イライラしたら言葉を見直そう!親子に必要な自己肯定感!

子どもの幸せはママの幸せから始まります!

我が子の幸せを日々願いながら、
子育てしている多くのママたち。
お子さんがどのような状態であることが、
幸せであると考えられていますか?

 

親が最終的に望むのは
子どもの幸せですが、
それがどのような状態か?ということまで
具体的にイメージできている親は
どのくらいいるでしょうか。

 

□誰からも愛される人であって欲しい
□いつも笑顔で明るく過ごして欲しい
□人に感謝できる人間に育って欲しい

 

色んな親の思いがあると思いますが、
一番大切なことは、
子ども自身が自分のことを
幸せだと感じられる状態であることが
大事ですよね。

 

子どもが自分のことを幸せだと
感じられている状態を
わかりやすく表現すると、

 

例えば、「君は自分のこと好き?」
そう聞かれた子どもたちが、
何の迷いもなく
「うん!私は私が好き!」
「私で良かった!」
と元気よく答えてくれる状態!

 

これは、子どもたちが
「自分が好き」「自分で良かった」と、
自分をまるごと受け止められていて、
自分に満足して幸せを感じている、
という状態だと言えます。

 

我が子がこんな風に
幸せを感じてくれていたら、
親としてこんなに嬉しいことは
ありません。

 

自分で自分のことをOKと思えるのは、
「自己肯定感」があるということ。
「自己肯定感」とは、
ありのままの自分を肯定し、
好意的に受け止める感覚のことです。

 

他人と比較するのではなく、
そのままの自分を認め、尊重し、
自己価値を感じることができる
心の状態を指します。

 

「子どもの自己肯定感を高めてあげたい。
でも、その方法がわからない」という親は
多いのではないでしょか。

 

ママ自身が、自己肯定感が低く、
悩んでいる場合もあるでしょう。
では、私たちは、普段、何を指標に
幸せだと判断しているのでしょうか?

 

世の中で
幸せの指標とされているものは
何だと思いますか?

 

学歴、収入、社会的地位
美貌、若さ
これらによって幸せがもたらされると
信じている人は多いです。

 

お金があれば何でも好きなことができる。
学歴が高いと、名のある会社に入れる。
それは確かにその通りかもしれません。

 

ところが、今ここのあげた幸せは、
人との比較のよって生まれるものです。
もっとお金持ちの人、もっと高学歴な人、
もっと美しい人が現れた途端に、

 

幸せは崩れ去り、
不幸に変わってしまいます。
幸福感が続くのは、
ほんのわずかな時間にすぎません。

 

母親となった女性たちは、
豊かな人生経験を積んでいます。
人との比較から生じた幸せなど、
一過性のものに過ぎないということも
すでに実感されているでしょう。

 

だからこそ、
我が子にはそんなはかない幸せでなく、
長く続く確かな幸せを
手にしてもらいたいと
願うのだと思います。

 

自分のことを認めることができていたら、
幸福はずっと続きます。
自分の中から沸き起こるような
幸せの実感を高めることが、
必要不可欠です。

 

子どもがこのような状態を保つには、
日頃、最も接する大人が
どのような態度を子どもにとるかが
大きく影響してきます。

 

一般的に子どもと接する時間が長いのは
やはりママであることが多いと仮定し、
子どもの幸せを考える時、
まずはママの幸せを考えることを
避けて通ることはできません。

 

子どもの幸せは、
ママの幸せが大前提なのです!

むやみやたらに褒めると危険です!

「自分が好き」という意識には、
2つの異なる種類があります。
どちらのタイプの自己肯定感を

 

育てるかにより、
子どもが感じる幸福感に、
歴然とした差が生じます。

 

「周囲の人の平均よりも優れているから」
「先生に高く評価されているから」など
人との比較によってもたらされる
自己肯定感は、
「条件付きの自己肯定感」です。

 

自分よりできる人が現れたり、
何回か失敗をして評価が低くなったり、
少しでも条件が悪くなると、
このタイプの自己肯定感は激しく揺らぎ、
消え失せてしまいます。

 

時には「自己否定」と
入れ替わることもあり、
とても不安定な状態です。

 

一方で、
「条件なしの自己肯定感」
もあります。

 

こちらは、「ダメなところも
いいところも全部含めて
自分が好き」というように、
自己受容ができている状態です。

 

人は誰しも完璧ではないので、
どんな自分でも自分はまるごとOK
と思えることに価値があります。

 

「条件なしの自己肯定感」は
自分よりできる人が現れても、
自分よりきれいだと
言われる人がいても、

 

何か失敗したときでも、
自己肯定感が
揺るがず安定しています。

 

自己肯定感の高い子に
育って欲しいと願うママたちが
求めているのは、
「条件なしの自己肯定感」です。

 

どんな状態の自分も認めて受け入れる。
失敗した時もひどく落ち込まずに
回復できる。
そんな強さとしなやかさを
育んであげたいですよね!

