発達障害の子どもの癇癪と感覚過敏による登校しぶりはママの変化が鍵!

発達障害のお子さんが学校にいきたくないと癇癪を起こしてまで訴え、登校しぶりになることありますよね。理由は色々ありますが、感覚過敏が原因なこともあります。今回は癇癪の原因となる感覚過敏による登校しぶりの対策とママができることをお伝えします。

 

癇癪&登校しぶりで憂鬱な朝

発達障害のお子さんが朝から
癇癪を起こして学校にいきたくない!と
訴えることありますよね。

 

癇癪を起こすと子どももママも
落ち着くまでに一苦労。

 

特に朝の忙しい時間に
癇癪が起こると、

 

仕事に間に合わない・・
予定に間に合わない・・

 

と焦る気持ちでいっぱいになり
ついイライラしてしまい、
怒ってしまいさらに状況は悪化。

 

毎朝この状況が続くと、
朝がくるのが憂鬱になりますよね。

 

発達障害の子どもの
登校しぶりには色々な理由が
ありますが、

 

今回は感覚過敏による
登校しぶりについてお伝えします。

 

ではなぜ発達障害のお子さんが
感覚過敏によって
登校しぶりになるのでしょうか。

発達障害の子どもの感覚過敏による登校しぶりの原因とは?

発達障害の子どもには、
体の感覚が人より敏感な、
感覚過敏が多く見られます。

 

例えば、
学校ではこんなケースが見られます。

*聴覚
・椅子や机のガタガタした音に
 耐えられない。
・音楽の授業の合唱の不協和音が苦しい。

 

*嗅覚
・給食の臭いに耐えられず、
 気持ち悪くなる。

 

*触覚
・体操服など化学繊維に痛みを
 感じている。
 夏の日差しに他の子どもよりも
 肌に痛みを感じている。

 

*味覚
・給食の食感や味に耐えられないで
 いることを、好き嫌いととらえられ、
 残さず食べるようにうながされている。

 

*視覚
・問題用紙が白くまぶしくて、
 見にくい。
・窓からの光がまぶしすぎる。

 

*前庭感覚
 体育で回転刺激のある
 鉄棒やマット運動で、
 恐怖や気分の悪さを感じる。

 

つらさの程度は本人にしか
分かりません。

 

ですから、
つらい感覚過敏を軽減して、
にしてあげる必要があります。

 

また、感覚過敏はストレスによって
程度が変わることもあります。

 

もし、学校が怖いと感じているなら、
そのストレスで一層に過敏は
ひどくなる可能性があります。

 

同じ過敏でも、
おうちにいるときよりも、
学校にいるときの方が
辛さを感じているかもしれません。

 

では、実際にどのように対策を
行うのかお伝えしますね。

 

学校での感覚過敏の対応と大切なこと

*聴覚
・音楽の時間は、授業に参加できるか
 本人に聞いてもらい、
 辛ければ保健室にいけるように
 してもらう。
・イヤーマフをお願いしてみる。

 

*味覚
・給食が食べられないものばかりの日は、
 お弁当の持ち込みを許可してもらう。

 

*触覚
・日差しが耐えられないときは、
 体操着は長袖、長ズボンにしてもらう。
・もしくは、体育は本人に聞いて、
 見学を許可してもらう。

 

*視覚
・窓側の席を避けてもらう。
・カーテンを引いてもらう。

 

感覚過敏でつらいとき、
小学生の子どもが
どうしたら辛さがになるか、
自分から言い出すのは難しいです。

 

また、感覚過敏による辛さを
理解されないことは
本人にとってとても辛いことです。

 

そのため、ママや周りの大人が
感覚過敏の特性を理解し、
その子にあった対応をすることが
とても大事になります。

 

そして、
ママから学校に子どもの特性を伝え、
その子にあった対策を考えることが
大事なのです。

 

ですが、頭では理解していても、
学校の給食は食べないといけない
などと思い、子どもに無理強いをしたり、

 

学校に迷惑をかけてしまうと思い
なかなか相談できないママも
いると思います。

 

そのため、感覚過敏に対しての不安
ママが理解してくれていないという
悲しさから癇癪として現れることが
あります。

ママの理解や行動で子どもは変われます!

この、頭でわかっているけど
行動に移せないのは、

潜在意識にある思い込みにより、
行動にブレーキがかかってしまう
からなのです。

 

人の意識には、潜在意識と顕在意識があり、
潜在意識は、普段自分では意識していない・
意識できない意識で”無意識”とも言います。

 

その逆が顕在意識で、言語として説明が
できたりします。

 

私たちが普段考えてるのは
顕在意識ですが、意識の割合を9割
占めてるのは潜在意識なので、

言動に大きく影響するのは、
潜在意識になります。

 

そのため、ママの潜在意識に


「先生に迷惑をかけてしまう」

「躾をしてないと思われたら嫌だ」

といった型にはめた考え方や
思い込みネガティブな感情があると、
無意識に言動や思考に現れます。

 

なので、潜在意識にある思い込みや
ネガティブな感情の影響で、
理解していても無理強いしたり、
先生に相談ができないのです。

 

この潜在意識から思い込みを手放すことが
できる方法が、
シンプルパフォーマンスセラピーです。

 

シンプルパフォーマンスセラピー
行うことで、ネガティブな思い込みを
手放すことができるので、

ブレーキもなくなり行動することが
できるようになるのです。

 

そして、
子どもにあった対応を学校と
相談することができるので、
子どもも安心して学校生活を
送れるようになります。

 

また、学校への不安や、
理解されない悲しさがなくなるので、
感覚過敏による登校しぶりに対しての
癇癪もなくなります。

 

私も発達障害&感覚過敏の
息子の事を学校に相談したことで、
給食や体操服、音に対しての配慮を
学校で行えることを検討してくださり
ました。

 

また、先生方も理解協力してくださり、
無理強いをせず息子のペースで
勧めてくださるので、息子も学校での
生活が不安にならなくなりました。

 

息子も、感覚過敏による辛いことは
癇癪を起こさず自分から伝えて
くれるようになり、

 

その都度先生と話し合い
対応してくださるので、

 

息子も先生への安心感信頼感
芽生え、朝の登校しぶりもなくなり、
癇癪のない朝を迎えられています。

 

ぜひママが
シンプルパフォーマンスセラピーで、
ママの思い込みを手放し、
学校の先生方とタッグを組み、

 

感覚過敏による不安をなくすことで、
お子さんに勇気自信をあげてくださいね!

 

【執筆:大井かおる】

 

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