不要な思い込み 「○○すべき」のなくし方

~子育てを苦しめる
ネガティブな情報~

日々、子育てをしていると、
子どもに対して
怒りがこみあげてくることが、
たくさんあるのではないでしょうか?

 

「いいかげんにしなさーい!」
と怒鳴ったあとで、
「あ~、またやってしまった・・・」
「なんで、こんなに
子どもにイライラするんだろう・・・」

 

と罪悪感にさいなまれる・・・。
世の多くの親たちが悩むところです。

 

そもそも、「怒り」の感情には、
身近な相手にほど、
強くなるという特徴があり、
家族に対しては、特に
出てきやすいのです!

 

ましてや、毎日、
四六時中一緒の我が子に対して、
どれだけ愛していても、

 

可愛くても、
これだけ身近だと、
忙しいママが怒ってしまうのは当然!?
とも言えるのではないでしょうか。

 

とは言っても、やっぱり、
できるだけ穏やかに子どもと接したいし、
ママだって日々、
気分よく過ごしたいですよね。

 

そもそも、
どうして怒りが
わいてきてしまうのでしょうか?

 

実は、怒りは「こうあってほしい」という
自分の思い通りにならないときに
わいてくるものです。

 

「こうしてほしいのに、
なんでやってくれないの?」
「なんでわかってくれないの?」

 

そんなふうに思ったときに、
怒りがむくむくとわき上がってくるのです。
お心当たりありませんか?

 

ましてや、長く一緒にいる家族に対しては
「長く一緒にいるんだからわかってよ!」
「家族なんだから、
言わなくてもわかるでしょ!」
といったふうに、

 

わかってよ!
の期待値があがってしまい、
イライラ度も増してしまうのです。

 

まずは、
イライラは誰もがもっている感情で、
怒りを感じるのは当たり前であり、

 

特に家族に対しては
強くわいきてしまうものだ、
ということを認めてください。

 

そして、「怒ることはよくないこと」
「怒ることはみっともないこと」
といった怒りに対する
ネガティブなイメージを
取り払いましょう。

 

そして、その次は、
自分の怒りのクセを知って、
振りまわされないようになれれば
いいのです。

 

自分自身の怒りのクセを知るには、
「私って、どんなことで
怒っているのだろう?」と
振り返ってみるのがオススメです。

 

例えば
「子どもが時間にルーズだとイライラする」
「時間に余裕がないとイライラする」
「お願いしたことをやってもらえていないと
イライラする」などです。

 

合わせてどんな怒り方をするかも
知っておくといいです。
例えば「きつい言葉を投げかけてしまう」
「物に八つ当たりしてしまう」
「ぶつぶつイヤミを言ってしまう」など。

 

このような、
自分の怒りのクセを知っていれば、
「あ、またいつもの怒り方をしているな」と
わいてくる怒りを冷静に受け止めることが
できるようになります。

 

そうなれば怒りを爆発させてしまって
後悔するということが
なくなるはずです。

 

怒りのクセを振り返る方法として、
次、イライラしたときに
やってみてほしいことがあります。

 

イライラの気持ちがわいてきたとき、
あなたの頭のなかに
「○○すべき」という言葉が
出てきていないか?確認してみて下さい。

 

「○○すべき」という感情は、
「こうであってほしいな」という思いを
言葉にしたもので、
あなたが大事にしている
価値観が現れています。

 

その価値観が叶えられていない状況に
あなたはイライラしているということ。

 

例えば、
「小学生になったら、読み書き計算は
できるべき。
どうしてうちの子はできないの!」

 

「毎日宿題は取り組むべき。
どうして我が子はしたがらないの・・・」

 

「公共の場では、人に迷惑かけない
振る舞いをすべき。どこへ連れて行っても
うるさい我が子。
どこにも連れて行けない!」

 

など、そのパターンは人によって
様々です。

 

この「べき」には、
正解・不正解はありません。
どんな「べき」を信じるかは、
人それぞれ自由です。

 

ただ、気を付けたいのは、
「私の意見は絶対に正しい」
と思い込んでしまうことです。

 

「自分が正しい」と思い込んでしまうと、
その価値観を、つい人にも
押し付けてしまいたくなるものです。

 

また、「○○すべき」と思うことが多いと、
子どもがその期待にそった
行動をしないときに
イライラすることも増えてしまいます。

 

□朝起きたら歯磨きするべき
□脱いだらきちんとたたむべき
□ズボンとパンツは別々に脱ぐべき
□脱いだら広げて洗濯籠に入れるべき
□靴は脱いだら揃えるべき

 

など多くを望むとイライラの数も
どんどん増えます。

 

ママは、
自分自身に対する「べき」も
多く持っています。

 

□食事は手づくりであるべき
□子どもの面倒はすべて母親がみるべき
□子どもの教育にはお金をかけるべき
□習い事はかならずさせるべき
□父親も家事に協力すべき

 

こういった「べき」に
自分で勝手に縛られてしまうことで、
子育てがどんどん苦しくなります。

 

パートナーや子どもに対する「べき」は、
本当にゆずれないことだけにし、
自分に対しての「べき」も
辛いと感じるものであるなら、
どんどん取り払っていきましょう。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは、
「こうあるべき」といった
脳にすり込まれた思い込みが、

 

1日3分のセルフケアで
取り除くことができるセラピーです。

 

このセラピーのスキルがあれば、
あなたの脳から、
あなたの子育てを辛くさせている
ネガティブな情報である「○○すべき」
が取り払われます。

 

そうすれば、
あなたを辛くさせていた
思考から解放され、
子育てがもっと軽やかなものに
なりませんか?

 

ぜひ、一生もののスキルを身につけ、
ほんとうに必要な「べき」だけで
あなたの人生を軽やかに歩んでください。
オンライン体験会でお会いしましょう。
お待ちしています(*^^*)

【執筆者:角元奈津子】

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