 

自己肯定感には
2つのタイプがあることを知り、
適切に取り扱うようにしないと、
この2種類がごちゃまぜになってしまう
恐れがあります。

 

本当は条件なしの自己受容型の
自己肯定感を高めたいのに、
よかれと思ってした言葉がけが、

 

実は「条件付きの自己肯定感」を
高める結果になってしまうことも
ありえます。

 

例えば、子どもが学校のテストで
100点を取った時に
こんな言葉がけをしていませんか?

 

「100点とって賢いね!」
「さすが!○○ちゃんすごい!」
「お友達よりできるんだ!」

 

褒めてあげれば自己肯定感が
高まるだろうと、
声をかけているというママは、
多いかもしれません。

 

ところが、
「100点をとって賢い!」
という言葉は、100点でなければ
賢くない、すごくない、価値がない
という条件付きの自己肯定感を
育てる可能性のある、
要注意ワードです!

 

「私は賢い!だから、私のことが好き。」
と思うようになった子は、
失敗することを受け入れられません。

 

賢い自分はいいけれど、
賢くない自分は受け入れられない、
という思考が働き、
失敗を必要以上に恐れたり
避けるようになってしまうわけです。

 

テストで100点がとれるくらいにまで、
勉強を頑張った行動のプロセスを
褒める方が良いでしょう。
能力と結果は褒めないことを
お勧めします。

子どもが危ない!大人が急いで自己肯定感を守って下さい!

昨年から、新型コロナウイルスの影響で
私たちの生活様式は多様に変化し、
それに対応する親、子どもの、
家庭内でのストレス度が

 

増していることが
調査結果でも明らかに
示されています。

 

国立成育医療研究センターが
2020年6~7月に行った調査によると、
72%の子どもがコロナ禍で
何らかのストレスを抱えていることが
明らかになりました。

 

このストレスには、
すぐにイライラする、集中できない、
自傷行為や家族・ペットへの暴力などの
反応も含まれています。

 

さらに、同センターの調査報告で
注目すべきなのが、
親子関係の深刻化です。

 

叩く、怒鳴るなどの
「子どもとの好ましくない関わり」が増えた
と答えた保護者は36%に上ります。

 

ステイホームの状況下で家族全員が
家の中で過ごさざるを得ず、
親の心に蓄積したストレスが

 

子どもに向けられ、
子どもが不快な思いを抱えている
可能性が考えられます。

 

家庭は家族の「安全基地」であり、
家庭は家族が社会の中で抱えたストレスを
癒す「憩いの場」です。

 

しかし、その場だけに留まることを
強要されると、
家庭は「収容所」のような
雰囲気になってしまいます。

 

狭い空間に家族がひしめきあい、
外出も最低限に控えなければならない。
学校にも会社にも行けず、
家の中でひたすらに自習や
リモートワーク……。

 

こうした収容所のような環境では、
お互いにストレスが溜まるのも
無理からぬことです。

 

そして、ストレスから
家族が衝突したときには、
弱い立場である子どもに
しわ寄せが生じやすくなるのです。

 

こういった環境が、
子どもの自己肯定感を高めるどころか
むしろ、
もともとある自己肯定感までも、
蝕んでしまっている状況なのです。

 

子どもたちは非常時における
大人のふるまいをよく見ており、
ストレスのしわ寄せが
自分たちに来ていることの
理不尽さを強く感じているでしょう。

 

同時に、非常時だからこそ、
大人にふさわしいリーダーシップを
期待していることも伺えます。

 

しかし、子どもたちには
大人ほどの発言力はなく、
自己表現にも長けていません。

 

よって、何かを言ったときに、
取り合ってもらえなかったり、
言いくるめられてしまったりすると、
気持ちを伝えることを
あきらめてしまうのです。

 

こうしたあきらめが繰り返されると、
自己肯定感が得られず
心が貝のように閉ざされ、
気持ちを吐き出すことが
できなくなる子もいるのです。

 

大人はこうした
子どもの気持ちを理解し、
大人としてふさわしい
リーダーシップをとれているのか
振り返ってみる必要がありそうです。

 

「安全基地」や「憩いの場」である
家庭の中には、
家族の「本音」が表れます。

 

しかし、本音の表出には
立場の高低差があり、
弱い立場の者は本音を呑み込み、

 

我慢を強いられやすいという
上下関係が出やすいことを
忘れてはなりません。

 

そのため、家庭においては
大人が愚痴を表わしやすい一方で、
子どもは大人の顔を見ながら
我慢を求められることが
少なくないのです。

 

こうして子どもの心に蓄積したストレスが、
体の痛みや体調不良、夜尿などの身体面、
キレる行為や閉じこもりなどの行動面に
表れてしまうことが少なくありません。

 

大人はそうした変化のきざしを見逃さずに、
早めに子どもの気持ちを察知し、
寄り添い、受容していく必要があります。

 

大人が子どもを受容するためには、
大人自身の心が自己肯定感で
満たされているということが、
とても重要なのです。

自分で自分の心を守る術が必要な時代です!

