心身に不調という大打撃を与える”過緊張”とは?

 

働く人にとって職場での適度な緊張はパフォーマンスも上がり、持っていてもおかしくないことですが、それが度を超えた過緊張となると、心身の不調を招くほどの大打撃攻撃をしてくるのはご存知でしたか?この記事ではその原因と対策をお伝えします!

 

働く人の多い過緊張とは?

そもそも過緊張とは
何かというと、
自律神経の交感神経が
 過剰に緊張した状態
」のこと!

 

ずっとピリピリした状態で、

交感神経が過剰に緊張した状態になると、
常に緊張状態が続いてしまい、
リラックス状態を作り出す
副交感神経への切り替えが
上手くできなくなってしまいます💦

 

結果として頭痛や
肩こりといった身体的な不調だけでなく、
睡眠障害やうつ病を招く原因にもなります。

 

確かに、毎日受験期のような
緊張状態が続いていたと考えたら
自分が100人いても
持ちませんよね💦

そんな過緊張になっている皆さんが
この記事で、
過緊張を招く原因を知るだけでなく、
自分の心や身体に
耳を傾けるきっかけになれば幸いです!

 

365日営業中?!過緊張の症状。

そもそも過緊張とは、
簡単にお伝えすると、

いくら時間が経過しても、
ストレス感じてしまい、
緊張状態が継続してしまうこと。

 

そして下記のような人は
過緊張の恐れがありますので、
深刻な症状になる前に
予防や改善を意識してみてくださいね!

 

例えば・・・

  • 家に帰っても、
    仕事のことをずっと
    考えてしまって落ち着かない
  • 日中に上司から言われた言葉が、
    寝る前になっても頭から離れない

  • 明日すべきことが山積みで
    常に時間に追われ、
    夢の中でも仕事のことを考えている

つまり
「常に気が休まらない」
「リラックスできない」
「イライラしていることが多い」
「先のことについてビクビクしている」
「焦りや不安を感じる」
というのが過緊張の初期症状です。

 

そしてこれらがさらに高じると
「寝付けない」
「眠れない」という不眠症状や、
「朝になると体が重い」
「寝た気がしない」
などの、うつ病の一歩手前である
「抑うつ状態」に移行していって
しまいます。

 

仕事を終えても、
休んでいても仕事のこと。
まして、いつも緊張しているので、
話せない、相談できない、

それでも人の目を気にして
失敗したくないと
自分で抱え込んでは苦しい状態。

 

つまり、
365日、寝ても冷めても
緊張ということに追われて
自分らしさも発揮できない状態で
追い込まれているのです、

 

では原因を次に見ていきます!

 

過去の失敗?トラウマ?根底に潜む記憶。

そもそも
過緊張を招くのは、
積み重なるストレスと言われていますが、
実は根本の原因があります。

 

というのも、
毎日仕事のことを考えるくらいですから
常に期待に応えようと手を動かしているわけです、

 

それには、
失敗したくないとか
怒られたくない、
相談できないから自分でなんとかしている
ということにつながるのですが、

 

 

それには、過去の記憶が関係しています。

それが無意識に、

・また失敗したら怒られるかも
・また失敗できない・・・否定される
・失敗したらまた嫌われるかも
・完璧にしないと褒めてもらえない
・格好悪いところを見せたら
 みっともないと罵られる など

 

と脳が勝手に判断する事で
人と関わるときに、

「〇〇になったらどうしよう」
ビクビクしてしまうことで
過緊張が生まれることが
一つの大きな原因です。

 

ストレスを起こすための
大元の根本原因のお話です。

 

脳の構造上、
記憶の形成に重要な役割を果たす
”海馬”と言う部位と

 

人が恐怖や不安を感じた時に
活性化する「扁桃体」という
脳の部位があります。

 

これがすぐ隣にあるので
数ある記憶の中でも、
過去に起こった体験として
「ネガティブな記憶」
は強烈に残りやすいと言われています。

 

つまり過去に、
・意見を言っていじめを受けたり
 叱責された

・親からいつも話を否定された

・相談しに行ったらバカにされた など

 

ネガティブなイメージを
持ち続けていると
同じような場面で、
また起こるのではないかと
過去との記憶を重ねいつもそれを
回避していきたいと無意識に
緊張に向いてしまいます。

 

それが、
過去と今を重ねてみてしまい、
結果異常に緊張を
招くことになっている原因です。

 

過緊張をやめるには意識改革をしてみましょう!

過緊張になっている状態は、
いうならば、過去と今の
目の前の誰かや状態に対して
意識が向いていて、

 

自分はなぜ緊張してしまうのか?
そもそもそう思っているのか?
自分は本当はどう思っているのか?など、
相手の目ばかりを気にして
自分に向いていません!

 

なので、まずは、
自分がなぜ過緊張になってしまうのか、
上記の内容から自分の状態を紐解き、
一度自分はなぜいつも緊張状態にいるのか?
次発見してみてください^^💡

 

また、
すぐには難しくても、
過去の問題を今と重ねないようにして
過ごす意識改革から始めてみましょう!

 

過緊張は良い結果は100%招きません。
ぜひご自身を振り返るきっかけに
してみてくださいね◎

 

▼過緊張をすぐに手放したい!
 自分の仕事のパフォーマンスとマインドの安定はこちら!

 

【執筆:高橋和代】

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