強い劣等感やコンプレックスを手放して、自分らしく生きる方法

劣等感は手放せる!

自分と誰かを比べて、
「自分は劣っているな…」と思う
感情のことを劣等感といいますが、
これは、誰もが持っている感情だと
いわれています。

 

多くの方が、劣等感というと
『マイナス』なイメージを持たれているかと
思いますが、

 

実際は、「悔しい!頑張るぞ!!」と、
自分のやる気や行動力を促す
ポジティブな働きかけをしてくれる
感情の1つでもあります。

 

ですので、劣等感はひとくちに
悪いものとはいえません。
問題は、強い劣等感により、
自尊心が傷つけられているような状態です。

 

この状態にいることを、
劣等コンプレックスと呼びます。
これは、アドラー心理学の創設者
アルフレッド・アドラー氏によって
提唱されました。

 

自分のやる気や行動を引き出す
劣等感と違って、劣等コンプレックスによる
劣等感というのは、『他者との比較』による
自分自身への劣等性です。

 

つまり、この状況を乗り越えるためには
『相手に勝つ』以外に方法はなく、
その人よりも優れているということを
示せなければ、その劣等感は消え去ることが
ないというわけです。

 

ポジティブな劣等感は、
あくまでも目標とする自分と今の自分との
ギャップにより生じるもの。

 

反対にネガティブな劣等感は
他者との比較によって生じるものです。

 

このような他者との比較による
ネガティブな捉え方を繰り返していると
それが気づかないうちに癖になっていき、
より、劣等感を強める原因にもなります。

 

それがなぜかというと、
脳は、とても単純だからです。
つまり、
ポジティブな反応を繰り返せば、
状況も好転して行くことも考えられます。

 

そもそも、劣等感が強い人は、
日常生活のあらゆる場面で、
他の人と比較して、
自分のことを低く評価してしまいがちです。

 

ですので、まずは、
他の人と比べて落ち込むのをやめて、
自分自身に目を向けてみてください。

 

そして、
「私ってすごいんだよ!」と
自分の良さを認めるような
声をかけてみてください。

 

それだけでも、
劣等感を手放していくことに
繋がりますよ^^

悩みの9割が、対人関係にあるという事実。

『人の悩みのほとんどは対人関係にある』
と言われています。
確かに、
悩みのほとんどが対人関係にあるというのは
とても想像がしやすいですよね!

 

恋人、パートナー、家族、職場、学校など
どれもこれも人が関わってこそのことで
悩んでしまっていることが多いと思います。

 

それもそのはず、
いろんな感じ方や見方、
価値観を持った人たちが
同じ社会の中で生活をしているわけですから
悩みの1つや2つ、起きて当然なのです。

 

その中でも特に、
真面目で正義感の強い人は、
より悩みを大きく抱えてしまいやすく、
心にダメージを覆ってしまうことが多い
といわれています。

 

というのも、
真面目で正義感の強い人は、
『他者思考』であることが多く、
それが原因で、気づかないうちに
心にダメージを受けているそうなのです。

 

他者思考というのは、

①他者から与えられた基準や正解に
支配される

②自分がどうしたいかではなく、相手が
どうしてほしいかを考えて行動を決める

③相手に合わせるのに疲れ切ってしまう。
「自分はこうしたい」が抜けている。

状態にあることを指します。

 

このような『他者思考』である人が
多いとされている今なのですが、
その理由として考えられているのが、
『学校教育』にあるそうなのです。

 

イメージしていただければ
わかると思いますが、
学校では何が正しくて、何が間違っている、
というような教え方をしていることが
多いです。

 

一概に言えませんが、創造性や個性よりも
模範通りであることの方が
正しい答えとされています。

 

また、集団での生活のため、
事前にできる対策として、
一定のルールが設けられていますよね。

 

これは集団生活を円滑に行う上では
必要なものではあるのですが、
これがまた、正しいか正しくないかでの
ルール設定になっています。

 

ルールを守ることが正しくて、
それ以外は間違いであるという
二極化になってしまい、教えられた通り、
答え通りに、動ける人が良い(正しい)と
評価を受けやすい、そんな社会なのです。

 

つまり、そこで重要視されるのは
自分がどうしたいかではなく、
正しいとされている基準に従うことや、
我慢してでも相手に合わせて
正しさの範囲にとどまることなのです。

 

こういった仕組みの中で生きていることが
あまりにも当たり前だったので、
自分がどう思うかという思考ではなく、

 

他者がどうしてほしいのかを気にするような
他者思考になってしまっている、
というわけなのです。

 

他者思考であるということは、
常に、他人のココロを探っている状態です。
当たり前ですが、
他人のココロは見えません。

 

