産後のイライラの原因はあの愛情ホルモンだった!?
女性は、妊娠期間を経て
自分のお腹から赤ちゃんを産むため、
体やホルモンバランスが変化したりと
母親としての準備が整います。
しかし、男性は体の変化などは
特にないまま父親となり、
女性に比べて父親になったという実感が
湧きづらいと言われています。
実感のないパパに対して、
ママはもっと協力してほしい、
大変さがわかっていないと
イライラしてしまうことが多く、
最近では産後クライシスと言われ
問題視されています。
育児中、もっとも助け合いたい夫に、
妻はなぜイライラしてしまうのか?
そこにはあるホルモンが
深く関わっていることが
最新研究からわかってきました。
そのホルモンとは愛情ホルモンとして
有名なオキシトシンです。
近年、このオキシトシンに
まったく別の働きがあることが
わかってきました。
感情や行動をコントロールしている可能性が
出てきたのです。
さらには、オキシトシンには、
パートナーや子どもに対して
愛情を感じさせる働きがある一方で、
子どもに危害を加えたり、
子育てを邪魔しようとする者に対しては、
攻撃性を増すという働きもあることが
わかったのです!
子育て中の母親は、
授乳や赤ちゃんとのふれあいで、
オキシトシンが常に高い状態。
このため、大量のオキシトシンによって
感情が激しく揺れ動く
シーソーのような状態になっています。
それゆえ、夫に対して不快感を感じた時にも
怒りや攻撃性は何倍にも増幅されます。
ましてや、それが子育てを手伝ってくれない
という不満であれば、
本来は愛している夫でさえも、
子育ての邪魔者として攻撃の対象に
なってしまう可能性があるのです。
産後うつと産後クライシスは違います
『女医が教える
本当に気持ちのいいセックス』の著書で
有名な産婦人科医の宋美玄先生によると、
「産後うつ」と「産後クライシス」は
違うものだそうです。
産後うつとは、
産後1カ月を中心に起こるうつ病。
要因は様々だが、妊娠や出産、
子育てへの不安やストレスから
起こることが多く、継続的な不眠や疲労感、
イライラや不安、
強い罪悪感などの症状が出る。
病気のため、医師の診察などが必要だそう。
一方、産後クライシスとは、
産後、出産や子育てを通して、
心身の変化や子育てによる疲労で、
産後の夫婦関係が悪化してしまうこと。
病気ではなく、夫婦関係の状況を表している
言葉なのだそう。
「子どもを産んでから夫にイライラする」
という声をよく聞きますが、これは産後うつ
ではなく、産後クライシスなのですね。
コロナ禍で、ますます孤立するママ…
「子育てがしにくい」と言われる現代。
ママを追いつめてしまう背景には、
社会の変化があります。
ニッポンのママたちの多くが、
マンションやアパート、
密集した住宅地に暮らしています。
地域関係の崩壊により、
隣人の顔さえ知らずに生活していることも
珍しくありません。
夜泣きや子どもの遊ぶ声、音、
親の叱る声さえも、近隣からの
苦情の原因になってしまう…。
また、電車やバス、飛行機など、
近代の乗り物はどうしても大人中心の場所。
泣かせるな、できないなら乗せるな、
親の責任だ、などと直接言われてしまう
母親も少なくありません。
加えて、新型コロナの影響で、
社会様式は大きく変わりました。
実の両親でさえも、気軽に会えない。
里帰り出産を諦めたママも
たくさんいるのではないでしょうか。
赤ちゃんを連れて、ママ友との
気分転換のおしゃべりも
簡単にはできなくなり、気軽に
子育てについて相談できる場所もなく、
ママはますます孤立しやすくなっています。
心のケアもオンラインが当たり前!
コロナ禍で、大きく変わったことと言えば、
流行語大賞のトップテンにも入った
「オンライン○○」ですね。
「オンライン帰省」などにはじまり、
今では高校、大学の授業やパン教室まで
オンライン化されていますね。
心が辛いなと思ったときに相談する
カウンセリングやセラピーも
オンラインで対応してくれる所が
かなり増えました。
自宅など好きな時間や場所で
セラピーを受けられるため、
交通費や移動時間がかからない。
また、コロナウィルス感染のリスクや
不安を抑えられる。
育児・介護がある方もアクセスしやすい
というメリットもあります。
以前に比べると子育てに忙しいママにも
利用しやすい環境になりました。
毎日のセルフケアで、ハッピーな子育てを
子育てに不安な毎日。
心の不安を自分でケアできたらいいのに!
と思ったことはありませんか?
不安やネガティブな感情は
生活の中に溢れています。
カウンセリングやセラピーで
一時的に改善したとしても、
また元の状態に戻ってしまうことは
よくあることです。
シンプルパフォーマンスセラピー協会では
家事や育児に忙しく時間がないママでも
いつでもどこでも簡単に
自分で自分の心や頭を整理できる
セルフセラピーの方法を考案しました。
コロナも終息する気配もなく、
これからも不安な子育てが続くかも
しれません。
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シンプルパフォーマンスセラピーで
ネガティブな思考を
いつでもどこでも簡単に
自分で手放すことができます。
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セルフセラピーが受講できるので
外出の心配をする必要もありません。
子育ての不安を手放して
ポジティブな毎日を送りたいという方は
ぜひ個別相談会にお越しくださいね^^
【執筆者:瀬戸里美】