子供が寝ないことにイライラしてしまうママの本音とは?

~「○○すべき」の育児書はいらない!~

子育て中、多くの方が経験する悩みの1つが
子供の就寝時間です。
子供がなかなか寝てくれずに
イライラしてしまうという悩み。

 

実際に、子供の寝る時間は、
年々遅くなっているようです。
平成12年のある社団法人の調査では、
「夜10時以降に就寝する子ども」の割合は、

 

1歳6ヵ月で55%と半数を超え、
4歳、5-6歳で約40%になるものの、
子供の生活時間の夜型化の実態が
明らかになっています。

 

また、10年前、20年前の調査結果と比べ、
「夜10時以降に就寝する子ども」の割合は、
各年齢において確実に増加しています。

 

3歳~6歳ごろの幼児に必要な睡眠時間は
11時間前後だと
言われており、
その睡眠時間を確保するためには、
遅くとも9時には寝なければ
睡眠不足になってしまうというわけですね。

 

夜9時までに寝かしつけたほうが
よいことはわかっていても、
なかなか寝てくれずに
イライラすることもあるはずです。

 

しかし、イライラしても逆効果。
子供はますます寝てくれません。
子供が寝ない原因でよく言われるのは、
日中の活動量の不足。昼間活発に活動すれば
ぐっすり眠れるというのです。

 

また、お昼寝が長くなると、
寝る時間も遅くなってしまいます。
お昼寝は、午後3時を目安に
切り上げましょう。

 

寝る前のテレビやスマホが
熟睡を妨げることは、
ご存知の方も多いのですよね。

 

子供も、テレビやスマホを見てしまうと
大人以上に興奮して
なかなか寝付くことができなくなります。

 

また、朝起きられず、
遅起きになってしまっていることで
体内時計が乱れてしまい、
なかなか寝られなくなってしまいます。

 

朝、決まった時間にカーテンをあけて
光を浴びる習慣をつけ、規則正しい生活を
送ることで、
体内時計が整い、
夜はしっかり眠ることができるようになる
と言われています。

 

しかし、
育児は育児書とおりに進まないものです。
育児書やネットに書かれた、様々な方法を
既に試してみたというママも
多いのではないでしょうか?

 

どんなに寝るための環境を整えてあげても、
子供は寝ないときは寝ないものです。
寝かしつけに時間がかかり、
自分が疲れて寝落ちしてしまうのは
よくあること。

 

真夜中にハッと目が覚めて、
残った家事を思ってぐったり…
なんてこともありますよね。
子供が寝てからやるべきことがある場合、
失われていく時間を思ってイライラし…。

 

でも、誰だって怒って
子供の寝かしつけをしたいなんて
思っているはずはありません。

 

「今日も怒っちゃった…、ごめんね」と
子供の寝顔に謝るママの罪悪感の
本当の理由を紐解いてみましょう。

 

「母親はこうあるべき」の考えに
縛られていませんか?
日本ではまだまだ根強い「母親神話」

 

子供を持ったら、
「365日24時間お母さんで
 いなければいけない」

「母親だけが子育てをするもの」
という社会通念も根強いものがあります。

 

一日中子供とばかり向き合っていては
煮詰まってしまうから、
たまには子供を預けてひとりになりたいと
言えば、
「それは甘えだ」と言われてしまう。

 

お母さん方に
「母親でいることがつらくなるのは、
 どんなときですか?」と聞くと
こんな答えが返ってくるそうです。

 

・育児、家事、仕事とやることが
 いっぱいで泣きたくなるとき

・誰も自分の味方をしてくれなくて
 孤独を感じるとき

・いい母親にならなければ、
 というプレッシャーを感じるとき

 

お母さん達は、追い詰められています。
「母はこうあるべき」というものは、
時代、地域によっても様々です。
自分なりに精一杯やっていることを
非難されるのは本当につらいものです。

 

つまり、寝かしつけもできない私は
「母親失格」ではないか…
そんなプレッシャーを感じてしまい、
寝ない子供に余計に
イライラしてしまうのです。

 

また、私たちは怒っているとき、
目の前の問題に加えて
「過去の不満」「未来への不安」をのせて
問題をふくらませていることが
あります。

 

子供に対して怒るとき、
「今自分は何に対して怒っているのか」
お母さん自身が理解していることが
何より大切です。

 

「“今まで”教えてきたのに、
 子どもがやろうとしないこと」
に怒っているのか、
「“これから”もできなかったら…」
と不安なのか、

 

そこがわかっていないと、
子どもに何を言ってもなかなか
自分の苛立ちは
解消されません。

 

子供が「寝ない」という事実に、
自分の妄想や他の理想をくっつけて、
怒る理由を増やさないようにしましょう。

 

「母親はこうあるべき」の理想に
振り回されず、自分の価値観、基準を
大切にするためには、
普段から自分が
何に意識を向けるか!
ここが何より重要になってきます。

 

なお、シンプルパフォーマンスセラピーでは
ネガティブな感情を誰でも
簡単に手放すことができるので
自然と自分の中の意識が変わり物事を
ポジティブに
捉えられるように変化します。

 

「子育てがつらい」
「子供の寝不足が心配」
「ダメな母親と思われているかも…」

 

このようなネガティブな感情を
手放すことができれば
今まで
外側に向いていた意識が
内側に向くようになり、

 

気づいたときには、
周りからの評価を気にしていた
ネガティブな感情を手放すことが
できるのです。

 

また、1日3分のセルフケアのため
忙しいママでも無理なく自分のペースで
心を整える習慣が身につきます!

 

ネガティブな感情を手放して
しっかり子供と向き合いたいという方は
ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^

 

【執筆者:瀬戸里美】

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