ですので、あれやこれやと心配して
思考を巡らせていたとしても
それは単なる思い込みに過ぎず、
気づかないうちにどんどんと
ココロが疲れていってしまうのです。

 

そんな疲れた状態で居続けることによって、
どんどんと蝕まれていくココロは、
ネガティブな反応ばかり
してしまうようになります。

 

そしてそのネガティブな反応はやがて
心をすり減らし劣等感をより強いものにして
どんどん自尊心を
低下させていってしまうのです。

 

そうならないためにも、まずは、
置き去りになってしまっている
自分の気持ちに目を向け、

 

「自分はどうしたいのか」
「自分には何ができるのか」
「どう決断できるのか」を
意識してみることが大事になります。

 

他人思考から自分思考へ視点を変える。
それだけで、悩みの数が大きく減って、
心にゆとりが生まれる
実感を持つことができます。

競争や評価の社会で生きる私たち

現代社会は、
競争と評価の社会と言われています。
競争するということは、必ず
勝者と敗者が存在し、結果に伴う
評価を受けることになりますよね。

 

私たちは小さな頃から、
このような競争の環境に
当たり前に身を置いています。

 

そのため、進学や受験、就職などでの
希望する先に就くためには
周囲との競争に勝って、
ポストを勝ち取らなければなりません。

 

こうした競争にさらされる中で、
他人への警戒心や過剰な緊張感を抱えて
生きている人も多くいるのが現実です。

 

人は、ずっと競争に
勝ち続けられるわけでもありません。
また人によって、
得意、不得意ももちろんあるので、
どうしても勝負に勝てない人も出てきます。

 

こうした競争社会における、
常に勝ち続けないと生き抜いていけない
ようなプレッシャーの中にいることによって
ストレスがどんどん蓄積し、
考え方に歪みが出るようになります。

 

それが強い劣等感を抱く原因になったり、
心の病気へと繋がってしまうことに
なりかねないのです。

 

そこで、この競争社会を生き抜く
ポイントとして、重要な視点があります。
それが、社会全体が『横の関係』
を築いていくということだそうです。

 

これは、アドラー心理学による、
「縦の関係」と「横の関係」の視点です。

 

縦の関係というのは、
「上の立場にいるから偉い人」
「下の立場にいるから劣っている」
というように、

 

人間の価値に上下があると思い込むのが、
「縦の関係」の論理です。

 

反対に、横の関係というのは、
人間はすべて対等であると考えます。
つまり、上司と部下、教師と生徒といった
上下関係などはただの「役割の違い」
にすぎないということです。

 

「縦の関係」にこだわる人は、
自分の存在価値や自尊心が傷つくことを
恐れるため、
常に頑張り続けていなければなりません。

 

自分がそのことをやりたい!などと思って
始めたりする動機付けではなくて、
自分の存在を認めてもらいたい!という
いわば、承認欲求のような状態で
行動が実行されています。

 

ですので、
自分が他の人よりも優れていることを
周囲に見せつけることが目標となるため、

 

常に競争が生まれて、心は不安定となり、
心の問題や対人関係の問題が
生じていってしまうのです。

 

「横の関係」は、
一人ひとりの考え方や意見を、
たとえ未熟なものであっても大切にします。

 

そして、それらの意見を表現することも
大切にします。

 

そうすることで、「下」の役割の人が
「上」の役割の人の意思決定に
依存するような「指示待ち人間」に
ならなくて済むのです。

 

また、「横の関係」を
築くことのできる人たちは、
他人との競争でも
心が不安定になることがありません。

 

様々な競争場面に対して、
「競争は競争」と別のものと考えて、
単純に競い合いを楽しむことが
できるのです。

 

そして、たとえその競争に負けてしまっても
自分を否定することもなく、
精一杯やれたことに満足し、
次の競争への目標を定めて原動力にしていく
ことができるのです。

 

つまり、
劣等感の強い人は、
縦の関係の考え方によって
自尊心を低く捉えてしまっている状態です。

 

そして、その状態で他の誰かから
自尊心を傷つけられることを
必死に守るために
劣等感をより強めてしまっていた
ということなのです。

 

横の関係で物事が捉えられるようになれば、
上か下かはそもそも関係なく、
誰かよりも優れていることに必死になる
必要もなくなりますよね。

 

そうなれば、
個性をいかしあって、協力し、
尊敬しあいながら
生きていくことができるはず。

 

社会全体を変えようとするのは
難しいですが、まずは自分自身が
視点を変えて動いてみる。

 

それだけでも、
これまで抱いていたはずの
ネガティブな劣等感を
手放すことができるかもしれません!

 便利になるほど心の余裕がなくなっている?

