看護師の職場環境はメンタルヘルスに大きな影響を及ぼすことが知られています。この記事では、どのような要因が看護師のストレスを増幅させ、どのように対処すべきかを考察します。
看護師の職場とパワハラ
看護師として働く中で、
こんなお悩みはないでしょうか?
・突如と怒鳴られることがある
・ミスを全てこちらの責任にさせられる
・頼み事を断るとわかりやすく不機嫌になり
無視される
など理不尽な攻撃や
態度をされるなどです。
実は医療業界の職場は
俗に言うパワハラと言うことが
当たり前のようにように横行していて
約8割の看護師さんが
パワハラに該当することを
受けているのです。
ではなぜ異常なことが
当たり前になっているのか?
次にお伝えをしていきます!
感情労働の葛藤
看護師の業務は、
感情労働が伴うことが多くあります。
感情労働とは
相手(=顧客)の精神を
特別な状態に導くために、
自分の感情を誘発、
または抑圧することを職務にする、
精神と感情の協調が必要な
労働のことをいいます。
つまり、
相手のために自分の感情などを
我慢したりという
非常にストレスのかかりやすい
労働方法です。
特に、
看護師は日頃から
看護師は笑顔や細やかな
気遣いといった面で、
患者さんに看護を提供する
側面がある中で、
命に関わるプレッシャー
不規則な環境も相まって、
ストレスの一因となります。
この継続的なストレスは、
やがて、心に余裕が持てず
人の感情が爆発しやすい状態と
なっていて我慢する人、
当たられる人などに
分類されることにもつながるのです。
パワハラを受けやすい人って?
そんなパワハラが
当たり前のようになっている
医療業界ですが、
その中でも、
我慢して黙々と頑張っている
真面目な看護師さんがいます。
実はその看護師さんこそが
パワハラのターゲットに
されやすい一人です。
なぜかというと、
ある程度の理不尽なお願いや、
無理なことでも
やってくれるという
弱い立場のレッテルを
貼られてしまうからです。
過去の私もそうでした。
私は33年看護師として
働いてきましたが、
頼まれごとはなんでもやる、
困りごとは
放って置けないというタイプで
コロナ禍にまさに標的にされ
心を痛めた経験があります。
つい頼まれごとには
答えてしまうし、
ありがとうという
言葉が嬉しくて・・・
と言う当たり前のことが
相手にとっては都合の良い
存在になっていたようです。
全員ではありませんが、
つい
『この人にはいってもいい、
やってもいい』
と言う状態を招いてしまうのは
とても理不尽なことです。
自分の感情を言葉にする必要性
自分の感情を抑圧しやすい
看護師という仕事と、
理不尽だと思うことへの
我慢は別に考える必要性があります。
というのも、
患者様に対しても感情労働をし、
連携を取らないとならない
看護師同士や医師などにも
感情を抑圧していては、
心身が持ちません。
理不尽に業務を押し付けられたり、
感情のままに怒鳴られることを
我慢する必要はないのです。
もしこの記事を読んで、
自分もそうかもしれない?と
気づいたのであれば、
まずは自分の感情はどうなのか?
一度向き合ってあげてください^^
我慢が当たり前と
思っていたとしたら、
それは心が
麻痺しているかもしれません。
好きな仕事だとしたら、
なおさら自分の感情に素直になって
疲弊しないように
意識してみてくださいね!
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【執筆:川嶋まき】