「自分でできる子に育つ ほめ方・叱り方」から学ぶ 子どもと向き合うために大切なこと

~ママの心に〇〇があれば、
イライラをぶつけないママになれる!~

2歳前後の子どもが
「イヤだー!!!!!」
と自分のパワーを全開に使って、
自己主張をする時期といえば、イヤイヤ期。

 

イヤイヤ期の子どものパワーって
これまでの赤ちゃん時代とは違って
体力も力もついてきているので、

 

日頃から忙しいママやパパにとって
この時期の対応に苦労する方は
たくさんいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

 

そもそもイヤイヤ期は、
人間の精神面での成長にとって、欠かせない
とてもとても大事な成長過程の一つです。

 

いろいろなことがわかってきて、
感情が細かく分化していく時期。
この気持ちどうしたらいいんだ?
と、子どもたちは勉強しています。

 

とはいっても『成長に重要な時期』だと
わかっているけれども
うまく対応できなくて悩んでいる
そんな方が多いのが現状だと思います。

 

まだまだ言葉も伝わっているのか、
どうなのかわからないこの時期に、
どのようにして伝えたらいいかわからない。

 

つい気づかないうちに、親の都合で、
褒美や罰を与えた育児をしてしまっている。
そんなことはありませんか?

 

そこで、今回は
子どもへの育児の態度として望ましい方法が
書かれている良書を見つけましたので、
ご紹介したいと思います。

 

モンテッソーリ教育・レッジョ・
エミリア教育を知り尽くした
オックスフォード児童発達学博士が語る
自分でできる子に育つ ほめ方・叱り方

著者 島村華子

実際にこの本で語られている、
子どもへの育児の態度として
望ましい態度とは何かというと、
それは、
『無条件の接し方をする』ことです。

 

この、『無条件の接し方』というのは
行動の善し悪しに関わらず愛情を注ぎ、
子どもの気持ちに寄り添うことを言います。
そして、この反対の態度が、
『条件付きの接し方』になります。

 

これは、いわゆるアメとムチです。
子どもの行動の善し悪しによって
褒美や罰を使いながら、愛情の注ぎ加減を
調整し行動をコントロールしようとすること
を指します。

 

この条件付きの子育ては、
外からの承認によって、
自己評価が左右されるため、
条件付きの自己肯定感しか持てなくなったり、
親から拒絶されたと感じることが多く、

 

その結果、親に対して憤りを感じ、
親子関係が悪くなったりなど
怖いデメリットがいくつかあるのです。

 

では、条件付きの子育てから、
『無条件な子育て』へと移行するには
どうしたら良いのでしょうか?

 

ここでははっきりと
以下のメッセージが添えられています。
無条件子育ては、
子どもに好き放題させることでは
ありません。

 

無条件に子どものいうことを
聞くということでもありません。
必要なのは、
『子どもと正面から向き合い、
誰のための子育てかを考える』ということ。

 

さらに
無条件子育てをする5つの原則として

 

1.ほめ方と叱り方に気をつける
2.「子どもに対するイメージ」を見直す
3.子どもにとって良きリーダーでいる
4.子どもへの要求を考え直してみる
5.子育ての長期的なゴールを持つ

 

以上の5つが掲げられていました。
この中でも
ほめ方と叱り方には方法があることを
きちんと習得することは大前提だそうです。

 

ここでは、
「子どもに対するイメージ」を見直す
という原則の説明の中で子どもに対する
親の望ましい態度について以下のように
重要なことが書かれていました。

 

親が子どもに対して
「子どもは大人の言うことを聞くべき存在」
と言う見方をしていれば、
大人の意見や価値観を押し付け、
行動をコントロールしがちになります。

 

「子どもは一人では何もできない」
という見方をしていれば、
つい親が手を出してしまったり、
何事にも「危ない!」と敏感になり
過保護になってしまったりします。

 

このように、親が持つイメージ次第で
子どもに対する気持ちや接し方は
大きく変わります。

 

実際には本来の成長段階にあった行動を
とっているだけなのに、
多くの人々が無意識に求めているのは
大人に「迷惑」をかけない子どもでいること
なのです。

 

要するに、
親が子どもに対してどのような
イメージを抱いているかが
親の行動の元となるということです。

 

ですから、親が子どもに対して
『子どもも大人と同じように
権利を持った尊い存在』と言うような
イメージを持っていたとすれば

 

子どもの意見にもっと耳を傾けたり、
行動の裏にある理由や気持ちにまで
注意を払うような態度になるといえます。

 

つまり、子どもとちゃんと向き合うためには
成長の過程に伴って子どもの行動が
起きていることをきちんと理解することと、
子ども自身を尊重し、そして
信頼をすることが重要だということです。

 

さらに本書では以下のように
述べていました。
イヤイヤ期くらいの年齢の時期は
『相手の立場に立って考える機能』は
まだ未熟です。

 

また、自立をしたい願望が非常に強いため、
自分の思い通りにならない時に
かんしゃくが多いのもこの時期の特徴です。

 

そして、多くの2歳児は
しゃべり言葉がまだ発達中であるため、
感じている気持ちを大人のように上手に
表現するすべも持ち合わせていません。

 

かんしゃく中は、
理由を説明しても子どもは
不満や怒りのピークにあるため、
効き目はありません。
まずは子どもの気持ちを受け止める
大きな皿になりましょう。

 

子どもに対するイメージを変える。
そして、子どもの気持ちを受け止められる
心の余裕を作ることが
大事になりそうですね!

 

なおシンプルパフォーマンスセラピーでは
1日3分の実践で、イライラの原因となる
ネガティブな思い込みを
手放すことができるようになります^^

 

子どもに対するネガティブな思い込みを
無くしていくことができたり、
自分自身の状態を客観視できるように
なるので、

 

ストレスを溜め込むことがなくなり、
心に余裕を持つことが
できるようになります。

 

セルフケアで、日頃から心に
余裕を作ってあげることで、
子どもの成長を理解した上で、
子どもの行動を受け止めていくことが
できるようになります^^

 

子どものイヤイヤ期に
イライラしてしまうことで悩んでいる方、
心にもっと余裕が欲しい方は、

 

ぜひ、オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^

 

【執筆者:室屋梨沙】

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