上司に報連相するのは至難の技。
上司への報連相に
とにかく毎日、体力気力を
一気に消費してしまう方は
少なくありません!
特に、自分にとって
苦手、怖い上司への報告って
すごく難しいですし、
できれば避けたいと思いながらも
仕事をしていく上では
なくてはならないこと。
結果、絶対的に回避できない現実に、
いつもラスボス戦を迎えるような
緊張感と怖さを抱えているといった
状況です。
実際働く人の6割が
キャリアや仕事について
『上司に相談しにくい』
というアンケートデータも
あるほどですが、
実際自分の怖さを優先し、
これくらいは後でいいかと
後手に回せば回すほど、
さらに伝えにくくなったり、
問題が大きくなりがちに。
ではなぜ
仕事を優先的に進めるよりも、
自分の怖さがまさってしまうのか?
原因から見ていきましょう!
自分が作りだす恐怖の上司像。
あなたにとって
上司とはどのように
見えるのでしょうか?
・できる人
・すごい人
・絶対越えられない人
・従わなければならない人
・・・など様々だと思います。
私は過去にラスボスだと
思っていたので、
記事のタイトルにもしていますが、
いつも負かそうとしてくると思って
勝手に守備を強くした
戦闘モードでした^^;
ですが、
上司も人間であって
失敗もすれば、皆さんと同じように
一からコツコツと頑張ってこられた
経験があります。
そういった上司への
こうだ!という思い込みがあるからこそ
ついフィルターを通してしまい、
真っ直ぐに上司の本来の姿を
見られなくなってしまっているのです。
そうなると、
失敗は許されない!
絶対OKをもらうんだ!
何も言われないように完璧にしよう!
などと、
勝手に自分で準備という名の
装備を完璧に仕上げようとするのです。
上司に怒られるのが怖い!
完璧にして褒められたい!などの
自分の感情が入ることで
普段から完璧を求めてしまい些細な
報連相すらできなくなってしまいます。
本来上司や先輩などからは
指摘やアドバイスがあるのは当たり前なので
そこに”怖いフィルター”があると
ブレーキがかかってしまいます。
結果的に、
もっと早く相談して、
なんで言わなかったの?となり
もっと報連相できないループに
自分で陥ってしまいながら、
もっと早く完璧に相談をしようと
相談するために1日を費やしたりと
上司に矢印が向いた状態に
なってしまうのです。
緊張するのもわかります。
準備をして少しでも自分を
武装していくのもわかりますが、
仕事は毎日流動的に進んでいくので、
時にこの感情はすごく
もったいない時間を
生み出してしまいます。
ただ、よく考えてください。
これらは実は
自分で生み出している恐怖に
すぎないのはわかりますか??
では根本原因を次に
見ていきましょう!
自分の無意識に潜む”思い込み”という絶対的ラスボス!
今皆さんが目の前にしている
上司の方々は、どんな方かは
様々だと思いますが、
よほど理不尽ないじめや
嫌がらせをしない限りは
ほとんどの場合自分のフィルターが
上司を恐怖の存在にしていると
思ってください💡
悩みは、自分のせい!
というような考えではなく、
きちんとした理由があります!
というのも、
上司を恐怖の存在にしてしまうのは、
あなた自身の過去の記憶が関係しています。
例えば、
・また失敗したら怒られるかも
・失敗できない・・・否定される
・失敗したらまた嫌われるかも
・完璧にしないと褒めてもらえない
・格好悪いところを見せたら
みっともないと罵られる など
と脳が勝手に判断する事で
人と関わるときに、
「〇〇になったらどうしよう」と
ビクビクしてしまうことで
緊張や恐怖が生まれることが
一つの大きな原因です。
この例文に、例えば
親や先輩、先生、上司、
時には友人・・・など
主語を当てはめて
例文を完成させてみてください!
・また失敗したら先輩から怒られるかも
・失敗できない・・・先生に否定される
・完璧にしないと親に褒めてもらえない
・友人に格好悪いところを見せたら
みっともないと罵られる
すると過去に
目上の人や近しい人に言われた
ネガティブな言葉が
蘇ってくると思います。
これには脳の構造上、
記憶の形成に重要な役割を果たす
”海馬”と言う部位と
人が恐怖や不安を感じた時に
活性化する「扁桃体」という
脳の部位があります。
これがすぐ隣にあるので
数ある記憶の中でも、
過去に起こった体験として
「ネガティブな記憶」
は強烈に残りやすいと言われています。
そして脳はよくも悪くも、
起きてトイレに行く、
歯を磨くというのが
寝ぼけてもできるように無意識で
行動することがほとんどで、
強烈な印象があればあるほど、
その行動に伴って
勝手に行動してしまうことになるのです。
つまり過去に、
・意見を言っていじめを受けたり
叱責された
・親からいつも話を否定された
・相談しに行ったらバカにされた など
ネガティブな思い込みを
持ち続けていると
同じような場面で、
また起こるのではないかと
過去との記憶を重ねいつもそれを
回避していきたいと無意識に
恐怖として作り上げ
緊張に向いてしまいます。
それが、
過去と今を重ねてみてしまい、
結果恐怖の上司を作り、
ラスボスに立ち向かう戦闘モードを
招くことになっている大元の原因なのです!
上司=ラスボスではない!セルフイメージも変える意識を◎
今上司への恐怖を作りだす状態は、
いうならば、
過去の記憶が無意識に
相手を判断していることです。
上司はこんな人!!!!と
上司のイメージや
目ばかりを気にして
自分に向いていません!
なので、まずは、
上司のラスボスフィルターを
とって一度過去と同じだと
思わなようにして接してみてください!
ちなみに、
報連相の関係ない時でもOKです^^
あとは、
上司に抱くラスボス感もそうですが、
自分も自信のなさからさらに大きな怖い
イメージになっている可能性もあります。
怒られたらどうしようとか、
否定されたらどうしようとか💡
しかし、これらも思い込みです^^
先にもお伝えしましたが、
上司はより良くしようと
指摘やアドバイスをすることが
当たり前です◎
(理不尽なことは除きますよ!!)
ある意味、会社や仲間、
部署をよくしようと
目的のために進めている
プレーヤーのような存在です^^
そして、フィルターを
外すことがすぐには難しくても、
過去の問題を今と重ねないようにして
過ごす意識から始めてみましょう!
今は無意識ですが、
この記事をきっかけに
毎日ラスボスを倒しに行くのではなく、
上司も会社をよくしようとする
同じプレーヤーなんだということを
忘れないでくださいね^^
恐怖からくる緊張と
それに伴う戦闘モードでのストレスから
良い結果は100%招きません。
ぜひご自身を振り返るきっかけと
対策を実践してみてくださいね◎
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過去、上司との報連相に
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【執筆:高橋和代】