発達障害の子どもが癇癪を起こさず洋服を着替えられるようになる方法

発達障害の子どもの洋服のこだわりが強いと、他の洋服を勧めて癇癪を起こして大変なことになることありますよね。この癇癪、お母さんの思い込みも影響しているんです。なぜお母さんの思い込みが癇癪に影響するのか原因と対策をお伝えします!

 

どうして洋服にこだわりがあるの?

発達障害の子どもの中には、
洋服を何枚用意しても
同じ洋服や気に入った洋服しか
着てくれなかったり、

 

また、真夏に長袖、真冬に半袖など
季節感がおかしい洋服を着たりするので、
熱中症や風邪を引くなど体調面も心配に。

 

そして他の服を進めたり強く促すと
癇癪を起こすこともあるので、
お母さんも困ってしまいますよね。

 

なぜ発達障害の子どもが
洋服のこだわりが強くなる傾向に
なるのかご存知ですか?

 

発達障害の子どもは
物事にこだわりが強くなる以外にも、
感覚過敏を抱えていることが多いです。
そのため、洋服に対しても
強いこだわりを持つことがあります。

 

・タグの位置が気になる
・匂いが気になる
・チクチクとしたセーターが着られない
・ボタンが怖くてボタンの洋服が着られない
・真夏なのに長袖&長ズボンを履きたがる

 

など、こだわりの種類は様々です。

 

発達障害の子どもに感覚過敏の子が多いのは
脳の機能が影響しています。

 

通常であれば、音や光などの刺激が入ると、
脳は刺激のボリュームを適度に調整する
働きがあります。

 

しかし、何らかの原因によって
その機能がうまく働かず、
大きな音などがそのまま伝わったり、
さまざまな刺激に対して過剰に反応したり
することがあります。

 

過敏も程度に個人差がありますが、
日常生活に支障をきたすほどに
その症状がみられる場合があります。

 

そのため例えば、
同じ柔軟剤を使っていれば
全て同じように感じるのでは?
と思いますが、発達障害の子は
少しの違いを敏感にキャッチします。

 

また、シャツの素材がちょっと違っただけで
不快になりイライラしたり・・・

 

このように全ての感覚が
研ぎ澄まされているのが、
発達障害の特徴なのです。

 

だからこそ、
ちょっとした変化に対応する事も
子どもにとっては強いストレスとなるのです。

 

そして子どもがストレスになっていることを
お母さんに理解してもらえない事や、
無理強いされることで自分の不快な感情を
コントロールできなくなり癇癪
起こしてしまいます。

発達障害の子どもが癇癪を起こさないための洋服の選び方

お着替えの時に癇癪を起こさないためには、
感覚過敏の特性を抱えてる発達障害の
子どもにとって、苦痛とならない洋服を
選ぶことが大事になります。

 

*子どもがなぜその洋服にこだわりを
持っているのかを見つける

・服の素材
・匂い
・半袖が恥ずかしい
・同じ洋服だと安心する

など、子どもにしかわからない
こだわりポイントを見つけます。

 

*同じ服を複数枚買っておく

色や素材のこだわりが特に強い場合は、
着られる服を複数枚買っておくことが
おすすめです。

 

*決まった服をローテーションで着る

子どもにとってもお母さんにとっても
一番安心なのが、毎日決まった服を
ローテーションで着る方法です。

 

このように色々な対策を行っていても、
お着替えの時に子どもが癇癪を起こし
頭を抱えることありませんか?

 

対策をしていても癇癪を起こしてしまう
原因をお伝えしますね。

癇癪を起こすのはお母さんの無意識の思い込みが影響?

私も、発達障害&感覚過敏の息子に
洋服のこだわりを言われた時、

「わかった!」

と受け止め子どもが希望した洋服を
着せましたが、子どもが急に癇癪
起こした過去があります。

 

今思えば、言葉では受け止めていましたが、
無意識に顔は怒った顔で声はいつもと違い、
仕草も荒くいかにも怒ってる!という態度に
なっていたので、息子は癇癪を起こしたのです。

 

ではなぜこのように、無意識のうちに
怒った態度になってしまうのでしょうか?

 

人の意識には、潜在意識と顕在意識があり、
潜在意識は、普段自分では意識していない・
意識できない意識で”無意識”とも言います。

 

その逆が言語として説明ができたりする
顕在意識です。

 

私たちが普段考えてるのは
顕在意識ですが、意識の割合を9割
占めているのは潜在意識なので、
言動に大きく影響するのは、
潜在意識になります。

 

そのため、潜在意識に

「洋服のこだわりがなく着てほしい」
「人にどんな目でみられてるんだろう」
「洋服を洗っていないと思われたら嫌だな」
「親の躾ができてないから
わがままなんだと言われ悲しい」

 

といった、型にはめた考え方思い込み
お母さんが洋服のこだわりのことで
経験した悲しい辛い感情があると、
無意識にネガティブな思い込みが言動や
思考に現れるのです。

 

そして怒りの感情は、
第二感情なので悲しい辛いなどの
お母さんの感情により怒りの感情として
現れています。

 

そのため、顕在意識で受け止めていても、
潜在意識にあるネガティブな思い込み
せいで、怒ってる態度になってしまうのです。

 

そして子どもは、9割が声のトーンや
表情から情報を受け取ります。

 

なので、言葉では受け止めていても、
声のトーンや表情に怒りの感情があると
子どもには伝わらなく、

「自分のことを理解してもらえない」

と思い不安悲しさの感情となります。

 

そして、この不安な感情が脳の脳幹を刺激し、
感情を正常に保つために重要な働きを
しているセロトニンの分泌を低下させます。

 

ですから、まだこのセロトニンの分泌が
少ない子どもにとって不安になることが
癇癪という行動になりやすいのです。

お着替えの時に癇癪を起こさないで着替えられる方法

頑張って洋服の対策をしてるのに、
お母さんの無意識の思い込みで
癇癪を起こしたらお母さんも辛いですよね。

 

だからこそ、
お母さんのネガティブな思い込み
手放し、心を整え関われるようになること
が大事になるのです。

 

そして、子どもに
「お母さんは理解している」
ということを伝えていくことで、
子供は安心感が得られ、
癇癪も落ち着きます。

 

子どもが癇癪を起こさないためにも、
おすすめするのは
シンプルパフォーマンスセラピーです。

 

シンプルパフォーマンスセラピー
行うことで、潜在意識にある
思い込みやネガティブな感情を
手放すことができ、

 

洋服のこだわりに対する辛い感情
なくなるので、無意識に怒った態度を
とってしまうことがなくなります。

 

そして、
人の目も気にならなくなるので、
人にどう思われてるのか
気にならなくなります。

 

また、お母さんが理解してくれることで、
子どもも安心自信にも繋がるのです!

 

ぜひ、
シンプルパフォーマンスセラピーで、
お母さんのネガティブな思い込み
辛い感情を手放し、
子どもがお着替えの時に癇癪
起こさないで着替えられるようになると
いいですね!

 

【執筆:大井かおる】

 

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