平均よりも圧倒的に少ない!看護師の睡眠問題。
人のためにと動き、
命に関わる現場で人よりも
責任やプレッシャーが多く伴う
看護師という仕事。
そういった中で
自身を常日頃ケアするということは
中々難しいことだと容易にわかります。
唯一毎日自分を意図的に
ケアできる方法とすれば
睡眠が一番の得策ですが、
看護師にとっては当たり前にできる
睡眠においても悩みが多いことの一つ。
睡眠時間の女性平均は
7時間半ほどの中で、
看護師は、
7割が5−8時間
2割が3−5時間
その他3時間未満 と
ばらつきが多くみられます。
どれも睡眠を超過している時間は少なく、
平均より2時間少ないほどですが
別の調査では総合すると
慢性的に睡眠不足に
陥っている人は8割ほどいるという
結果も出ているのです。
私自身もそうでしたが、
夜勤たいの仮眠はおろか、
看護師時代はぐっすり寝たことも
ありませんでした。
睡眠はとろうと思えば取れますが
実際我慢すればなんとかなるので、
削ってしまうのも確か。
ですが、やはり人間にとって
大事な睡眠が欠けることで
心身への負担はかなり大きいものへと
変わっていってしまうのです⚠️
なのでこの記事では、
”元”万年睡眠不足だった看護師による
医療従事者のための
改善策をお渡しします^^
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15年以上”寝られなかった”看護師時代。
私も看護師時代、15年間もの間、
睡眠不足に悩まされました。
まして夜勤業務時の仮眠は
一度も寝たことはありません。
というのも、夜勤時の少ない体制の中
万が一何かが起こったらと
緊張やプレッシャーが勝り
寝ることが二の次になっていた為です。
普段仕事が休みだったり
夜勤明けで呼び出されることが
ないと分かっていても尚
やっと就寝しても真夜中に目が覚める、
トイレに行かないと気が済まない
起きたら心臓がなぜかバクバク!
寝ているのかもわからないほどでした。
しかし今振り返ると、
当時の睡眠不足の影響は
如実に現れていたんです。
例えば、
物事をすぐ感情的に捉えてしまったり、
初歩的なミスを連発してしまったり。
頭では分かっていても
結果的にその連鎖を止められない
毎日を過ごしていました。
睡眠不足の根源=考えすぎる”脳”にあり!
睡眠不足の根本の原因は、
ズバリ
『考えすぎる癖』です。
簡単にいうと、
あれこれ考えすぎることが
脳への負担になり、
脳を疲労させてしまい
司令塔である脳が疲弊して
睡眠不足を引き起こしてしまうというのが
まずは根本的な原因です。
人は体を動かしたり、
”疲れる”ことにつながる行為をすると
酸素が消費され活性酸素が発生するのですが、
これは考えたり
頭を使った時なども
自律神経の細胞内でも発生します。
この活性酸素が細胞を傷つけるのですが、
傷つけられたところから
疲労にかかわる疲労因子が発生!
それが血中に溜まった状態が
疲労になります。
なので、
睡眠を整えるのであれば
脳を疲弊させることを
まずは手放していかないと
ずっと疲れやすかったり
ミスにつながってしまったりという
ループは止められないのです。
そして考えすぎてしまうのは
実は全員ではありません。
十人十色いろんな考え、
いろんな性格の違いがあるように
考えすぎてしまうということも
その人の”癖”でもあるのです。
その癖を毎回引き起こすのが、
脳は脳でも、
”潜在意識”という無意識の意識で
朝起きたら歯を磨く、
お風呂に入る前は服を脱ぐ
といったように幼い頃から教えられた
無意識に行動にできる意識です。
幼い時から、
・失敗しないように!と言われ育った
・頑張っても中々褒められない
(親や大人たち)
・気合と根性論で育った
など、
こういった教えで育ったタイプの人は
特に失敗したらダメなんだ、
人一倍頑張らないと・・・という
無意識が働くので結果あれこれ
そうならないための対策として
脳内で考えすぎが発生してしまうのです。
つまり、
この考え癖を引き起こす
脳=潜在意識を
お掃除してあげる必要があるのです💡
睡眠不足とはおさらば!睡眠力アップへと導く脳ケア法◎
脳を整えることが必要
ということを前提として
睡眠不足をどうやって
改善していくのかをお伝えします^^
それは無意識の中、
つまり潜在意識の中にある
これまで教えられてきた
ネガティブな当たり前を
手放していくことです!
例えば上記でも書いたように
失敗したらどうしよう、
失敗してはいけないんだ!
というような脅迫にも似た思考の癖は
生きている以上
自分を苦しめるだけです。
もし失敗したとしたら、
どうしたら失敗しないのか?
どうやったらうまくいくのか?
と失敗したことやそれを恐れと思わずに
前向きに考えられたら
考えすぎる癖は無くなりませんか??
少なくとも、
不安や恐怖、マイナス思考の
ストレスは格段に減っていきます💡
実際マイナス思考でなくなるだけで
他のことに意識を向けられるので
仕事のミスが減ったなんていうケースも
研究の結果でもあるくらい^^
些細なことかもしれませんが、
自分の今現在考えていること、
無意識に行動している結果は
幼少期から長年かけて
備わっていることなのです。
大人になれば、
考えること、やることなんて
山のように出てきますし、
その中でも自分より患者様をケアしたり
命に携わる仕事をするのは
簡単にできることではありません。
だからこそ、
睡眠不足をきっかけに
自分の心身と向き合ってほしいのです^^
そして脳ケアの中でも、
メモリーコンディショニング
というセルフケアは
1日3分で行えてまさに
私の15年以上の睡眠不足や疲れを
根本的から改善できたケアでした!
どうなんだろう??と思いながら
睡眠の質を高めたかった私が
自分で実践をしてみて約2週間で
考えすぎる時間は減り、
睡眠不足がほぼ改善につながりました^^
メモリーコンディショニングは
簡単にいうと、
ネガティブなイメージを
潜在意識から手放すようにセルフケアし、
思考をポジティブなイメージに
かきかえていくこと💡
あれこれ考える時間を
3分のセルフケアにかえ
脳を整え、睡眠の質を高め
心身を健康にしていくのです!
様々な脳のケアはありますが、
忙しい医療従事者の皆さんだからこそ、
たった3分の習慣を取り入れてみませんか?
まずは今日から
脳を整えるということを意識して、
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執筆:田端祥恵