『身体はトラウマを記録する』から学ぶ トラウマが及ぼす脳と身体の仕組み!

~トラウマを手放そう~

私たち人間は生きていれば
数えきれぬほどの出来事や苦痛な事柄に
出会います。

 

そして
そのほとんどは努力して乗り越えたり
気ごころのしれた人に愚痴を言ったり
する事でそれらがトラウマとはなりません。

 

しかし
苦痛な出来事が非常に大きい場合
心に傷を残しトラウマ体験となり
必ず爪痕を残します。

 

そしてトラウマによって様々な症状が
出てくることがあります。
ストレス社会の昨今、生き辛さを
抱えている人が多いですが、トラウマが
原因となっていることが殆どです。

 

トラウマが身体に及ぼす影響について
書かれていた興味深い一冊です。
初心者でも、とてもわかりやすい
内容になっていたので
少しだけご紹介させていただきますね!

 

身体はトラウマを記録する

著者:ベッセル・ヴァン・デア・コーク

トラウマは歴史や文化に影響の及ぶ
大規模なものもあれば
私たち家族に影を落とすもこともあります。

 

トラウマ体験は
私たちの心や情動、喜んだり
親密な関係を結んだりする能力や
生物学的作用や免疫系にまで
爪痕を残すそうです。

 

トラウマは直接それを体験した人
ばかりではなく
その周囲の人にも影響を与えます。

 

戦闘から帰還した兵士は、
逆上したり感情が欠落し、
家族を怖がらせかねないそうです。

 

心的外傷後ストレス障害(P T S D)の
夫を持つ女性は抑うつ状態になりやすく
抑うつ状態の女性の子供は自信がなく
不安な気持ちで成⻑する危険がある。

 

子供の頃に家庭内暴力を目の当たりにすると
大人になった時に信頼に満ちた
安定した人間関係を築くのかが
難しくなることが多いそうです。

 

誰もがトラウマを乗り越えようと望みますが
脳は、危険性を否定することが
得意ではないので
トラウマ体験が終わってからはるかのちに
危険な気配をほんのわずかでも感じると

 

その部位が再活性化し
混乱した脳の回路を動員し
大量のストレスホルモンを分泌します。

 

すると、不快 な情動や強烈な身体的感覚
衝動的で攻撃的な行動が
突然引き起こされます。

 

トラウマを抱えていると、
脳の警報システムが再調整され
ストレスホルモンの活動が増え、

 

情報を篩にかけて関係のないものを捨て、
関係のあるものを残すシステムが
改変されたりするそうです。

 

そうすることで
生きているという身体的な感覚、
体を通して感じたり表現したりする感覚を
伝達する脳領域をトラウマが損ない
自然な日常生活を送れなくなります。

 

これには右脳と左脳の働きが影響しています。
左脳は自分の経験を説明したり
整理したりしています。

 

右脳は音や声、触感、匂い、
それらが喚起する
情動の記憶を保存しています。

 

また、過去に見聞きした声や目鼻立ち、仕草
場所に自動的に反応し
右脳が思い起こすことは直感的な事実、
すなわち物事の実際のありようのように
感じられる。

 

何かの弾みで過去を思い出すと
そのトラウマ体験が
今起こっているかのように
右脳が反応します。

 

しかし左脳が上手く働いていないので
自分が過去を再び経験したり
再現しているという
自覚ができないそうです。

 

このように
トラウマは手放さないと
様々な悪影響を及ぼします
ですから、正しい方法で
日々のセルフケアを行うことが大切ですね!

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは
トラウマを1日3分のセルフケアで
簡単に取り除くことができるので
トラウマに支配されない
本来の自分を取り戻すことができます。

 

生き辛さの原因となっている
トラウマを手放すことで精神的にも
身体的にも安定することができます。

 

過去は変えれませんがトラウマを手放し
未来はなりたい自分になって
自分らしさを取り戻して下さい!

 

それを叶えてくれる
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会にお越しくださいね!

 

【執筆者:伊藤由架】

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