感情をコントロールしなくていい理由

~自分にとっての情報を大切にしよう~

自分の感情に振り回されて、
ネガティブな感情を
何とかコントロールしようと
思い悩む人。

 

我慢することに慣れてしまい、
ネガティブな感情が起こっても、
それを必死に抑えて耐えようとする人。

 

ネガティブな感情にさらされ続け、
すでに感情に対して鈍感になっている人。

 

これらの人たちに共通するのは、
ポジティブな感情を感じる心に
乏しいという事です。

 

つまり、
幸せも喜びも感じることに乏しく、
満足感も得られにくい世界で
生きるということと
同じではないでしょうか。

 

感情をコントロールし、
感情を抑えて我慢することを
続けていれば、自分らしさも次第に
喪失していきます。

 

これはとってももったいないことです。
なぜなら、ネガティブな感情は、
自分にとって「貴重な情報」
だからです。

 

ネガティブな感情は
自分を愛していない時に感じるもの、
つまり、自分で自分を守り、
愛するための、自分の無意識からの
メッセージなのです。

 

コントロールしたり
抑えたりするのではなく、
自分のための情報として、
味方につけて寄り添いましょう。

 

感情には、ネガティブなものにも
ポジティブなものにも、
「理由」と「目的」があります。

 

自分では気づかない無意識で、
その目的を達成するために、
「怒り」という感情を
使うこともしています。

 

「怒り」が生じるのは、
圧倒的多数の人たちが、
自分で自分を価値ある存在だと認める
自己承認よりも、

 

他者から自分を
認めてもらうことを望む
他者承認を目指しているからです。

 

他者や周囲の出来事に
目を奪われている人ほど、
自分の心に無関心になり、
他者中心の生き方になります。

 

「他者中心の生き方」は
物事を他者を
中心にした視点でとらえて思考し、
判断し、そして選択し、行動していきます。

 

自分の心や思いや気持ちよりも、
外側にあるものに、
自分を合わせようとし、
適応させようとしたりします。

 

そのため、「思考や知識」が
自分の気持ちよりも
優先されます。

 

自分に意識を向けるか、
他者に向けるかで、選択するものも、
自動的に決まっていきます。

 

例えば、他者中心になって、
自分の意識が外側に向かえば、
他者を基準とした捉え方に
なるために、「他者承認」を
目指すようになるでしょう。

 

反対に、自分中心になって、
自分の気持ちや感情や欲求を
大事にした選択をしていけば、
「自己承認」を目指すようになるでしょう。

 

他者中心になればなるほど、
物事を判断する尺度は
外側に置かれるために、
自分で自分を認められなくなります。

 

自分で決めたり
選択できなくなり、
誰かがその基準を示してくれないと、
自信が持てません。

 

社会の圧倒的多数の人たちが
不安でたまらないことも、
焦り続けることも、
また、他者と自分を比較して、
勝ち負けや優劣を競うのも、

 

この社会が、ますます「他者中心」に
冒されていっているからだと
言えるでしょう。

 

そんな意識が蔓延してしまっている・・・
しかもこんな意識で
他者に認められようと
必死に頑張っても、

 

その欲求が満たされなかったら
どうでしょうか。

 

他者承認で得られない不満足感が、
自分の心の底に鬱積していたら、
どうでしょうか。

 

そんなネガティブな意識は、
どれだけでもネガティブな感情を生成し、
それを他者に
ぶつけないではいられないほど、

 

増幅していくでしょう。
これが「怒り」の正体です。
つまり、怒りは、

 

自分の本質とは違う軸で
人生を歩んできた人の、
心の叫びと言えます。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは
ネガティブ感情を手放せる、
セルフケアです。

 

怒りの感情をコントロールすることではなく、
根本原因となっているネガティブな感情を
手放すスキルが習得できるセラピーです。

 

また、ブレない自分軸を取り戻せるセラピー
でもあるので、
物事を判断する尺度を自分自身の
内側に戻すことができ、
他者との比較から逃れられ

 

自分自身で決断することにも
自信が持てるようになります。

 

ぜひあなたも、外側に向いた意識を、
シンプルパフォーマンスセラピーで、
自分自身の内側へ向けることで、
怒りの正体である他者中心の生き方から、
自分中心の生き方へ転じましょう。

 

オンライン体験会で
お待ちしています(*^^*)

【執筆者:角元奈津子】

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