子どもとのいい距離感を保ち過干渉をやめる方法

過干渉をやめたいと思っているママ、過干渉になってしまうのは子どもとの距離が近すぎるから、なぜ、近くなってしまうのかの原因と子どもとの関係をいい距離感で保つヒントをお伝えしますね

 

子どもはママの分身ではありません

「子どもって自分の分身では?」
と感じることはありませんか?

 

特に女性の場合、お腹の中で10カ月間
文字通り一心同体でいたわけですから
そう感じるのも仕方がないこと。

 

 

出産と言うのは大きなイベント、だから
こそ勘違いすることがあるのです。
わが子と自分は「一心同体だ」と。

もちろんこれは母親に限ったことでは
なく、父親にも起こりうることです。

 

自分が苦手なことはわが子も苦手だろう
自分が好きなことはわが子も好きだろう
そんなふうに感じることもあるでしょう。

 

さらに、こんなことはありませんか?

 

わが子がほめられると自分がほめられた
ように感じてうれしくなったり、わが子が
叱られたり馬鹿にされたりすると、自分が
悪かったかのように落ち込んだり…。

 

 

なぜ、自分のことのように
思ってしまうのか、実はこれらはすべて
自分とこどもを「同一化」している
ことが原因なのです。

 

 

毎日一緒にいるわけですから、一心同体
だと感じるのも当たり前。仕方のない
ことです。 親子ですから似ているところも
あるでしょう。けれど、全く同じなんて
いうことは決してありえません。

 

 

こどもは私たちの分身ではなく、一人の人格を
持った個人と言うことを子育ての中で特に
大切にしなければいけない事なんです。

 

▼過干渉をやめたい方、こちら

子どもにイライラして過干渉に

子どもが
「〇〇して欲しいのにしてくれなくて困る」
子どもに〇〇になって欲しい

など希望や理想を抱くのは親でしたら誰でも
ありますよね、それはしつけのことから
子どもの性格などさまざま。

 

 

自分の思っていることと違う事をされたり
言われたりするとイライラ。

「どうしてこの子はこんなことするのだろう?」
「どうして何回言っても分からないのだろう?」

 

 

このままだと、大きくなってから心配
できなかったら困るのではと、手を出し
口出しして過干渉になってしまうことも
多いと思います。

 

 

親が子どもの行動に過剰にイライラして
しまうのは、実は脳内の仕組みが原因なのを
知っていますか?

 

脳内ではドーパミンという神経伝達物質が
分泌されます。このドーパミンには、
「分泌前にした行動に過剰に注意を向ける」
という作用があります。

 

子どもが何か新しい“不可解な行動”をとると、
その刺激で親の脳でもドーパミンが分泌されます。
口では「やめなさい!」と言っても、
ドーパミンの働きで子どもの行動に過剰に注意
が向いていますから、脳内では
「やるぞやるぞ……ほらやった!」と、
子どもが同じ行動を繰り返すのを
待ち構えてしまいます。

 

 

こうなると、子どもはやめず、親は怒鳴ることを
繰り返し、表面的な対立がエスカレートしてしまうのです

 i(アイ)メッセージで伝えよう

親の気持ちとこどもの言動にずれがある時、
こどもの意思を尊重しつつ親の気持ちを伝える
ために「i(アイ)メッセージ」を使ってみましょう。

 

 

i(アイ)メッセージというのは、あなたが感じている
ことを、「私」を主語にして伝える手法です。

主語を「私」にすることで、子供も自分が
責められたとは感じにくく、ママの気持ちに
焦点があたり、受け取りやすくなります。

 

 

こどもの気持ちを一度受け止めたうえで、
親の気持ちを、親自身を主語にして伝えます。
例えば子どもの行動をやめて欲しい時に
「あなたはやりたかったのね」
と子どもの気持ちを受け止めてあげた後

「ママは〇〇してくれると嬉しいな」
「危ないことをすると(ママは)とっても心配だわ」
「ママは例えばこんな風にするといいと思うな」
「何度言っても聞いてくれないと、ママは悲しくなる。」

など親の気持ちを、自分を主語にして伝えて見てください

 

 

i(アイ)メッセージは、注意をしないと、
こちらの評価や価値観の押し付けとして
伝わってしまうことがあります。

例えば、「うまくできていると私は思うよ」
「よくがんばったと私は思うよ」などです。
「私は思う」と、i(アイ)メッセージのような形は
していますが、こちらの「評価」を伝える
言い方になっています。

 

i(アイ)メッセージは、純粋に、自分の
「気持ち」を伝えると効果的です。

例えば、「なんか心があたたかくなってきた」
「あなたが書く文章、私は好きだな」など、
自分の「気持ち」を表す言葉を使すのが良いですね。

 

子どもの伸びる力を見守れる距離感作りを

「自分とこどもは別の存在」と「i(アイ)メッセージ」
をしっかりと胸に刻み込み、毎日子どもと接すると
こどもと「いい距離感」でいられます。

 

 

「いい距離感」というのは、どんなものでしょう?
それは、こどもの年齢によっても変わりますが、
どの年齢でも共通なのは、親も子も、誰もが自分の
意思を尊重される関係であること。

 

親はこどもが大人の思うとおりに動くよう
誘導することではなく、こども自身が
やりたいことを見守ることをして
あげたいですよね。
子どもの自らのびる力を、見守る。

 

こどもにきちんと愛情を伝えつつも
過干渉ではなくこどもの意思を尊重
しつつも放任ではない。

 

それには親と子が「いい距離感」でいること
でそんな関係を築くことができますよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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