母親のストレス状態が 子どもの心の傷(トラウマ)をつくる事実

ママの機嫌が子どもの感情を左右する!

子どもにとってママは、
とても大切な存在。
ママが笑顔でいてくれるだけで幸せ。
どんなときでもママには
笑っていて欲しいものです。

 

ママが笑っていなかったり、
ネガティブな様子であれば、
人一倍敏感にそれを察知する子ども!

 

ママの様子を無意識にうかがい、
「ママ、疲れている?」
「ママ、元気?」
「ママ、なんか、怒ってない?」
とママの様子を気にしています。

 

だから
ママが苦しんでいたり
悲しんでいたりすると、
子どもはそれを自分のせいだと
思ってしまうことがあります。

 

例えば、子どもが学校から帰宅し、
「ねえねえ、ママ!
今日ね、学校でこんなことがあったの!」
と、嬉しそうに話しかけてきたとします。

 

でも、その時、
ママの機嫌がたまたま悪く、
「今、忙しいから!」と言って
話を聞いてくれなかったら
どうでしょう?

 

まだ、幼い子どもは
「私、何か悪いことしたかな?」
「ママに迷惑かけちゃったかな?」
「ママ、私のこと、嫌いになっちゃった?」

 

と、子どもなりの頭で精一杯考えて、
期待通りにいかなかった現実を
自分に納得させようとします。

 

そして、自分のことを
「ママを不機嫌にさせちゃうダメな私…」
「大切にされる価値がない…」
と落ち込み自分を責める場合があります。

 

また、「このままの私だと、
お母さんにもっと嫌われちゃう!」
「見放されちゃうかもしれない!」
と、無意識に恐怖心を
抱いてしまうようなことも…。

 

その結果、
「私が悪い子だから、
ママを怒らせちゃう・・・」
「こんな、私でごめんね」
と、罪悪感を持ってしまう…。

 

親のちょっとした不機嫌な態度が、
子どもの感情のプロセスに
ここまで影響してしまう可能性を
わかって子育てしている親は
決して、多くはないように思います。

 

「こんな私でごめんね」という罪悪感が、
心の傷(トラウマ)となり、
その傷を持ったまま親になると、

 

今度は「こんなママでごめんね」
と思う心の癖が
そのまま出てきてしまうのです!

 

「こんなママでごめんね」と
思いながら、子育てしているママは、
少なくありません。

 

それは誰もが、
幼少期の親との関係でできた
心の傷をもっているからです。

 

その傷の深さは
人それぞれ違いがあるにせよ、
子育てが辛いと感じるママは、

 

それは、もしかすると、
幼少期に母親の不機嫌な姿を見て、
感じていたネガティブな感情が

 

心に傷を作り、
癒えないまま残っている
可能性があります。

 

その傷に気づいてあげる事ができれば、
今からでも癒してあげる事が可能です。

はやく気づいて!子どもの行動が あなたの心の傷(トラウマ)を刺激しています!

子育ての悩みはダミー(ニセモノ)であり、
原因はそもそも
子どもの頃から握りしめている
「自分責め」や「自己否定」の
心の癖にあります。

 

子どもの頃に負ってしまった
心の傷(トラウマ)が、
今も癒えていないことによる不安が、
子育ての悩みかのように形を変えて
表れているだけで、

 

本当は自分を責め、
自己否定している原因に
気づいてあげる必要があります。

 

多くのママたちが子育てで悩む原因は、
「理想どおりのママにならなければ!」
と強く思っているからかもしれません。

 

理想どおりのママとは、
自分が幼少期に味わったような思いを
子どもにはさせないように、
振る舞うママのこと。

 

このようなママたちは、
いつも笑顔でいなくてはいけない!
いつも穏やかでいなくては!
いつも子どもの相手をしなくては!

 

いつも子どもの話を聞いてあげなくては!
いつも子どもを優先させなくては!
といつもいつも、
理想どおりのママになろうと
頑張りすぎてしまいます

 

「なんだか子育てが苦しい…」と
思うあなたは、本当は小さい頃に
お母さんにしてほしかったことを

 

自分の子どもにしてあげることで、
自分自身の心の傷を
癒そうとしているのかもしれません。

 

この心の傷が癒えないままだと、
その傷を刺激するような出来事が
ずっと繰り返しおこります。

 

心の傷が残っていることを、
あなたに気づかせようとする出来事が
日々の子育ての中で、
繰り返し発生しているのです!

 

気づいて!気づいて!
と言わんばかりに、
ママの心の傷を
刺激するような行動を
子どもが繰り返すたびに、

 

ママは子どもにも
そして自分に対しても
イライラしているのです!

危険です!コロナ禍でママの自責が強まっています!

