【
カーリング育児って?こんな場面で過干渉に
毎日の子育ての中で、例えばこんな事ってありませんか?
子どもがお店で何かを選んでいるとします。
子どもがなかなか決められないでいるとき、つい
「これにしたらいいんじゃない?」
などと、親の都合で選んでしまう事はありませんか?
ほかにも、遊ぶおもちゃや着る洋服など、
子どもの意見を聞く前に自分の考えで決めて
しまうことはないでしょうか?
実はこれ
「カーリング育児」と言うのです。
投げたストーンが氷の上をスムーズに
進むよう「先回り」し、ブラシでゴシゴシ
とリンク表面をこするスポーツ、カーリング
その「カーリング」のように常に親が
「先回り」して、子どもにとって障害に
なるものを片づけたり、排除したり、
手を差し伸べたり口出ししてしまう育児の事です。
親が何かにつけ「先回り」して手出し
口出ししてしまうことは実は気がつかない
過干渉となっていたのです。
この気がつかない過干渉、子どもの成長の
大きな妨げになってしまうのだとか。
子育ての中で子ども為と思ってつい先回り
してしまう事は実は過干渉となっているなんて…
この「先回り」してしまうママには
実は、このような心理があるのです。
先回りママの思いは子どものプレッシャーになる
先回りしてしまうママの思いは、
こんな思いがあるそうです。
「わが子を成功させたい」
「わが子に失敗をさせてはならない」
「きちんとと育児したい」
という育児のプレッシャーを感じやすいそうです。
育児に対して、失敗してしまうかもしれない
という不安から、子どもの気持ちより、自分にとって
正しいと思ったことを優先している事が多いそうです。
そんなママの思いは、実は子どもにとってはプレッシャー
なってしまうのです。「先回り」されてしまうと子どもは
さまざまな経験をする機会をなくしてしまいます。
初めてのことや、挑戦して失敗する
不安などを乗り越える、そして自分で考える事など…
できなくなってしまいます。
そうするとどうなると思いますか?
子どもは
・我慢できない・待てない
・踏ん張れない・すぐにあきらめる
・自分で考えない
よく聞く「育児の悩み」へと
つながってしまうのです…
育児の悩みをママ自身が作ってしまう
なんて、悲しいですよね。
子どもにとって大切な事は見守ること
では、先回りする代わりにどうしたら
良いのでしょうか?
実は、ママが不安で一杯だと、子どもも心配や
不安になりやすいのです。
ママの心の状況が子どもに伝わり影響
を及ぼすことを、
「情動感染」といいます。
こうした現象を引き起こす脳の働きが、
神経細胞の一つで共感細胞と呼ばれる
ミラーニューロンです。
相手のことを自然に取り入れてしまうという
脳の働きがあるのです。
もし、ママが不安の先回りより
少し行動を変えてみると、それも
子どもには影響を与えることになりますよね?
不安の代わりに、子どもを
「見守ること」をやってみませんか?
例えば
✔️子どもが自分で選ぶ経験を、しっかりと
与えてあげる。
✔️常に子どもの意見を尋ねてみる
どんなに時間がかかっても子どもの決断を待ってみたり
子どもにどう思う?など尋ねてみてください。
遊んでいたりすると、そこはこうした方が、
なんて声をかけたくなりますが、そこはグッと我慢。
そうすると、子どもは自分で試行錯誤しながら能力や
自信を身に着けていくのです。
子育ては根気が一番
余計な手出し、口出しをせず、
子どもがすることをじっと見守る。
「子育てには根気が一番大事」
とも言われています。
言葉にすると簡単ですが
先回りしてしまう忙しいママには
大変かもしれません。
そんな見守る事が難しく、できずに
悩んでしまうママには
シンプルパフォーマンスセラピーを
おすすめします。
子どものことをあれやこれやと口を出す
お母さんの頭の中は常に子どものことで
いっぱいです。
そうすることによって
自分と子どもはまったく別人であることを
認識し、子どもとの距離をうまく
とれるようになります。
また、子どもだけに向けてきた目を
自分に向けることができます。
子どもの事を不安に思い
つい先回りして 言ってしまうその感情も、
手放すことができ、余裕を持って
子どもと向き合うことができ
過干渉をやめ、見守る事ができるのです。
1日3分のセルフセラピーなので、
忙しいママさんにも無理なく
続けることができますよ。