忙しいママが子どもの主体性を奪ってしまう?!主体性が育つたった一つの 大切なこと。

予測不能な時代に、子どもたちに求められることは”主体性”をもつこと。実は、この”主体性”をもつことができない子どもが増えているのです。主体性を育てるために大切なたった一つのことをお伝えしています!

 

時間に追われるママほど危険?

いつも時間に追われて、お仕事、育児
家事に頑張っておられるママさん
日々お疲れ様です。

 

朝起きた瞬間から、自分のことだけ
ではなく、ご家族のこと、
お弁当作りなどバタバタの
朝のスタートをされている方も
多いかもしれません。

 

そんな時でもお子さんが、
時間割をしっかりやったのか、
忘れ物なく持ちものを持ったのか、

 

ママは一向に休まる暇がないくらい
あれこれと思考を巡らせ、子どもに
あれこれ口出ししたり、
先回りしてしまったりします。

 

朝のスタートが、こんな調子だったら
ママだって、お子さんだって
良い気持ちでスタートすることは
できませんよね。

 

この怒涛の忙しい毎朝、
子どもが自分で時間割をして
自分で持ち物を用意して
自分で起きてくれたら
どんなに穏やかな朝になるでしょうか?

 

実は、ママのある行動
子どもの主体性が決まっていくのです。

 

ここでは、子どもが自分で
責任を持って行動できる
主体性がなぜ身につかないのか
お伝えしていきます。

 

私も経験、自分で決められない息子

私には、もう20歳になる息子が
います。

 

ひとりっ子で、早くにパパを亡くして
いるので悲しい思いをさせては
いけないとそれはそれは可愛くて
この子のためならとフルタイムで勤務し、
一所懸命に子育てをしていました。

 

おしゃれな洋服を着せたくて
私が選ぶ、体に良いものを
食べさせたいからお惣菜は買わない
喘息持ちだから毎日掃除機は当たり前

 

小学校に入ったら忘れ物をしないように
時間割もチェックし、夏休みの宿題
といえば自由研究、なぜか息子より
私の方が夢中になって取り組んだり
していたんです。

 

息子が困らないように
なんでも手を貸すことが当たり前
になっていくと同時にどんどん
時間はなくなっていきました。

 

仕事もあるので、毎朝バタバタ
帰宅後もバタバタ、完璧を求めすぎて、
自分で自分のやることを増やして
仕事でも役割が増えてくると
どんどん疲弊していきました

 

息子が大きくなってくると
なんで自分でできないの?
次第にイライラすることも増えてきて
友達と出かける時でさえ

 

「この洋服変?」って
聞いてくるんです。

 

なんで自分で決められないんだ
ろう・・・洋服に興味がないのかと
思っていたんです。

 

高校入試の時も
自分で学校を探そうとしない
”サッカーのできる高校がいい”
とは言うのですが
自ら調べることをしない。

 

ここにしようか・・と
決まりかけたところで
今度は友人がいく私立の
サッカーのある高校にしたい
言い出しました。

 

彼が決めたことならと応援しましたが、
この時息子には自分で考えて調べて、
何がなんでもここにいくという

想いはなかったのだと今なら理解できます。

 

というのも、これは全て、
私が先回りして息子に手をかけて
きた結果だったのです。

 

自分の忙しさのあまり
余裕がなくて、さらに息子のことも
手を貸すことで、さらに頭の中は忙しい

 

息子を自分のペースに巻き込み
私自身が息子をコントロールして
しまい、息子は自分で考えることも
自分で何かをやり遂げたことがなく
自信を無くしていったんです。

 

ではなぜ、
私が良かれと思って子どもに
手を貸し先回りしていたのか、

 

なぜそれが子供の自信の無さや、
あれこれ聞いてくることに繋がるのか?
次に紐解いていきますね。

ママの概念は子どもの主体性を奪う?

ズバリ、
先回りという動きが
主体性を奪ってしまう行動なのです!

 

ですが、ママを責めているわけでは
ありません。

 

ママもまた過去に同じように
ご両親や近い大人などに
決め事をされたからこそ
同じように子育てに影響しているのです。

 

またこれは脳科学的にも言えることで、
脳の中には、自分では自覚を
していない潜在意識といって

 

普段自分では意識していない、
意識できない意識で”無意識”という
部分を司る機能があります。

 

潜在意識は、倫理的に物事を
考えたりはせず淡々と入ってくる情報を
受け入れ蓄積します。

 

そして私たちの行動の大半を決めている
のは普段自分では意識できない
「潜在意識」なのでこの潜在意識に

・ああしなさい!
・ママの言う通りにしなさい

 

などネガティブな記憶が蓄積していると
勝手にネガティブな行動へと
動いてしまうのです。

 

私自身、とても厳しい亭主関白で
暴力が当たり前の父に、物心ついた時から
コントロールされて育ちました

 

父は事業をやっていたので
世間体をものすごく気にする人で
運動会でも私が1位にならないと
気が済まない人。

 

私はその期待に応えようと
必死で、何をするにも父が頭にあり、
顔色を見ては自分の人生の全てを
父に委ねていました。

 

父にコントロールされたことが
一番嫌だった記憶として残っていて、
息子には絶対に同じことはしない、
好きなことをやってもらいたい!

 

そんな気持ちから、息子に選択
させていると顕在的には思っていた
行動が形は変えど、無意識になんでも
コントロールするママになっていたのです。

 

だからこそ、ママがいらない概念を
手放すことが子供の可能性や
主体性を伸ばすことにつながる
最初の土台になるのです!

 

主体性を伸ばすポイントはママにあり!

いかがでしたでしょうか?

 

私自身、息子のことで
とても悩んでいました。

 

学校には行かない、遅刻を繰り返す、
高校の担任の先生には
”留年になりますよ”
と言われたこともありました。

 

そうはさせたくないと
毎朝必死で起こして学校に
行かせることがその日のスタートになり、

 

会社に向かう道中
自責にかられ、一人泣きながら
通勤していたこともありました。
ですが、一番悲しくて辛かったのは、
紛れもなく
息子の方です。

 

自分で考えて責任を持って
行動するという機会を与えられず
どうして良いかわからなかったはずです。

 

誰も理解をしてくれない、
この先どうして良いのかわからない
そんな真っ暗なトンネルを
走っていたのだろうと思います。

 

そんな息子も今では、笑顔も増え
自分の意思を貫いています。

 

それは、息子を必死で変えようと
息子に向けていた私の意識を
シンプルパフォーマンスセラピー

 

自分自身に向け、自分自身の問題と
向き合って要らない感情、概念を
手放していったからです。
主体性を伸ばせるか伸ばせないか
それはママにポイントがあります。

 

私のように親から受けた子育てを
無意識に我が子にも同じように
受け継いでしまっているということは
たくさんあります。

 

こうなってほしい、そんな想いは
親なら誰しももつことでしょう。
ですがまずはママの関わり方を
見直すことから始めてみることが
ポイントです。

 

シンプルパフォーマンスセラピー
ママの要らない概念は手放し
お子さんの主体性をどんどん伸ばして
あげてくださいね!

 

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主体性を伸ばしていきたい方は
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【執筆:羽鳥じゅん】

 

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