発達障害の子供が癇癪を起こさず新しい食べ物にチャレンジできる方法


発達障害の子どもの偏食が酷くて頭を悩ませてるお母さんも多いですよね。少しでも多くの種類のものを食べてほしくてチャレンジしても癇癪を起こしてしまうことも。子どもが癇癪を起こさず新しい食べものにチャレンジできるようになる方法をお伝えします!

 

なぜ発達障害の子どもは偏食の子が多いの?

発達障害のお子さんで偏食が酷く、
ママが頑張って食べさせようとすると、
癇癪を起こして余計に食べてくれなくなる
ことはありませんか?

 

子どものことを想い色々考えて作ったのに、
拒まれたり、癇癪が起こるとイライラしたり
悲しくなったり辛い気持ちになりますよね。

 

ある調査の結果によると、
110人の自閉スペクトラム症児のうち、
半数以上が偏食を示したという研究結果が
あります。

 

実際、多くの発達障害のお子さんや
大人の方も、通常の好き嫌いの範囲では
おさまらないような偏食傾向の強い方は
多くいます。

 

ここで、偏食になる代表的な2つの理由を
お伝えしますね。

 

*感覚過敏

発達障害の子どもに偏食が多いのは、
感覚過敏を抱えている子が多いからです。
そのため、

・フライは口の中が痛くて食べられない
・しいたけやナスを噛んだ感触が気持ち悪い
・物を噛む音が気持ち悪くて食べられない
・マヨネーズなど特定の匂いがするものが
 食べられない

など感覚の鋭さ故に、
他の子には感じられない敏感さ繊細さ
強い子は偏食になりやすい傾向があります。

 

*想像の特異性

・初めて見る食材・料理は食べられない
・赤い食べ物は気持ちが悪い

 

など想像の特異性からくる”こだわり”から
生理的に食べられない子もいます。

 

このような特異性から
偏食となっているので、
嫌いだから食べないのではなく、
食べられないのです。

 

そのため、
ママが頑張っても食べられなく、
癇癪を起こして表現をしていたのです。

 

ではどのように対応したら
癇癪を起こさず食べられる様に
なるのでしょうか。

癇癪を起こさず食べられる様になるために大切なこと

それは、ママが頑張りすぎないで
子どもの特性を理解見守ることです!

 

バランスよく栄養をとって欲しいなど
真剣に考えてるからこそ、偏食に対して
不安を感じているママも多いはずです。

 

しかし、偏食はアレルギー同様、
体質の問題であることも多く、
無理して食べると拒絶反応から嘔吐したり、
トラウマになって食事自体の嫌悪感がます
リスクもあります。

 

そのため、子どもの特性を理解し
見守ることがとても大事になるのです。

 

そこで大切なのは、ママが理解し見守る
ということですが、頭ではわかっていても、
このままでいいのかなとママが不安
なることもありますよね。

 

不安になって頑張ってしまい
つい強く食べることを勧めてしまったり、
不安からネガティブなことを考えてしまい
イライラしてしまったり。

 

栄養面を考えたり、将来のことを
考えると不安になるのは親心ですよね。

 

ですが、ママが偏食について不安なになると、
子どもにも情動感染してしまい、

「食べられないことはいけないこと」
「食べられないからダメなんだ」

と子どもも不安になり自信をなくして
しまいます。

 

その結果、不安な感情が脳の脳幹を刺激し、
感情を正常に保つために重要な働きを
しているセロトニンの分泌を低下させるため、

 

まだセロトニンの分泌が少ない子どもは
余計に不安になり癇癪という行動に
なりやすいのです。

 

子どもの不安をなくし、
癇癪を起こさないためにも、
ママが不安にならないことが
大事になります。

 

では、どうしたらママの不安を
取り除くことができるのでしょうか。

ママの不安をなくすことが癇癪を起こさなくなる鍵!

ママにとって不安なことは

「栄養面は大丈夫?」
「学校の給食が食べられるか心配」

など様々なことが不安になると思います。
これらの不安は、今までのママの辛い経験
思い込みが影響しています。

 

私たちが普段考えてるのは
顕在意識ですが、意識の割合を9割
占めているのは潜在意識なので、
言動に大きく影響するのは、
潜在意識になります。

 

そのため、潜在意識に

型にはめた考え方思い込み
お母さんが偏食のことで
経験した悲しい辛い感情があると、
無意識にネガティブな思い込みが言動や
思考に現れます。

 

ですから、頭ではわかっていても
潜在意識にあるネガティブな
思い込みのせいで、
不安になってしまうのです。

 

この思い込みを手放すことが、
ママの不安を取り除き、
子どもの癇癪を起こさない鍵となります!

 

そして、この思い込みを取り除けるのが、
シンプルパフォーマンスセラピーです。

 

シンプルパフォーマンスセラピー
行うことで、潜在意識にある
思い込みネガティブな感情を
手放すことができ、
偏食に対する辛い感情が
なくなるので、不安がなくなります。

 

また、お母さんの不安がなくなり
理解してくれることで、子どもも安心
癇癪も落ち着いてくるのです!

 

私の発達障害&感覚過敏の息子も
私の不安がある時は、食べることに
チャレンジすることもなく、
強く進めたりすると癇癪を起こすことも
ありました。

 

ですが、私の不安がなくなり、
理解し見守ることができる様になると、
少しずつ

「これ食べてみようかな!」

と自分から新しいものを食べてみることが
増え、そのことがまた自信にもなり、
チャレンジして食べられる様に
なったものも増えてきています!

 

ぜひ、
シンプルパフォーマンスセラピーで、
お母さんのネガティブな思い込みや
不安な感情を手放し、
子どもが癇癪を起こさず新しい食べ物に
チャレンジができ、
食事の時間が楽しい時間に
なるといいですね!

 

【執筆:大井かおる】

 

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シンプルパフォーマンスセラピー
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