子どもの習い事拒否。
せっかく高いお金を出して
習い事をさせても
行きたがらない・・・
辞めたい・・という子ども。
無理強いをして子どもの意見を
聞かずに頭ごなしに「行きなさい!」
なんて叱っていませんか?
この状態が続いてしまうと
子どもは、「自分で選択する」
という機会を失ってしまい
なんでもママのいう通りにしなければ
いけないんだと思うようになります。
子どものために!はママのため?
大切な可愛い我が子の将来を
考えるとついいろんなことを
想定しますよね!
子どものためにこんな習い事を!
子どもが困らないように
あれも必要、これも必要。
気づいたら学校の日以外
全部習い事・・・なんてことも
あるかもしれません。
もちろん子どもが自ら
それを選択して行くことで
あれば応援してあげてくださいね^^
ここで心配なのは
子どもが行きたくないのに
ママの主観、ママが決定し
子供をコントロールしてしまう
ということです。
これはママの価値観で
物事を捉え、子どもに
選択肢のない状態でもあります。
そうすると子どもは
「自己決定力」がなくなり
いつもママに選択を委ねてしまうでしょう。
もしくは、ママが怒るから
行かなきゃ・・と渋々行くことになり
子どもの「やらされ感」も増していく
ことになりかねません。
だからこそ子どものためなのかな?
実はママの価値観だけでやらせて
しまってないかなと振り返って
見てほしいのです。
人生を豊かにする本当に大事なこと
諸外国と比べて日本の子供たちは
「自己決定力」が低い傾向にあります。
内閣府が公表した「子ども・若者白書」
によると、自分に満足している日本人の
若者は45.1%で、諸外国に比べて
最も低い実態にあります。
この「自己決定力」が低い子どもは
どんな特徴があるのか みていきましょう。
①新しいことに挑戦しない
自分で決めることができないことが
当たり前になってしまい
好奇心や喜びよりも
「失敗したらどうしよう」などと
マイナスな思考が上回ります。
そのために自分の行動に自信が
持てず、不安が先に出て
挑戦することができなくなってしまいます。
②自分の意見を言わない、もしくはわからない
自分で決断して得られた成功体験の
少なさから、自分の意見にさえも
自信が持てず「自分の考えは間違っている」
「批判されたらどうしよう」
こんな感情が優先されてしまったり、
もしくは自分の感情がわからなくて
周りに合わせる傾向があります。
③褒めても受け入れようとしない
自分の自信のなさから、褒められても
素直に受け取れず喜ぶ仕草をあまり
見せません。
このように人生を豊かにする
本当に大事なことは
ママが選んだ習い事をさせるのではなくて
子どもが自ら考え、決断し
行動すること、つまり「自己決定力」
をつけることが最も大事なんです。
自己決定力を高める関わりをしよう
では、その大事な「自己決定力」ですが
どんな関わり方かのポイントを
お伝えしていきますね!
まず、この記事では習い事を
あげましたが、習い事をする際や
何かを始める時など
「子どもにやらせたいこと」だけを
提案していないかどうか、毎回
意識すること!!
大人側の思いだけではなくて
子どもの言動や行動に耳や目を傾けて、
子ども本人の思いや思考に寄り添うこと
が大切です!
特に、経験が少ない子どもたちの
気持ちを受け入れて、
「言葉にならない言葉」を
引き出してあげたり
自信がなさそうであれば
ネガティブな気持ちを無くして
あげることも、大切なポイントになります!
また、子どもが決定したことでも
なかなかうまくいかないことも
あるかもしれません。
そんな時でも、ゆったりと
構え、サポートをしてあげたり
子どもの「自己決定力」が
達成できるよう応援してあげましょう。
このような成功体験を積み重ねていくことで
子どもは自分で決めることに「安心」
することができ、選択肢を提示してくれた
ママを「信頼」できるようになります。
大切な我が子だからこそ
この「自己決定力」の大事さを
ぜひ意識して人生が豊かになる
きっかけを手渡してあげてくださいね!
▼ ママから始める大切なこと!気になるかたはこちらからどうぞ!
【執筆:羽鳥じゅん】