3歳児にイライラしてしまうママの意外な理由は過去にあった!?

~イヤイヤ期は脳科学で乗り切れ!~

スーパーなどで、お菓子が欲しいといって
ひっくり返って泣きわめいたり、
親のいうことになんでも「イヤ!」と
反発する子どもたち…。

 

2~3歳の子どもは
「魔の2歳児・悪魔の3歳児」や
「イヤイヤ期」と呼ばれることも
あります。

 

こちらからすると
「どうでもよさそうなこと」に執着したり、
いつまでも「同じこと」を繰り返したり、
そしてちょっと口を出そうものなら
烈火のごとく怒りだしたり…。

 

そうした行動にママはイライラしたり、
ついつい感情的に怒ったりしがちです。
本当はいつも笑顔でいたい。
怒りたくないと誰しも思っているはずです。

 

なのに、どうして怒ってしまうのか
その理由を考えてみましょう。

 

ママが怒ってしまう理由のひとつに、
「責任感がある」ことが挙げられます。
おじいちゃんおばあちゃんが孫に甘い、
とよく言われるように、
孫育てにはあまり責任がありません。

 

だから、
思い切り甘やかして楽しめるのです。

 

そして、一部のパパも然りで、
パパが怒らないのは、
しつけについてそこまで細かく
考えていないからかもしれません。

 

つまり、ママが怒り続けているのは、
「子どもをしっかり育てたい!」
と思っている証拠なのです。

 

もうそれだけで十分良いママです。
子どものことを真剣に考えるからこそ
怒るのです。

 

怒る人はまじめで一生懸命な人。
ある意味「テキトー」な人は
あまり怒りません。

 

ママは毎日よく頑張っています。
まずは、そんな自分を
しっかり褒めてあげましょう!

 

ある大学の行動実験で、
イヤイヤ期が終わった子は
前頭前野が活発に働いていたのに対し、

 

イヤイヤ期の子では
前頭前野の活動が
一様に低いことがわかりました。

 

前頭前野は、
脳の中でも最も高次元の機能を担っている
“人間らしさを生み出す脳”
と言われています。

 

その大切な機能の一つが、
“抑制機能”と呼ばれるものです。
あれを食べたい、これをしたいなど、
人間の欲求は脳の中心部分で生み出されます。

 

この欲求を理性的に抑えこむのが
前頭前野にある抑制機能なのです。

 

イヤイヤ期の子は、
欲求を生み出す脳の深い部分は
発達していますが、
前頭前野の抑制機能が未発達なために、
わき起こる欲求を抑え込めません。

 

この脳の発達のアンバランスが、
イヤイヤ期を引き起こしているのです。
人間の大きく複雑な脳は、
誕生後、一気に発達するのではなく、
段階的に徐々に発達していきます。

 

そう考えると、イヤイヤ期の行動とは、
この脳の段階的な発達が
順調に進んでいる証拠でもあるのですね。
順調に育っている証拠。

 

しかし、そうは言っても
毎日繰り返される「イヤイヤ」に
ママのイライラはおさまりません。

 

このイライラ…。
もしかしたら、ママの幼少期に
関係があるかもしれません。

 

子どもが泣いたり怒ったりすると、
「自分の至らなさを
責められてるようでつらい」
と感じてしまう人もいます。

 

子どもの泣き声が、
子どもに満足を与えられていない不安や、
母親としての対応が十分でないような
自信のなさにつながって、

 

自己嫌悪にも似たふがいなさ、
無力感を感じてしまうこともあります。

 

子どもの泣き声で
「自分が責められている気持ちになる」
というなら、

 

自分の「思い込み」と
「子どもが泣いている理由」を
しっかり区別して向き合ってみよう。

 

また、子どもの頃
「泣いちゃダメ」「怒っちゃダメ」
と言われて育った人は、

 

怒ることを悪いことだと思い込み、
怒りを表に出すことを否定的にとらえて、
表現することを我慢する傾向があります。

 

怒りにつながる
「悲しみ」や「不快感」を感じつつも、
自分の中にそうした感情が生まれることを
許すことができなくて、
心のなかに封印してしまうのです。

 

ただ、そのときは抑え込んでも、
当然ネガティブな感情は
心のなかに残っているので、
あるとき記憶の蓋がバーンと開いて、
怒りとなってあふれ出すことがあります。

 

本当は、
自分が泣いたり怒ったりしたいのに、
自分に禁じてきたことを
子どもがしているのを
無意識のうちに許せないと感じてしまう。

 

「泣いてもいいし、怒ってもいい」
と子ども時代から知っていれば、
過去の自分の記憶と重なることに
過剰な反応をしなくて
済んだかもしれません。

 

泣くのは自然なことだし、
怒るのも悪いことではない。
子どもに同じ思いをさせないためにも、
自分を解放してあげるためにも、
一度自分の思い込みを外してみましょう。

 

「怒ってはいけない」
こんな思い込みに振り回されず、
自分の価値観、基準を
大切にするためには、

 

普段自分が何に意識を向けるか!
ここが何より重要になってきます。

 

なお、
シンプルパフォーマンスセラピーでは
ネガティブな感情を
誰でも簡単に手放すことができるので

 

自然と自分の中の意識が変わり
物事をポジティブに
捉えられるように変化します。

 

「子育てに自信がない」
「怒ってばかりの自分がイヤ」
「ダメな母親と思われているかも…」

 

このようなネガティブな感情を
手放すことができれば今まで
外側に向いていた意識が
内側に向くようになり、

 

気づいたときには、
イライラばかりしていた
ネガティブな感情を
手放すことができるのです。

 

また、1日3分のセルフケアのため
忙しいママでも無理なく自分のペースで
心を整える習慣が身につきます!

 

ネガティブな感情を手放して
子育てを楽しみたいという方は
ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^

 

【執筆者:瀬戸里美】

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