意識が変われば行動が変わる! 苦しいときこそ楽しいことを考える。

成功した自分をイメージしよう!

ビジネス本によく
「成功した自分を明確にイメージしよう」
と書かれていますよね。

 

新しいチャレンジすることについて
何の知識も経験もなく、
失敗してしまうかもしれないのに
なぜこのように書いてあるのでしょうか?

 

その理由は、
明確にイメージすればするほど、
やる気が高まるからです。

 

脳内に、ドーパミンが分泌され、
「やるぞ!」「頑張るぞ!」という
気持ちを引き出してくれます。

 

この脳内物質ドーパミンは、
「楽しい!」ことを考えただけで
分泌されるので、
ワクワクする気持ちになるというわけです。

 

たとえば、
ずっと行きたいと思っていたあこがれの地へ
実際に旅行で訪れてみて、
夢見心地で、うれしくて楽しいのは、

 

目標を達成して、心の中で「やったー!」と
大喜びすることで
ドーパミンが大量に分泌されて、
幸せな気持ちになれたからなのですね。

 

また、旅行に行きたいと思って
ガイドブックを見ているときも
出かけていないのに
ワクワクと楽しい気分になる。これも、
幸福物質ドーパミンが分泌されたからです。

 

目標を立てて実現したときの
自分を想像すると、
ドーパミンが大量に分泌されます。
目標を立てただけで、
ワクワクした自分に出会えます。

 

このように
ドーパミンが分泌されるタイミングは、
2回あるということです。

 

ドーパミンの働きによって、
楽しいと感じた脳は
「そんなに楽しいのなら、
現実のものにしてしまおう!」と
行動するように働きかけます。

 

だから、目標を何回も見返して、
そのたびにワクワクして、
たくさんイメージしたほうが
より実現に近づきます。

 

「楽しい」をしっかりイメージすることは、
脳の機能をアップし、
やる気を高めてくれるので、
成功する近道となりそうですね。

 

苦しいを乗り越えた自分をイメージすると、やる気がわいてくる。

実際に、何も起きていなくても
楽しいことをイメージすれば、
脳内物質ドーパミンの分泌で
幸福感が得られる。

 

そう分かっていても、今、この時が
本当に「苦しい」「つらい」と
思っているときには、
「楽しいこと」をイメージするなんて、、
なかなか簡単にできそうもありません。

 

そのまま
「苦しい」ことをイメージしていると、
気分が落ち込み、
悪いことばかりを考えるようになり、
ストレスを感じてしまうそうです。

 

そんな時にイメージするのは、
「苦しい自分を乗り越えた自分」
を思い浮かべます。

 

たとえば、仕事で、
「企画書」の締め切りが迫っている。
絶対にミスはできないし、
早く仕上げないといけない。

 

こんな緊迫した状態のときに、
「これが終わったら、帰宅して
楽しみにしていた映画を見るぞ!」
と自分にとって楽しいことを
イメージしましょう。

 

そうすると、不思議なもので、
仕事が「苦しい」という思いよりも
あとの楽しみのために「がんばるぞ!」と
やる気になってきます。

 

また、ちょっとした言葉の置き換えでも、
「苦しい」を「楽しい」に
変えることができるそうです。

 

「苦しい」という思いを
「これは試練だ!乗り切れば、
自分は成長できるんだ!」と
言い換えることができます。

 

自分は今、成長中なんだと考えれば、
苦しいことがどんな結果につながるのか
ワクワクして楽しくなりませんか?

 

また、
「失敗した。もう嫌だ。」と
思うこともあるでしょう。
これも言い換えをしたら、
素敵な言葉にすることができます。

 

「失敗」を「経験」と言い換えると、
「今回はよい経験をした。次は、
もっとうまくやるぞ!」となります。

 

「経験」という言葉の後には、
ポジティブな言葉が続き、
気持ちもポジティブになることができます。

 

言葉を言い換えて、
苦しいを乗り越えて楽しくなっている自分を
イメージできれば、、ワクワクして、
やる気や元気を感じるのです。

 

ここで大切なことは、
「想像できるかどうかではなく」
ポジティブな映像化した楽しいことを
イメージすると決断すること。

 

楽しいイメージなんてできないと、
諦めてしまうのではなく。
半ば、無理やりにでも
想像することなのです。

 

日ごろから、
自分が楽しいと感じることができる
好きなこと楽しみなことを用意しておくと、

 

突然、苦しい状況になった時も、
あとの楽しみを考えて、
ポジティブに取り組むことが
できそうですね。

 

やる気がない、つまらないと感じている人が多い。

日本の子ども・若者育成支援について
書かれている
内閣府の平成26年版
子ども・若者白書によると、
次のように書かれています。

 

日本を含めた7カ国の満13~29歳の
若者を対象とした意識調査
(我が国と諸外国の若者の意識に関する調査
(平成25年度))の結果から、

 

日本の若者は、諸外国の若者と比べて、
うまくいくかわからないことに対し
意欲的に取り組むという意識が低く、
つらない、やる気が出ないと感じる
若者が多いことが示されています。