コロナ禍によって働き方は
変わりつつあるものの
出勤時間帯の街を見渡せば、
せかせかと忙しそうにしている人は
まだまだ大変多いですよね。

 

核家族化や夫婦共働き世帯の増加、
競争社会、情報化社会で
目まぐるしく日々が過ぎている現代。

 

「働きすぎ!」とも言われている日本人は、
より、忙しそうに過ごしています。

 

時間に追われてイライラしていたり、
ギスギス、ピリピリしていて
心に余裕がないような空気感を感じる人も
いるのではないでしょうか?

 

心に余裕がない状態でいると、
周りで起きるネガティブな出来事にも
飲み込まれやすくなってしまいます。

 

ネガティブな思考にハマってしまうと、
いろいろなことが気になって見えてしまい、
心のエネルギーが気づかぬうちに消耗…。
他者への劣等感を抱きやすい状態にも
なってしまうのです。

 

そんな忙しく生きる私達に向けて、
ありとあらゆる便利グッズが
たくさん世に出ていると思いませんか?

 

メディアや広告媒体でも、
「〇〇しながらダイエット!」などの
「ながら〇〇」も
たくさん紹介されています。

 

とかく1つのことだけに集中して
何かをやるというよりも、
いくつかのことを同時にやって
時間作り出すようなアイディアが
たくさんあります。

 

それほど私達が
時間というものを
求めているからでしょうか。

 

時短グッズや代行サービスを
利用することによって、
得ることのできた時間で、
やりたいことをやる時間を確保できるのは
とても素晴らしく効率的ですよね。

 

しかし、このように
便利さを取り入れたことによって
時間という概念では余裕を持つことが
できたのかもしれませんが、

 

それ故に、心の余裕も
奪われているという事も
十分に考えられます。

 

それがどういうことかというと、
生産性を求められ評価を受けることが
当たり前な社会に暮らす私たちは、

 

無意識的な状態下で
「何かをしていなければいけない」という
思い込みを抱いてしまうことがあります。

 

便利なものを導入して得たこの有効時間を
無駄にするわけにはいけない!
という思考です。

 

いうまでもなく、忙しない毎日に追われる
私たちに必要な時間は隙間時間も何かをして
埋めるようにすることでなく、

 

止まって道端に咲く花を見るような時間、
つまり、
心の余裕を感じる時間をもつことです。

 

有効活用したい貴重な時間に
やることを詰め込みすぎてしまうと、
心も体も疲れは取れません。

 

疲れが取れないどころか、
脳に蓄積した疲労が、劣等感や怒りなどの
ネガティブ思考を生み出し、
それを繰り返すことで心に大きな悪影響を
及ぼしてしまいます。

 

便利さを取り入れて、
得ることのできた時間を
より楽しんで使える時間にするためにも、

 

まずは心の余裕を感じるための時間、
自分自身と向き合える時間をもつことが
必要になるのです。

 

しかし、自分と向き合う時間を作って、
心に余裕を感じる、といっても
どのような方法でやれば良いのか
わからない方が多いと思います。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは、
1日たった3分のセルフケアをするだけで、
劣等感やイライラ、不安、心配、などの
ネガティブな思考を手放していくことが
できるセルフセラピーです。

 

1日たった3分だけ、
セルフケアの時間を作る。
これだけで、
心にゆとりを感じられるようになりますよ!

自分の心は自分で守り、自分らしく生きていく!

シンプルパフォーマンスセラピーは
仕事や家事、育児など忙しく
時間がない人でも
いつでもどこでも簡単に取り組める
セルフセラピーであり、

 

なおかつ、効果の時間がすぐに得られるのが
良さの1つでもあります。

 

また、
セラピーやカウンセリングへの
行き帰りの交通費や時間を
一切無駄にすることなく、
オンラインで受けられるのも特徴です!

 

あらゆる情報が飛び交う今の時代には、
ストレスから身を守って、ネガティブ思考に
陥らないようにするためにも、
自分の心は自分で守る方法を
知る必要があります!

 

セルフケアさえできれば、
カウンセリングに予約する手間なく、
すぐに自分の心をケアすることが
できちゃうのです。

 

自分は自分、他人は他人であると
きちんと線引きして
捉えられるようになったり、
あれこれ人と比較してしまう癖だったりを
ちゃんと、手放すことができます!!

 

自分の気持ちや想いを確認し、
認めることができるようになるので、
自分のことをもっと大切に、
前向きに自分らしく生きていこうと
思えるようにもなります!

 

強い劣等感ばかりで心が辛い、、
劣等感をなくして自分らしく生きたい!
自分をもっと大切にしたい!
人生をより豊かに幸せにしたい!

 

そんな方はぜひ、
個別相談会にお越しくださいね^^

 

【執筆者:室屋梨沙】

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