ママは仕事を辞めなくても大丈夫!発達障害の子どもの癇癪が激減する方法

ママに時間のゆとりができたら発達障害の子どもの癇癪は起きないと思っていませんか?そのため子どものために仕事を辞めようと思っているママもいると思います。ですが、ママが仕事をやめても癇癪は起きるのです。その原因と解決方法をお伝えします。

 

ママに時間の余裕ができても癇癪は変わりません!

家事や子育て、仕事など
自分のことを後回しにして
毎日忙しく動き回っているママ達。

 

本当にお疲れ様です!

 

ただでさえ、目まぐるしく毎日が
過ぎ去っているのに、癇癪が起こると、
どっと疲れが出ますよね。

 

そして癇癪が起こることで、
家事や仕事にも影響が出るのも
ありますが、

 

何よりも癇癪の時間は
子どももママもとても辛い時間なので、
1秒でも早く落ち着いて欲しいですよね。

 

そんな時に、

「時間に余裕があれば癇癪は起きないかな」

「仕事を辞めればゆっくりそばにいられて
 癇癪も落ち着くかな」

と思うママも多いと思います。

 

もちろん、時間に余裕ができれば、
焦ることもなく、ゆったりした気持ちで
関われますよね。

 

ですが、時間だけ余裕ができても
癇癪は起きるのです。

 

子どものそばにいれば落ち着くと思っていた過去

私の発達障害&感覚過敏の息子は、
年中さんから保育園を登園拒否
していました。

 

その時、
私が仕事を休めば落ち着いて
行けるようになれると思い、
休職しました。

 

登園拒否になってから、
1日に何十回も不安を口にし、
できることも自分ではできなく、

「ママやって〜」
「ママ〜ママ〜」

と毎日毎日言われ、
不安も強いので
買い物にも行けない状態。

 

徐々に私もイライラして、
そばにいることで、
子どものできないことばかり
気になってしまいました。

 

そのため、
子どもに小言や注意ばかりしていたので、
子どももさらに不安が強くなり

癇癪を起こすことも増えて、
私も一緒に癇癪を起こしてしまう
最悪な状態でした。

 

このように、
時間に余裕ができても、
癇癪は落ち着くどころか、
悪化してしまったのです。

 

ではなぜ、
時間に余裕が持てたのに
子どもの癇癪が悪化したので
しょうか?

 

発達障害の子どもの癇癪や不安な気持ちはママにもうつるの?

そばにいて子どもの癇癪や
不安な表情を見ていると、

頭では穏やかに対応しよう!
と思っていても、
徐々にイライラや不安な気持ちに
なっていきます。

 

それは、
例えば、陰鬱な表情を
みているだけで気分が沈んだこと
ありませんか?

 

また、明るい笑顔は
見ているだけで気持ちが
明るくなってきますよね。

 

このように、
ある人の感情がほかの人に
伝わっていく現象を、心理学では
「情動感染」と言います。

 

この情動感染を脳科学的に見てみると、
「ミラーニューロン」という
神経細胞が影響しています。

 

ミラーは「鏡」、
ニューロンは「神経細胞」

 

「鏡」というネーミングが
その働きをうまく表現しています。

 

相手の行動やそれに伴う感情を読み取り、
「鏡」に映したように自分の脳が、
相手と同じ動きをするのです。

 

そのため、
癇癪を起こす息子のそばにいることで、
情動感染し私もイライラしていたのです。

 

また、私の不安も強くなり、
ネガティブな思考となっていったので、
息子のできないところばかりに
目がいってしまい、小言や注意ばかり
していました。

 

不安イライラしてるママの顔で、
できないところを指摘されていたら、
子どもも余計に不安になったり、
イライラしますよね。

 

発達障害の子どもは、
不安や怒りなど自分の感情を
うまくコントロールできなく、

 

また、言葉でうまく伝えられないので
癇癪として現れます。

 

このようなことから、私たち親子は、
負のループに陥っていったのです。

 

ですが、今は退職して
在宅で仕事をしていますが、
昔のような二人で癇癪を起こしたり
買い物に行けない状況では
ありません!

 

ではなぜ、あんなにひどかった
状態から今のように落ち着いた生活
送れるようになったのかお伝えしますね!

 

時間のゆとりよりもママの心を整える方が子どもも変わる!

それは、私が
シンプルパフォーマンスセラピー
出会い、私のが整ったからです!

 

セルフケアでセラピーを行ったことで、
息子と自分の感情を分けることができ、
情動感染しなくなったので、

 

癇癪が起きたとしても、
落ち着いて対応することが
できるようになりました。

 

すると、息子も癇癪の回数が激減し、
切り替えも早くなったのです。

 

今、仕事で息子と関わる時間は、
休職していた頃より断然短く
なっています。

 

ですが、私のを整えたことで、
ママも子どもも落ち着いた毎日を
手にいれられるようになり、

2人で買い物に行ったり、
笑顔が多くなりました。

 

時間のゆとりも大事ですが、
何よりも、ママのを整えることが
発達障害の子どもにとって
大事なことだと強く思います。

 

ママのを整えることで
子どもも変わります!

 

今ママもお子さまも辛い思いを
されている方は、勇気を出して
一歩を踏み出してくださいね!

 

【執筆:大井かおる】

 

▼もう子どもの癇癪の辛い日々から
抜け出したい方はこちらをどうぞ!

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