 

うまくいくかわからないことにも意欲的に
取り組むかどうかという問いに対して、
意欲的に取り組むと答えた若者は、

 

日本で52.2%
韓国で71.2%
アメリカで79.3%
イギリスで80.1%
ドイツで80.5%
フランスで86.1%
スウェーデンで66.0%

 

という結果が出ています。

 

そして、
1週間の心の状態についての問いに
「つまらない、やる気が出ない」と
感じたことがある。と答えた若者は、

 

日本で76.9%
韓国で64.5%
アメリカで49.0%
イギリスで55.2%
ドイツで44.7%
フランスで44.4%
スウェーデンで55.7%

となっており、
調査したどの国よりも日本は、
うまくいくかどうかわからないことに
意欲的に取り組もうとする若者の割合は
約半数にとどまり、

 

つまらない、やる気が出ないと感じている
若者の割合は高く、4分の3の人が
こう感じていることがわかります。

 

日本の若者は、
ポジティブに考えることが
とても難しいと感じている、
ということなのではないでしょうか?

 

日本では、
多くの働き盛りの大人たちが
ストレスを抱え、約2人に1人が、
悩みやストレスを感じている
といった結果も出ています。

 

もし、
新しいチャレンジするときに
何の知識も経験もなく、
失敗してしまうかもしれないとしても、

 

成功した自分を明確にイメージして、
ポジティブな気持ちで、それをやり遂げる。
そんな大人たちが増えていけば、、
ストレスが解消し、
前向きな気持ちで過ごせます。

 

そして、若者たちが、
大人たちの姿を間近で見て
物事をポジティブにとらえ、
「楽しい」「やる気が出た」と答える
社会にすることができそうですね。

 

ポジティブになれる

さらに仕事において、
やる気に満ちて、
もっと楽しくなる方法があります。

 

それは、自発的な「自分からやるぞ!」
という言葉を使うだけで、
脳内物質ドーパミンが
分泌されるようになるということです。

 

「~も」や「~しないといけない」
「~させられる」といった、やらされ感を
示す言葉を使っていると、
ストレスホルモンが分泌されるようになり、

 

自ら、ネガティブで「つらい」
「苦しい」状況にしてしまいます。
ストレスホルモンではなく、
ドーパミンを分泌するためには、

 

たとえば、
「もうこんな時間仕事をはじめなくちゃ!」
というところを
「よし!仕事の時間になったぞ!やるぞ!」
といってみる。

 

「2時間も残業させられることになった」
というところを
「残り2時間だ!すませてしまおう!」
といってみる。

 

そうすると、
その後の仕事の取り組み方が
変わってくるのです。

 

同じ仕事に取り組むのなら、
「自発性」を引き出すような言葉を使って、
ポジティブに楽しくしたいと思いませんか?

 

想像力とは、見えないものを見る
脳のチカラだそうです。
これは、楽しいことを考えることで
自分で鍛えることができます。

 

イメージしているときのワクワクの量で
ドーパミンの分泌の量が変わり、
成功する確率も格段に違ってくるそうです。

 

しっかりとイメージすると、、
ワクワクも大きくて、
ドーパミンもたくさん分泌され、
迷いなく決断し、
目標を達成するために動き出せます。

 

ワクワクが小さくて、
ドーパミンも少ないと
決断ができなくなるかもしれません。

 

もっと楽しくなるためには、
「苦しい」「つらい」と思うことから
「楽しい」と思うことを、
わざわざイメージするのではなく、

 

いつも、
楽しいことを考えるのが当たり前で、
自分から取り組むことができたら、
ポジティブに明るく過ごすことが
できそうですね。

 

頭の中で楽しいイメージの写真を作ろう!

なお、
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
脳の潜在意識に働きかけて
ポジティブなものの見方考え方を
手に入れることができます。

 

「近い将来こんなふうになっている。」
「必ず、こうしている。」
という未来の自分を
頭の中に写真を作ってイメージしましょう。

 

思い浮かべると、ニヤっとなって
口角が上がるのが分かりますか?
それだけで、楽しくなって
幸せな時間を過ごせるようになりますね。

 

叶えたい未来、なりたい自分を
頭の中でイメージすることで、
未来の自分にワクワクでき、
実現するスピードもアップします。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは、
自分の思い込みや思考の癖を
変えていくためのセルフセラピーです。

 

セラピーのスキルをみにつけることで、
いつでもどこでも自分のペースで
セラピーを実施することができます。

 

1日たった3分でできるので、
継続しやすく、自分が気になっている
思い込みや思考の癖から手放すことが
可能になるのです。

 

「苦しい」「つらい」
「つまらない」「やる気が出ない」
と感じていることも
少し意識を変えて、行動してみると

 

「楽しい」「ワクワクする」にかわって、
毎日をポジティブにすごせます。

 

そのためにも
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会に
ぜひお越しくださいね^^

 

【執筆者:原田佐織】

 

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