「エジソンにピカソの才能を 求めていませんか」から学ぶ 子どものほめ方

〜子どもをほめても、まったく
子どもの自己肯定感があがらない人へ〜

ここ10数年前から
「叱らない子育て」や
「ほめて子どもを伸ばす子育て」
が主流になっています。

 

子どものやる気を引き出す
最も効果的な方法は、励まし、
ほめることです。

 

ほめることで自己肯定感
を高めると言われています。
子どもの自己肯定感を高め
自信を持たせたい
と願う親は多いはず。

 

親は、子どものほめる行動や
ほめるタイミングを考え、
上手にほめ続けていますよね。

 

しかし、親は「ほめている」のに
子どもは「ほめられていない」と
感じているとしたらどうですか?

 

ほめたつもりが、親からの
プレッシャーや束縛を
感じ傷ついているとしたら
どうですか?

 

え!そうなの
ほめているのになんで?
と思いますよね。

 

私の、ほめ方は子どもに
プレッシャーを与えて
いないだろうかと気になるはずです。

 

どのようにほめれば、
子どもにきちんと伝わるのか
ほめ方を詳しく書いてある
次の本を紹介します。

<エジソンにピカソの才能を求めて
いませんか>
向山 洋一(著)

この本によると、
親に「子どもをよくほめている
ほうですか?」と質問をすると
親は「ほめているほうだ」
「うんとほめる」が大多数。

 

子どもに「おうちでよくほめられる
ほうですか?」との質問をすると
「ほとんどほめられない」
「ほめられたことがない」が大多数。

 

これはどういうことでしょうか?
親子ですから、答えは一致
するはずです。

 

男の子は、女の子に比べて
「ほめられている」という自覚が
ある子が少なかったそうです。

 

女の子の場合、親が「よくほめている」
と答えたのが、55%でした。
それに対して女の子は、
「よくほめてくれる」と答えたのは、
50%だそうです。

 

男の子の場合は、親の70%が
「よくほめる」と答えたのに対し、
親から「よくほめられる」と
答えたのは、30%でした。

 

では、どのようにほめれば子ども
に伝わるのでしょうか?

 

例えば、プールで初めて泳げた子が
喜び勇んで帰ってきたとき
「よくやったわね!」
とその後に「今度は、10メートル
めざしてがんばってね」とか言って
いませんか?

 

例えば、テストをがんばって
80点取ってきた子に、
「えらいわね」
のあとに「もうちょっとがんばれば、次は
90点ね」と続けていませんか?

 

子どもが努力したとき、あるいは
進歩を見せたとき、さらに上の
目標を与えるのは、上手なほめ方では
ないそうです。

 

親は、ほめて励ましたつもりでも
ほめたあとに次の目標を与えると
子どもは「ほめられた」と感じるより
「今の結果には不満だ。もっとがんばれ」
とお尻を叩かれるように
感じるようです。

 

親は、子どもに過大な期待を向けて
しまうことがあります。
その気持ちが、できたことを
ほめるだけでなく、まだできるはずと
次の目標を与えてしまいます。

 

他にも次の目標を与えてしまう理由は、
もっと、上を目指し
成績などもあげておかなければ
未来が心配という不安な気持ち
からもきています。

 

親は、子どもの未来に
大きな不安を持ち続けている
ため、今だけを見つめられません。

 

子どもに次の目標をついつい
言ってしまう人には
シンプルパフォーマンスセラピーが
おすすめです。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
頭をすっきりさせ、未来のことばかりを
考えて不安になるのではなく、

 

目の前の今に集中することができます。
ありのままの今の子どもの姿を見つめ、
子ども自身が成長できたことだけをほめる
ことができます。

 

ぜひ、子どもに伝わるほめ方で、
子どもの自己肯定感を上げて
いきましょう。

 

そのために、
シンプルパフォーマンスセラピー
のオンライン体験会に
お越しくださいね。^ ^

【執筆者:川﨑 より子】

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