の癇癪を予防する最も大切な事!

ではなぜ、無意識に表情が硬かったり、
声のトーンが緊張した声になったり
するのでしょうか。

 

人の意識には、潜在意識と顕在意識があり、
潜在意識は、普段自分では意識していない・
意識できない意識で”無意識”とも言います。

 

その逆が顕在意識で、言語として説明が
できたりします。

 

私たちが普段考えてるのは
顕在意識ですが、意識の割合を9割
占めてるのは潜在意識なので、
言動に大きく影響するのは、
潜在意識になります。

 

そのため、潜在意識に

「しっかり歯磨きをしないといけない!」
「親の私がちゃんとやらないと!」
「虫歯になったらどうしよう」

といった思い込みネガティブな感情
あると、無意識に言動や思考に現れます。

 

そのため、
潜在意識にある思い込みにより
緊張感や心配などで、表情が硬かったり、
声のトーンが緊張した声になるのです。

 

そして人は、会話の9割が表情や
声のトーンで情報を得ているので、
落ち着いて話していても、

 

ママの心配や緊張感が子どもに
伝わり、子どもも不安となって
癇癪を起こしていたのです。

 

ですから、
子どもに歯磨きの対応する前に
ママの思い込みを手放す必要
あるのです。

 

そこでお勧めするのが、
潜在意識にアプローチできる
シンプルパフォーマンスセラピーです。

私がシンプルパフォーマンスセラピー
思い込みを手放したことで、
緊張感や心配もなくなり、

 

肩の力も抜け、
その時の息子の状況に合わせて
臨機応変に対応することが
できるようになりました。

 

すると、息子も徐々に抵抗感もなくなり、
癇癪を起こさず、歯磨きを行えるように
なったのです。

 

ぜひ、
ママのネガティブな思い込みを手放し、
歯磨きに対する癇癪を予防して、
お子さんにあった対応をしてくださいね!

 

【執筆:大井かおる】

 

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