内向型の人間のすごい力 静かな人が世界を変えるから学ぶ内向型の人を知ろう!

世間では、内向型なイメージは、
ネガティブなイメージが
多いように思います。

 

人間関係を築くのが不得意であったり、
コミュニケーションが上手ではなかったり、
集団行動は、好まない人が
多いかもしれません。

 

ご家族様に内向型の方がいらっしゃる
ご家庭も沢山あると思います。
外向型の人と内向型の人と
どこが異なるのか・・

 

中には、親御さんで悩んでいる方も
いらっしゃると思います。
生涯変わらない人もいますが、
そうでなく、変わる人もいます。
中には、両向型の人もいるのです。

 

気質の表面的な部分だけをみると心配したり
変わって欲しいと願望を持ち
それに伴う言動を
されているかもしれません。

 

内向型について、とても詳しく
研究内容などが書かれていた本を
見つけました。

 

まず、理解して頂くのに
お薦めだと思いましたのでここでは簡単に
ご紹介させて頂きます。

 

内向型人間のすごい力
静かな人が世界を変える

スーザン・ケイン(著)

この本によりますと、
20世紀の偉大な発達心理学者である
ジェローム・ケーガン教授の研究について
詳しく記載されています。

 

赤ちゃんに対して行った研究で、
刺激に対して激しく反応した子が
内省的に育ち激しい反応を示さなかった子が
外向的に育つ仮説をたて、
実験結果も同様だったそうですが、

 

ケーガン教授は、1つの行動に対して
ひとつの原因という訳ではないと
言われており、内気だとか内省的だとか
性質が生じるには様々なルートがあり、

 

神経系との関連性の有無に関わらず
内向的な性格をもたらしうる環境因子に
ついても語られているそうです。

 

様々なことが絡んでいるので
一概には言えないということでは
ないでしょうか。

 

心理学者ハンス・アイゼンクは、
外向的な人は強い刺激を好み、
内向型の人は、オフィスのドアを閉めて
仕事に没頭する。

 

こうした違いは、脳の上行性網様体賦活系
(ARAS)に基づき、私達を目覚めさせたり
警戒させたり活動させたりする
メカニズムを備えているそうです。

 

このARASが脳へ流れる感覚刺激の量を
調節して覚醒のバランスをとっていると
推論しており、
内向型は情報が伝わる通路が広いので、

 

大量の刺激が流れ込んで覚醒水準が
高くなって不安になったり、
しっかりものが考えられなくなるような
気がしてもう十分だから帰りたいという
気持ちになると言われています。

 

脳の働き方から違うのですね。
刺激に対して起こる反応
そのものだったのです。

 

内向型は、外向型よりも注意深く考える。
行動する前に考えて、情報を綿密に消化し、
時間をかけて問題解決に取り組み簡単には
諦めず、より正確に作業するそうです。
色々な特性がありますね。

 

ただ、先にもお伝えした通り人は
環境によって変わります。

 

そこで、
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
潜在意識に働きかけるセルフセラピーなので
継続的に行うことで、思い込みなどが
手放すことが可能です。

 

気質的な部分以外に積み重ねたや
環境による思い込みもあります。
そこにアプローチできるのです。

 

少しでも手放すことで、
より軽やかに過ごすことができると
思います。
是非シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみて下さい。

 

【執筆者:木下里佳】

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