ママだけに限らず 社会全体で
イライラしている人が
増えている現代社会。

 

その理由は、社会が多様化し、
自分の理想や期待、
価値観とは違う人が多いため、
そのギャップに
怒りを感じているからです。

 

そんなストレスフルな社会に
加わったのが、
新型コロナウイルスによる
ストレスに伴うイライラです。

 

感染症予防のための行動制御、
感染への不安や
経済的な不安、

 

テレワークなどの導入に伴う
家族との付き合い方の変化など、
様々な変化が新たなストレスを
生みだしました。

 

自粛生活によって、
学校への登校日数が減る、
保育園に子どもを預けられない、
などの理由で、

 

急な生活スタイルの変化に
対応してきたストレスで
母親の鬱憤も増え続けています。

 

このようなストレス下で、
自粛生活が長く続き、
子どもと自宅で過ごす時間が
増えたママたちの心は、

 

子育てにおいて、
ますます疲弊していくのです。

 

ママのイライラや自責は、
コロナ禍で状況が一変したから
始まったというわけではなく、

 

その原因は、おそらく
前々から持っていたものであることが
ほとんどですが、

 

コロナ禍という環境は、
ママの子育てへの責任に
さらなるプレッシャーを与え
ママの自責を強めやすい環境で
あるといえます。

幼い頃のあなたは ほんとに健気によく頑張りました!

子どもの頃を振り返り、
自分の母親との関係を見つめなおすと、
過去の心の傷を癒す方法が
たくさん発見できます!

 

あなたは子どもの頃、
お母さんとの関係をどのように
感じていましたか?

 

あなたが子どもの頃、
お母さんにされて嫌だったこと、
寂しかったこと、
悲しかったこと
怖かったことはなんですか?

 

例)
□明るい性格の友達と
比べられるのがイヤだった。

□いつも疲れていて
八つ当たりされるのがイヤだった。

□私のことを怒るお父さんから、
守ってくれないのが寂しかった。

□自分の話ばかりで、
私の話は聞いてもらえなくて
悲しかった

□お父さんとお母さんが
ケンカしているのが怖かった・・・。

などの気持ちを
あなたは今も
心に抱えたままでいませんか?

 

幼い頃のあなたは、
本当はお母さんに、
何をしてもらいたかったのですか?

 

例)
□本当は私のために
ガマンしてほしくなかった

□私の話を最後まで
黙って聞いて欲しかった

□誰かと比べないで、
私のやりたいことを認めて欲しかった

□弟や妹のようにかまって欲しかった

□いつも優しいお母さんでいて欲しかった

あなたはお母さんに
どのような扱いをされたように感じて
嫌だったり、悲しかったり、
寂しかったのでしょうか?

 

□お母さんにとって、
大事な子でない気がして悲しかった

□私に関心がないように思えて、
寂しかった

□ダメな子だと思われている気がして
イヤだった

幼い頃のあなたは、
どのような表情をしていますか?
イメージをして、
声をかけてあげてください。

 

□お母さんに大事にされていないような
気がして悲しかったんだよね

□お母さんから、
関心をもってもらえなくて
寂しかったね

□ダメな子だと思われている気がして、
イヤだったよね

どうでしたか?
今まで心の奥に隠れて見えなかった、
子どもの頃の感情が
よみがえってきたのではないでしょうか。

 

ここまでの振り返りで大事なのは、
幼少期のあなたが抱いていた、
「寂しさ」「悲しさ」などの感情を
きちんと感じてあげることです。

 

ネガティブな感情を抱えていたことに
気づいて感じることで、
その感情が
次第に癒される感覚が湧いてきます。

 

実際に、声に出して言ってみると、
心が自然に反応して
涙が止まらなくなる言葉に
出合えることがあります。

 

声に出してみて、心に響いた言葉は
何度でも言ってみて、
その感情をじっくりと感じてみましょう。

 

心の傷から
自分を解放するための基本は、
とにかく思っていることを
言うことです。

 

こんなこと言ったら、
相手にどう思わるか?
と遠慮して、
言いたいことを
飲み込む癖がある人は

 

とくに、心に湧いた
「悲しい」「寂しい」を
あなた自身に言わせてあげましょう。

ネガティブな心の癖は手放せる!

子育てをしていて、
「私が小さい頃はこうだったのに…」
と、自分の幼少期と我が子を
比較してしまうことはありませんか?

 

目の前の我が子に、かつての自分を
無意識に重ねてしまいやすい
子育て中だからこそ、

 

幼少期に感じた
ネガティブな感情に気づいて癒し、
自分責めの心の癖を手放すチャンスです。

 

幼少期の自分に、大人の自分が、
「イヤだったね」「悲しかったね」
「寂しかったね」「怖かったね」
と寄り添うことで
心の傷を癒すことができます。

 

心の傷が癒せたら、
「こんな私でごめんなさい」と
自分を責める必要もなくなり、

 

子どもと一緒にいるときも
「こんなママでごめんね」と
感じてしまう心の癖から
抜け出せるようになります。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは
1日3分のセルフケアで、
自分を辛くしてしまう心の癖を
手放すことのできるセラピーです。

 

傷ついた心を癒しながら
ネガティブな感情が手放せます。

 

もう過去の幼い頃のあなたと、
目の前にいる子どもを比較して、
イライラすることがなくなります。

 

過去の悲しい心の傷は、
自分自身で癒しながら
ネガティブな感情は
手放していきましょう。

 

お子さんにとって、
一番見ていたい景色は、
ママが毎日を楽しく幸せに
笑顔で過ごしている姿です。

 

ぜひ、個別説明会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
ご体験下さい。
お待ちしています(*^^*)

【執筆者:角元奈津子】

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