コロナ危機は、
母親の心の健康にも
影響を与えています。

 

パンデミック下で
母親が父親よりも子どものために
仕事の時間を削っている現状があります。

 

それは、母親が主に
子どもの自宅学習の面倒も
見ているからです。

 

新型コロナウイルスによって、
すべての母親、特に仕事を持つ母親は、
不可能な要望に応えなくてはならない
状況にさらされているのです。

 

このような状況下で
無理を強いられ、
期待される要望に応えられない母親は、
劣等感を抱きます。

 

不完全で、
できそこないで、
まるで悪い母親であるかのように・・・。

 

パンデミックは、
仕事と子育てを同時にしなくてはならない
プレッシャーを強め
子育ての責任を増やしました。

 

すると親たちは、
通常より長く子どもに
ゲームの時間を許したり
TVの前にいさせたり、
食べ物についてもルールを
ゆるめたり・・・

 

本来ならこれまで望まなかった行動を
許せざるを得ません。
それは往々にして必要な変化なのですが、
パンデミック前の基準で考えると、
母親たちは自分を過剰に責めてしまいます。

 

これでは、
子どもたちをフォローできる
親の状態を保つことは
非常に困難です。

 

『自分は悪い母親だ』と感じている友人に
示す優しさや理解を、
自分自身にも向ける必要があります。

 

通常より親子の関わりが減ったとしても、
究極的には質が最も重要です。
子どもは愛され、
支えられていると感じることで
自己肯定感が守られます。

 

しかし、育つために何もかもが
完ぺきである必要はありません。
ママが、必要な妥協をしていいことを
理解するためには、

 

まずは
“自分が超人ではない”ことを
認識しましょう。

 

すでにあなたはベストを尽くしているし、
自分なりに頑張ればそれで十分です。
何より、あなたがそう認めることが、
最も大切なのです。

言葉があなたの行動を決めています!

自己肯定感には
普段の生活で
どのような言葉を使っているか、

 

今までどのような言葉を
使ってきたか、
また、どのような言葉を人から
浴びせられ続けてきたか、
ということがとても影響します。

 

肯定的な言葉は自己肯定感を守り、
逆に否定的な言葉は
自己否定感が育ちます。

 

人に向けて使っている言葉でも、
自分の耳で聞いて
脳にインプットされているので、
結果、自分自身が人から言われたのと
同じ反応が脳内で起きています。

 

自分自身が発する言葉は
誰かに向けての言葉であったとしても、
全て自分自身に
影響をもたらしているのです。

 

この事実を知り、
意識できれば、
あなたが今日から使う
言葉の質がきっとポジティブなもの
変化するはず!

 

それと同時に、
今まで脳内にインプットし続けてきた
ネガティブな言葉を
消去してあげる必要があります。

 

なぜならば、
ネガティブ思考を生み出す言葉が
脳内に残っていると、
ポジティブな思考をインプットすることに
ネガティブな思考が
ブレーキをかけてくるからです!

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
脳内にすり込まれたネガティブな情報を、
1日3分のセルフケアで
取り除くことのできるセラピーです。

 

ネガティブな思考を脳内に置いたままだと、
いくら自己肯定感を守るアプローチを
あらゆる方法で取り入れたとしても、

 

それを取り入れること自体を
ネガティブ思考が邪魔をして
許そうとしてくれません。

 

何が自分にとって必要かが
せっかくわかっても、
変化すること自体を
脳が許してくれないために、

 

あなたの行動に制限がかかり
いつまでも変われない状況が
続くのです。

 

コロナ禍以前の生活では、
ポジティブに働いていた価値観も
コロナ禍である今は、
そうでなくなってしまっていることも
多々あるでしょう。

 

今一度、
これまでの価値観を見直し、
あなたが変化させた方が良いと
気づいている価値観は、

 

シンプルパフォーマンスセラピーで
手放すことによって、
新たな行動に移すことを
簡単に助けてくれるのです。

 

ぜひ、個別相談会で
このセラピーをご体験下さい。
お待ちしています(*^^*)

【執筆者:角元奈津子】

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