ママの先回りが子どもの”自己決定力”を奪ってしまうかも?

これしちゃだめ、あれしちゃだめと先に口出しして、子どもの選択や行動をコントロールしてしまうことは子どもの自己決定力を奪ってしまうかも?なぜ自己決定力を奪ってしまうのか、その原因とママが今必要なことをお伝えしていきます!

 

日本で育ちにくい子どもの自己決定力

子供を育てをする上で、自分のことは
自分でできるようになってほしい!
とほとんどの親は願うことです。

 

しかし相反して自分で決断してほしい
場面でなかなか”決める”ことができない
子供が多くいるのは知っていましたか?

 

例えば、
✔️今日来ていく服を決められない
✔️誰と関わればいいのか?
人との関係性も決められない
✔️受験先や進路も決められない

 

など、些細なことから
人生に関わることまでも
決められない子が多いのです。

 

なぜかというと、日本の子育てでは
子どもの行動を制限する場面が多い
からなんです💡

 

それは「他人へ迷惑をかけないこと」
「集団のルールを守ること」
重んじているから。

 

子どものやりたいことを自由に
やらせるよりも、子どもの行動を
制限しようとする場面が多いのです。

 

子どもの行動をコントロールできる
=きちんとしつけている親が「良い親」
であり、集団のルールを守れる子が
「良い子」である。

 

そんな文化が社会の根底にあり
親子に無言のプレッシャーを与えて
います。

 

もちろん、公共の場や集団でのルール
を教えることは大切です。
しかし、親が過剰に周囲の目を気にして

 

「あれしちゃだめ!」「これしちゃだめ!」
と子どもの選択や行動を制限して
ママが先回りして手をかけると

 

子どもの自信は育ちにくくなって
いくことになるのです。

先回りがなぜ子どもの自己決定力を奪うのか?

子どもが自分の意欲で
選択してやろうとしていることを
親が先回りしてしまう・・・

 

たとえば、子どもが自分で選んで
水泳を習いたいと言ってきたとき
「やめときなさい、
これからは英語だよ!」などと口出し
してしまうことありませんか?

 

「やってみたい」「挑戦してみたい」
という未知の体験はきっと不安もあるし
だけれど、やりたい!というのは
自己決定力がぐんと伸びるチャンスです!

 

それを「やめておきなさい」などと
頭ごなしにいったりしてしまう
子どもは、選択することに
自信さえなくしてしまうでしょう。

 

これは子どもが何歳になっても
同じです。

 

特に先回りしやすいママ
周りにも気を使い、迷惑をかけては
いけないと思ったり子どもへの不安や
心配が先に出て口出ししてしまうことが
多いのです。

 

小さな選択で成功体験を!

欧米の親は、概して子どもの行動に
寛容です。例えば、子どもが自分で
考え決めて行動できたら

 

すごいね!よく自分で決めたね!」
と成果を共有し「成功体験を積ませる」
子育てを実践しています。

 

例えその選択が失敗に終わっても
それが「自分でやってみたい」
「自分で試してみたい」という自発的な
行動であれば「ダメ!」と制限せずに
見守ります。

 

自由に選択させるだけでなく、
小さな成功を見つけて褒めることも
忘れません。

 

個人主義が浸透している欧米社会では、
幼い子どもでも「一人の人格者」として
扱います。子どもの個性と意思を尊重
一人前に扱い「自己決定力」を育てる
ことが子育ての最優先項目なのです。

 

もちろん放任なのではなく、
子どもが公共の場所で騒いだりすれば、
親は即座に子どもをその場から連れ出し
漠然とした態度で行動を非難します。

 

人前で叱らないのは子どものプライドを
つぶさないための配慮です。

 

小さな選択を繰り返し
成功体験を積んでいく、
そこで自己決定力が育まれ

 

一人前の人間として、自分の行動に
責任をもつこと、自分の行動を
自分で抑制することを子どもに教える。
これからの子育てで大切にしたいですね!

 

見守るスキルを身につけて人生が豊かになる!

子どもの「自己決定力」を育てるには
どうしたら良いのでしょうか?

 

親は、先回りし「手出し・口出し」
したい気持ちをグッとこらえて、
子どもを見守ること

 

そして、子どもの選択がどんなこと
であっても寄り添うこと。
「〇〇がしたいんだね」と伝えて
あげるのもいいですね!

 

そうして子どもの自主性を尊重して
いくことが「自己決定力」を育てて
いきます。

 

見守ることって難しいですよね。
自分の今までの「当たり前」や
「思い込み」が子育ての中に
出てくるから。

 

そして、見守ることができなかった時に
落ち込んでしまったり、子どもにもっと
〇〇してあげなければと落ち込んだり
その繰り返しです。

 

「思い込み」とは世間で決められた
価値観、日本では特に集団ルールを守る、
他人に迷惑をかけない、価値観に
左右されてしまいます。

 

また「〜ねばならない」という考えは
自分の過去のネガティブな思い込み。
それがなくなったら、

 

子育てでもっと子どもの選択も、
行動に対してもポジティブな言葉がけ
けができると思いませんか?

 

そこでおすすめするのが
パーソナルセンスセラピーです。
自分の当たり前や思い込みを、
脳科学を用いたセラピーで手放す
ことができるのです。

 

私もこのパーソナルセンスセラピーで
自分の思い込みや、当たり前を
手放すことができました。

 

子どもを思うからこそ先回りしてしまう
口出ししてしまう、そんなことを手放し
見守る子育てへとぜひチェンジして
人生が豊かになる「自己決定力」を育て
いきましょう!

子どもの”自分で決める力”を爆上がりにさせるママのメンタルを育てよう!

【執筆:羽鳥じゅん】

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