~子供への過度な期待を手放そう~
多くの親御さんは子供に対して
様々な期待を抱いて子育てしています。
生まれる前は、健康で元気だったら
それで良いと願いますが
成長を重ねるにつれて頭が良くて、
勉強もよくして、成績もよくて
友達から好かれて周りの人から尊敬されて
社会的に有名になって、お金持ちになって
育てた親も尊敬されるという様な
期待を抱いてしまいます。
子供が思い通りの行動をとらないと
イライラしたり、口うるさく
注意してしまいます。
子供に対して「なんで○○できないの?」と
イライラする感情の裏側には
自分自身が子供に期待していることが
隠されているのです。
それは、我が子により良い人生を
歩んで欲しいと願う一方で親が想像する
“こうあるべき”姿を押し付けて
自分の価値観や思考の枠からはみ出すと
強制的に戻させようとしているのです。
親が思う姿と、子供が本来望んでいる姿は
かけ離れている場合があります。
この、親なら誰もが抱く子供への期待が
子供の成長にどのように影響を与えるのか
こちらの本で学んだので
紹介させていただきます。
ミラーニューロンがあなたを救う!
著:大嶋 信頼
例えば
親は子供に対して理想の子供を求めて
「だらしなかったら私が望んでいるような
完璧な子供に慣れないよ!」と
子供に完璧になって欲しいイメージを
伝えているそうです。そうすることで
子供に「本当は完璧な子供なのに」と言って
“快”の刺激を入れて
それができないと「ダメな子」と
“不快”刺激を同時に入れて
子供は混乱して催眠状態になるそうです。
そうなると親のイメージが
入りやすい状態になり
「ダメな子」「だらしない子」という
イメージが子供の中に定着します。
親が頭の中で作り出した、完璧な子供の
イメージは子供に伝わってしまうと
プラモデルを作っていても
「完璧に作ってかっこよくしよう!」
と思って理想のイメージが働いて
“快”の刺激で動きます。
ちょっとボンドがはみ出した時に
“不快”な感覚とともに
「できない自分が」発動されて
「どうせ最後まで完成させられない」と思い
さっきまでの完璧なイメージが崩れて
一気に「だらしない子」になり
プラモデルを投げ出してしまうそうです。
“完璧な子”が入っていなければ
ちょっと失敗しても
“不快”にならないのですが
「完璧になって親から褒められる」という
暗示でちょっとしたことも“失敗”になって
一気に“不快”な感覚が発動して
「プラモデルを作っていて楽しい!」という
感覚がなくなってしまうのです。
そして、興味が一気に失せて
やる気がなくなり
最後まで完成することができなくなり
「ダメな子」のイメージが
現実になるそうです。
親から完璧な子と、
“呪いの暗示”が入っていると
現実の自分の姿を感じられなくなって
自分の本当の姿がわからなくなります。
そして、自分の理想の姿もわからなくなって
結局、暗示の通りに生きることになります。
まるで、親の予言が当たったかのように
なってしまうのです。
「この子は根気がない」
「仕事が続けられない」とか
「友達関係で苦労する」など
まるで親が未来を予測したかのような感じに
なっていますが
実は“呪いの暗示”をかけて
その方向に仕向けてしまっているのです。
親は子供のことを心配して
「大きなトラブルに巻き込まれないように
気を使っている」と口では言うのですが
親の心配は全て子供への“呪いの暗示”
となって
呪いの方向へと
親が陥れることになるのです。
成長過程で、このような体験を繰り返し
行われていくことで、自己肯定感が低い
子供に育ってしまいます。
親が強く望んで期待を子供に向けるほど
思い描く理想の子供とかけ離れていって
しまっているのです。
ありのままの子供を受け入れ
100%信頼することで、
子供の自立心が育ち
自己肯定感を持った子供に育っていきます。
子供を信頼するには
親が抱えている不安や思い込みを
手放していかないといけません。
しかしこの不安や思い込みは
潜在意識に刷り込まれているので
自分ではなかなか手放す事が出来ません。
シンプルパフォーマンスセラピーでは
思い込みの爆破によって
潜在意識に刷り込まれている
ネガティブな思い込みを
手放していく事が出来ます。
このセラピーは、シンプルで簡単で、
ネガティブな思いが出てきた時に
その場ですぐに自分で行えるセラピーです。
なので、どんどんポジティブ思考に変化して
子供を100%信頼できる
親へとなっていけます。
自分が変わって子供にいい影響を
与えられるようになりたい方はぜひ
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会にお越しくださいね。
【執筆者:伊藤由架】