完璧を求めるママとは?
子どもが可愛くて、将来立派に
なってほしいからこそ理想を持って
子育てに一生懸命なママ。
一生懸命が故に、
何でも自分でやらなければと、
完璧主義になってしまうことが
多いのです。
一人で頑張り過ぎる傾向があり、
上手くいかないと、自分を責めたり、
子どもに当たったり、
その反面落ち込みも大きく、
イライラして八つ当たり
する自分を責めてしまったり。
こんな経験ありませんか?
私はまさしく、
完璧主義のママでした。
忙しさゆえに、平日は子供と向き合う
時間は夜から朝までの時間しか
ないからこそ余計に
頑張れば頑張るほど、
自分に嫌悪感が出てきて
子育てが辛くなっていきました。
完璧主義の人はちゃんとやろうとする
からこそ、ちょっとしたことにイライラ
してしまったり、落ち込んでしまったり
します。
たとえば、
夕飯はしっかり栄養のあるのもを手作り
バランスも考えて、毎日何品も作るのが
当たり前。とか、毎日掃除しなければ
子どもの環境にもよくないと考え
仕事でどんなに疲れていようと
掃除も毎日のタスクにしているなど。
毎日心が休まる時間がないのです。
完璧であろうとするからこそ、
イライラや不満が溜まってしまうんです。
そしてそれを自分以外の人にも
求める傾向があります。
完璧主義が子供の主体性を奪っていく?
まず、親が完璧な時点で
子どもにとってはストレスです。
完璧すぎて緊張や威圧を感じリラックス
できないでしょう。
親が完璧でなければならないと
感じていると子どもも完璧でなければ
ならないと感じてしまう恐れがあります。
子どもに完璧を求めてしまうことで
子どもにより大きなストレスを与え
自ら考え行動するという力、
つまり主体性を奪っていくのです。
完璧主義なママは、
①過度な期待をもつ
「あなたならできて当然よ!」
完璧な親は、子どもに非常に高い期待を
抱きがちです。
成績、スポーツ、習い事様々な面で
適用されていきます。
これが満たせないとストレスを感じます。
②批判と非難を繰り返す
「何できないの?」
子どもが自分の期待に応えられない場合
完璧な親は、子どもに対して非常に厳しい
評価を行うことがあります。
③行動をコントロールする
「こっちがいいに決まってるでしょ」
子どもが自ら考え選択したことも
自分の意思に添わないと細かく
コントロールしようとします。
子どもが自分で決める機会を奪う
ことで、子どもはますます自信を
失っていきます。
④比較と競争
「〇〇君はできるのにね、
何でできないの?」
完璧な親は、自分の子どもが
できないことを他のできる子と比較して
子どもを非難することがあります。
子どもは、ますます自己肯定感を
失い、チャレンジすることを
やめてしまうかもしれません。
⑤過度なスケジュール
「月曜日は塾、火曜日はスイミング、
水曜日はサッカー・・・」
学校以外の時間をほぼ習い事で埋めたり
子どものスケジュールを過度に充実させる
ことがあります。
これでは、子どもは心も体も
休める暇がありません。
⑥無理な期待
「大きくなったら〇〇になるんだよね?」
自分ができなかった夢を子どもに
託すことがあります。
子どもは、その時はそうなんだ!と
頑張るかもしれません。
ですが、必ず
心と体が一致していないことに
気づき、自分の本当にやりたいことは
何だろうと迷い考える時期がきます。
また、
「親のいうことが正しい」
「自分の考えたことは間違っている」
という思いに陥りやすくなります。
このように、親の完璧主義から
無理な期待を受けた子どもは
主体性が奪われていくんです。
自分で決断することを恐れ
他人に決めてもらわないと
行動ができず、自尊心が低くなり
他人に依存しやすくなります。
では、完璧主義から
脱却するための
ヒントを次でお伝えしていきますね!
完璧主義をやめるヒント
完璧主義から子どもに口出しを
して先回りする自分をやめたい!
・減点方式から加点方式に
完璧主義の人は100点を目指すため
最初に100点を入れてしまいます。
また、自分のことも、子どものことも、
できていないことばかりに目を向けて
いると、そこに意識が集中してしまい
どんどんネガティブ感情が
芽生えてしまいます。
そして減点方式で、そこから頑張って
100点をキープしようと考えるから、
苦しくなってしまいます。
100点からスタートするので
点数は減る一方、できた時の喜びに
目がいかずできなかった時の感情の方に
ばかり捉われてしまいます。
ぜひ加点方式に変えてみてくださいね!
・「まあいっか」を口癖に!
最初は納得できないかもしれません。
部屋が散らかっている、
今まで綺麗にしてきたからこそ
気になってしまう。
そのままにしておくなんて
そのまま寝るなんて許せない。
そんな時に「まぁ、いっか」と
口に出してみてください^^
言葉に出すと、本当にそう
思えてくるようになります。
お子さんにもそんな言葉を
かけてみてくださいね!
ふっと
力んでいたことが解ける
瞬間になるかもしれません!
思考のクセを知る事が、完璧主義を辞めるコツ
子どもに対してアレコレ言いたくない!
完璧主義をやめたい!
「変わりたい」という意識があれば
必ず変われます!
意識がかわれば行動が変わります。
そしてやがて人格が変わり、
運命までもが変わると言われています。
完璧主義をやめるためには
まず自分の思考の癖に
気づくことが大切です。
「〇〇すべき」や
「〇〇しなければならない」
という自分にも、子どもにも
求めてきた
「ねばならない!」
子どもは親の言うことを聞かねば
ならない!掃除は毎日しなければ
ならない!義務だと信じて疑わなかった
行動。
これらはすべて自分の「思い込み」による
思考のクセ。「シンプルパフォーマンスセラピー」
では過去の記憶、経験による思考のクセを
取り除く「思い込みの爆破」のセラピーが
あります。
やり方は、目をつぶり・・・
イメージしてください。
①目の前にみかん箱くらいのフタ付きの
箱を用意します。
②そこに、
・自分が子どもに押し付けてしまう
こうあるべきという思い込み
・自分の過去の嫌な思い出
・イライラしてしまうなどの感情 等
1つ入れて蓋をします。
(人を直接入れないでください)
③箱の下にダイナマイトを1本
仕掛けて点火し、
一気に爆破します。
以上です^^
自分の「こうあるべき」という
思い込みによる思考のクセである
「思い込み」を取り除くと、
意識が変わり、行動が変化していくのです。
そして、どんな自分もまずは受け入れて
あげることも大切です。
意識が変わると行動も変化し、自分にも、
子どもにも、家族にも変化を感じる
ことができ、笑顔が増えるでしょう!
子どもの主体性を伸ばしたい!
ママと子どもの両方の人生を
豊かにしたい!変わりたい!!
そう思っているママさん
ぜひシンプルパフォーマンスセラピーの
メールレッスンに登録してくださいね^^
▼ママと子どもの夢を叶え人生の豊かさを手に入れたい方は、
ぜひメールレッスンへ
【執筆:羽鳥じゅん】