急いでる時に発達障害の子どもの癇癪はつきもの?!
朝の慌ただしい時間、
いざ出発!という時に
発達障害のお子さんが
「いきたくない!」
などと言って、
癇癪を起こすこと
ありませんか?
「急いでるのに!」とママの焦りや
イライラもピークとなり、
「早くしてよ!」
「行くよ!」
といつもより大きな声で怒って
しまい、癇癪がヒートアップ!
もう、朝からとっても疲れますよね・・
ではなぜママが急いでるときに限って、
子どもは癇癪を起こすのでしょうか?
急いでる時に癇癪が起きる原因
ママが急いでる時はどのような状況か
思い浮かべてみてください!
・ママはいつもより慌ただしく動く
・ママは早い口調になり声も大きくなる
・マイペースな子どもや夫にイライラ
・表情はいつもより硬い
・イライラした雰囲気をしている
いかがですか?
この状況、昔の私の状況ですが、
皆さんもあてはまることが
あると思います。
全てネガティブな内容で、
文章からもイライラが
伝わってきますよね。
発達障害の子どもはとても敏感なので、
いつもと違うママの変化を察知し、
不安になります。
そして、ママのイライラや焦りが
子どもに伝染することで、
子どももイライラしたり、
不安になってしまうのです。
ママのイライラが子どもに伝染するの?
なぜママのイライラが
子どもに伝染するのかというと、
例えば、陰鬱な表情は
みているだけでも
気分が沈んできます。
でも明るい笑顔は
見ているだけで気持ちが
明るくなってきます。
人と人との感情は、
伝染病のように伝染します。
このように、
ある人の感情がほかの人に
伝わっていく現象を、心理学では
「情動感染」と言います。
この情動感染を脳科学的に見てみると、
「ミラーニューロン」という
神経細胞が影響しています。
ミラーは「鏡」、
ニューロンは「神経細胞」のことです。
「鏡」というネーミングが
その働きをうまく表現しています。
相手の行動やそれに伴う感情を読み取り、
「鏡」に映したように自分の脳が、
相手と同じ動きをするのです。
ですから、
ママがイライラしたり、焦ったりすると、
情動感染で子どももイライラや不安に
なるのです。
この様に、ママの心の状態が
子どもにも影響し、
うまく表現できない時に、
癇癪として現れるのです。
ママが落ち着くことで癇癪は防げます!
以前の私も、
朝の慌ただしい時間は
先程のような状況でした。
そのため、子どもが癇癪を起こし、
朝からグッタリすることが
何度もありました。
ですが
シンプルパフォーマンスセラピーと
出会い、セラピーを毎日行うことで、
焦る時でも落ち着いて行動や声かけが
できるようになったので、
発達障害の息子も不安にならなく、
癇癪を起こさず出発できるように
なりました。
ママは、色々なことを掛け持ちながら、
毎日必死に家族のために頑張っています。
そんなママが少しでも穏やかに
過ごせるためにも、
シンプルパフォーマンスセラピーで
毎日の慌ただしさや、
イライラなどから解放され、
お子さんの癇癪を
防いでくださいね!
【執筆:大井かおる】
▼朝から癇癪に
ふり回されたくない方は
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