「怒ってしまう自分」が消える本―イヤな感情をもとから断つ!』から学ぶ感情をコントロールする方法!

~頭でわかっていても、怒りを
コントロールできない理由を大解明~

今でこそ、シンプルパフォーマンスセラピー
のスキルを習得したことで
“自分の心は自分で整える”
習慣が身についた私ですが、

 

以前は、子どもの些細な失敗にも
反射的に怒鳴ってしまうような
怒りんぼうママでした。

 

長男がコップにお水を注ごうとして、
こぼしてしまうと「何してるの!?」と
とっさに大声を上げたり、

 

テレビの画面を
おもちゃで叩く2歳の三男に対しても、
「やめて!」と怒鳴ってしまい
ビビらせる始末…。

 

優しく接したいと思うのですが、次から次に
沸いてくる家事に追われ、心の余裕もなく
余計な手間を増やそうとする子どもたちに
イライラして怒鳴ってしまい、

 

その後で
「あんなに激しく怒る必要はなかったのに…」
と、後悔していました。

 

子育ての本やネットでも、怒鳴るのは、
子どもの脳に良くないと書いてあるし、
怒鳴るのは、やめよう!優しく注意しよう!
子どもが自分で出来たことを褒めよう!
と決めても、

 

結局は、次の日にはまた怒鳴るのを
繰り返してしまう…。
だんだん、子どもたちも私の顔色を
伺うようになってくるし、

 

「こんなママになりたくないのに…」と悩み
どうしたらいいのか分からず途方に
暮れていました。

 

今振り返っても悲しい、暗黒時代ですね…。
今回は以前の私が怒りの感情をコントロール
できずに、子どもたちを怒鳴ってしまう
この原因を究明すべく、こちらの本を
読んでみました。

 

今までとはまったく違う感情の
コントロール法が書かれていて、
「そうだったのか!」と驚く興味深い
一冊です^^

 

初心者でも、とてもわかりやすい内容に
なっていたので、少しだけ
ご紹介させていただきますね!

 

「怒ってしまう自分」が消える本
―イヤな感情をもとから断つ!

著者:倉成 央

こちらの本によると怒りのコントロールには
怒りそのものつまり、
感情に焦点を当てる方法がかなり効果的。
これを「感情処理法」と言うそうです。

 

感情処理法は思考よりも行動よりも、
感情の処理そのものを目的にする。
処理とは、その感情を否定するものではなく
受け入れ、吐き出し、
処理する(消化する)もの。

 

感情処理ではイライラするのを避ける
のではなく、イライラを感じ、それを
受け止めて昇華していくことを目的にする。
とても斬新な考え方ですね^^

 

ちなみに、一般的に感情そのものよりも、
思考や行動を変える方が楽だと
思われていますが、思考や行動からの変化を
実現するには困難な点があるそうです。

 

それはまず、考え方と行動を変えるには
大変な努力を必要とするものだから。
さらに、行動を変えていこうとするには、
不快感情に直面しそれをコントロール
しなければならない。

 

これをやるには自分を支える”自我”
しっかりしていないと難しい。つまり、
これが「怒鳴る」という行動をやめるのが
難しい原因だったんですね…。

 

さらに、頭でわかっていても心が
ついていかないという場合も難しそうです。
多くの場合、怒りの感情がわき、それを
態度に表すとき、思考と感情と行動は
セットで働きます。

 

思考が、感情か行動のいずれかが
変わらないと、変化は起きないそうです。
そして、こちらの本でははっきりと下記の
メッセージが添えられています!

 

多くの場合、怒りを相手にぶつけても
すっきりしない。
それは、怒りを相手に
ぶつけるときに、私たちは意識することなく
怒りを抑制しているから。

 

ブレーキを解除すると、怒りがコントロール
できなくなり、どういう行動に出てしまうか
分からないことを恐れている。ブレーキを
かけているとき、怒りを吐き出そうと
しながら、同時に怒りを抑制している。

 

相手に怒りをぶつけて、気持ちを外に出そう
とする力と、それを抑え外に出さない
ようにする抑制の力がぶつかって、怒りを
外に吐き出せない。

 

だから相手に文句を言った後も、
感情処理はできていないため
すっきりしない。

 

怒りは相手にぶつけるのではなく、まず
自分一人で怒りを処理する。それが
すっきりするために必要なこと。

 

子どもたちに怒鳴っても、
スッキリするどころが、
ますます落ち込んでしまう原因が
よくわかりました!

 

感情はまず、一人で処理することが
大事なんですね。

 

過去の自分を振り返り、感情を処理すること
に注目してみると、長男がお水をこぼした時
私は急いでいるのに、テーブルや床を
拭く手間が増えたことにイライラしている」
と気づきました。

 

また、テレビの画面をおもちゃで叩く三男に
私はまたテレビが壊れたら、買い替えに
お金が掛かることを心配している」
(一度、上の子たちが叩いてテレビを
壊しています…)

 

こんな自分の感情に気づきました!
子ども自身にイライラしているわけでは
なかったことに気づいたのです。
これだけでも、なんだかすごく気持ちが
晴れました。

 

ただ、家事に育児に嵐のような毎日の
生活の中で、毎回自分の感情を受けとめ、
消化することはなかなか難しいかも
しれません。ですから、正しい方法で日々の
セルフケアを行うことが大切ですね!

 

では、具体的にどうしたら良いのかというと
例えば私の場合で言うと、

 

こうあるべき!という自分の思い込み
自分が親から言われてきた偏った考え方
過去に失敗してしまった出来事

 

これらを取り除くことで子どもたちに
イライラしてしまうことが激減しました!

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
イライラの原因となるネガティブな思い込み
1日3分のセルフケアで簡単に
取り除くことができるので、

 

一時的な感情だけでなく、
「イライラ」の根本から
解決することができるのです。

 

そして、私は自分の感情をコントロールして
怒りんぼうママを卒業することが
できました^^

 

誰だって、本当はニコニコ
穏やかなママで子どもたちと笑顔で楽しい
毎日を過ごしたいですもんね。

 

そのためにも
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^

 

【執筆者:瀬戸里美】

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