子供への口出しがやめられない…子供への過干渉をやめる方法

ありのままの子どもを受け入れたいのに口出しして過干渉になってしまう。なぜ過干渉な親になってしまうのか、その原因とありのままの子どもを受け入れられ、ママも子どもも幸せになる方法をお教えします。

 

 

なぜ子どもに口出ししてしまうの?子どもの意見を尊重出来ない

みなさんは「過干渉」という言葉を
知っていますか?

 

「過干渉」とは過剰干渉のことで、
子どもが自分の判断で
考えて悩んで行動するところを、

 

親が先回りしすぎることで
子どが自発的に何かをする
芽をつぶしてしまうことで、
子どもが望んでもいないことを
親が先回りしてやりすぎることです。

 

私は子育て中、子どもが小さい頃から
子どもの意見に口をだしていました。

 

小さい頃は買い物に行って
「1つお菓子を買っていいよ」と
子どもに選ばせるのですが、
選んできたものを見て、

 

「これは前に買ったよね〜、
 こっちにすれば?」

「いやー、これがいい〜」

「じゃあ買わないから、いいのね!」

 

急に怒り出してしまう私。
結局子どもは私の選んだお菓子を
手に持っていました。

 

お菓子だけではありません、
子どもの物、習い事など、
子どもに選ばせるものの
私がジャッジして
選んでしまっていました。

 

子どもの意見を尊重できない、
これは過干渉の親の行動です。
なぜ子どもの選んだものを
「それ、いいね」って
言ってあげられないのか。

 

私は、子どもでなく自分が
損したくなかったり、選ぶことに
失敗したくなかったのです。

 

 

過干渉になってしまう原因

なぜ、子どもの事なのに、自分が損したく
ないという感情になるのでしょうか?
そしての意見を尊重できず
過干渉になってしまうのでしょうか?

いくつかありますが、主な原因の2つを
見ていきましょう。

 

自分の過去の記憶からくる思い込み

母親が過去に
失敗して悲しかったこと、
辛かった体験をしていると、

「失敗するのはいけないことだ」
「失敗してはいけない」

と自分の中に刷り込み、記憶され
同じように求めてしまう場合があります。

すると、
「こうあるべき」という自分の理想が強く
子どもの為にと思い、無意識に行き過ぎた
干渉になってしまうのです。

 

子どもと私は同じ、一心同体という思い込み。

「子どもの出来が自分の出来と思っている」
「子ども失態や過ちが自らの
評価に影響すると思っている」

子どもの事が、自分の事のように感じ、
子どもの出来ない部分を認められず、
自分の理想を求めている状態。

 

そして、
子どもが不安に思っている事を自分の
事のように悩んでしまうので、

 

先々に勝手に考え悩み、
あれこれ手を出して考えてしまったり、
子どもと自分の境目がないので
それも行きすぎた干渉となって
あらわれてくるのです。

 

口出しされてきた子どもはどうなる?

では、口出しされ、過干渉で育った子は
どうなるのでしょうか?

 

✔️自分で物事を決断できなくなる

幼い頃から、親の言う通りにするのが

当たり状況が続くことで、だんだん自分の意見を
持たなくなってしまうのです。

 

 

✔️責任を他人に押し付けるようになる

自分で決めることなく、常に人の指示で
動いていると
「行動に責任を持つ」
という経験ができません。
その結果、何が起こったとしても
「自分が決めたこと
ではないから、自分のせいではない」
と考え、物事に対して責任感が
生まれなくなってしまうのです。

また、自分の発言を否定され続けると、
心の中で思うことがあっても、
何か発言しようという気持ちが薄れてしまいます。

一人で決断しなければならない場合に
なっても答えを出せず、
考えを言葉にすら
できなくなるかもしれません。

 

 

✔️「自分に自信が持てなくなる」

子どもが考えて決めたこと、価値観、
好きなことなどを否定したり、
はっきりと否定しなくても

「こうした方がいい」

というアドバイスばかりで、
褒めたり認めたり
することを滅多にしないだけでも、
子どもは自分の選択に
自信が持てなくなるものです。

 

そうした経験の結果、
いつも人に確認を求めたり、
自分は何か間違っているのではないかと
不安になったりします。

 

私の子どもも、決断することも一人
でできず、やってみようという気持ち
より、失敗を恐れ、不安がとても強い子
になっていったのです。

 

子供への過干渉をやめるヒントは自分の思考の癖を変えること!

では、どうしたら過干渉をやめることが
出来るのでしょうか?

 

それは、原因となっている自分の
こうあるべきという「思い込み」
自分の理想を子どもに押し付けてしまう
「思い込み」を解消し、子どもに接して
いく事です。

 

私たちの脳には膨大な量の情報が
入ってきています。
脳はそれらを処理するのに
パンクしないように、すでにある
「思い込み」という枠に当てはめて
効率よく処理していきます。

 

ネガティブな記憶が多い人は、
この「思い込み」もネガティブなもの
が多くなります。

 

ネガティブな思い込みが多い場合
気がついた時は、思考や行動が
ネガティブになり、失敗や恐れを
感じて

 

「言いたいのに言えない」
「認めたいのに受け入れられない」

 

というようなあなたの行動を妨げて
しまいます。
ですから、子どもに
「いいね!」と言ってあげられない
のです。

 

シンプルパフォーマンスセラピー」では
過去の記憶、経験による
「思い込み」を取り除く、
思い込みの爆破」のセラピーがあります。

やり方は、

目をつぶり・・・
イメージしてください。

①目の前にみかん箱くらいのフタ付きの
箱を用意します。

②そこに、
・自分が子どもに押し付けてしまうこうあるべき
という思い込み
・自分の過去の嫌な思い出
・イライラしてしまうなどの感情
等、一つ入れて蓋をします。
(人を直接入れないでください)

③箱の下にダイナマイトを1本
仕掛けて点火し、一気に爆破します。

で終わりです。

 

脳は繰り返される事を重要な事と認識する
性質がある為、

毎日爆破を繰り返す
事で、ネガティブな思い込みが
なくなっていくのです。

私も「思い込み」を手放す事で
子どもへの接し方が変わり
子どもの選択にも「いいね!」
と言えるようになり、過干渉から
卒業し、親子の変化を
実感しました!

 

思い込みを手放し、過干渉をやめて
親子の笑顔を増やしたい方、
ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

自分の思考や思い込みの原因を知り、過干渉をやめたい人はこちら! 

タイトルとURLをコピーしました