自分で決められない子ども?!
親としてつい無意識になんでも
口出ししたり決めてしまい、
気がついたら、
「どっちのお洋服がいい?」と聞いても
「ママが決めて」と些細なことでも
子供が自分で決めることが
できなくなっていた!
なんていうことはないでしょうか?
親として良かれと思っていたことが、
いざ選択を迫られたときに
何も決められない子になっていたと
悩んでしまう方は実際多いのです。
子供が自分で考える力
=「自己決定力」が
子供の成長にとって大事なスキルだと
わかっていても、
正直仕事に家事育児にと毎日が忙しくて
先回りしてママが決めてしまう
そんな場面もありますよね。
そこでこの記事では、
そんな困りごとを解決し
どうすれば
子供の自分で考える力
=「自己決定力」を
高めて、人生が豊かに
なるのか具体策を含めてお伝えします^^
自分で考える力=自己決定力がなぜ大事?
考える力=自己決定力の必要性は
近年特に叫ばれるように
なってきました。
文部科学省ではすでに
「新しい時代に必要となる資質・能力」
のひとつとして「思考力」の育成を
掲げています。
国語、算数、理科、社会などの
あらゆる教科でただ知識を
付けるのではなく、
主体的に考えて判断できる力を
伸ばしていくよう授業の
転換を促しているのです。
これからの未来の予測が困難で
急激な変化の中で子供たちが自ら
生きていく力をつけ、
「それぞれの幸せを実現するため」と
定義しています。
つまりは、これからの時代を
生き抜いていくためには
「自己決定力」を高め、
自分の未来を、自分の意思で
責任を持って自分で決められる子供を
育てることが
子供の将来の人生の土台を作ることにも
つながるということなのです。
考える力=「自己決定力」が大事な
理由を具体的にあげていきますね。
ご自身のお子さんの成長と合わせて
みていきましょう。
『自分の意志を尊重できる』
「自己決定力」があると自分の
意志を相手に伝えることも
できるようになります。
小さな選択を繰り返すことで
自分の思いをきちんと言葉にでき、
判断する力がつくためです。
嫌なことや言いづらいことでも
自分の意志をきちんと伝えられる
ようになるでしょう。
『入試でも求められている「自己決定力」』
現在、中学・高校・大学の
入学試験医おいても
考える力、「自己決定力」を
問う問題が目立ってきました。
暗記や公式を覚えるという
単純なものではありません。
正解のない問題、つまり
「日ごろからいかに考えているか」を
試されているのです。
知識のインプットした計算問題
とは異なり、「考える力」は
勉強すれば伸びるという
ものではないのです。
目指す学校へ進学したいという
思いを叶えるためにもただ勉強をする
のではなく子供の頃からの
考える力=「自己決定力」を
つけておくことが大切です!
『AIの登場によって今まで以上に 「自己決定力」が重要視される』
「考えなくてもできる」
「言われたことをこなす」
これはロボットが行うようになります。
例えば、ルンバや食洗機もそのひとつ!
さらに、今後はもっとAIが進化して
ロボットが人間の仕事を代替して
いくことになっていくでしょう。
ロボットの方がミスなく正確にこなして
いく時代・・言い換えると
「自己決定力」がなければ
ロボットには勝てないのです。
つまり「自己決定力」が
ないと、生き残れなくなる
そんな時代に突入しているからこそ
「自己決定力」を伸ばし
自分で人生を豊かにしていく必要が
あるのです!
自己決定力が人生を豊かにする!
「自己決定力」とは自分で判断し、
自分で決める力のことです。
人は1日に最大3万5000回もの
選択を行っていると言われています。
日常の中で
「どんなおもちゃで遊ぼう」
「今日は何を食べよう」
そんな選択と決断を繰り返しながら
子供自身が自分で考えて、
自分で決める経験を積み重ねることで
目的を達成する可能性が高くなり
自己決定力がどんどん高まっていきます。
例えば、
幼い頃から小さな自己決定を当たり前に
することで、成長するにつれて大きな
自己決定もできるようになる
ということです^^
もしも、
誰かに決めらてしまうことを
繰り返していたら自分で考えられない、
判断ができないまま成長し、
自分の進路や、大事な選択や決断を
下すことができずに、
自分だけの人生を豊かにする
ことは叶わなくなってしまうでしょう!
子供の自己決定力を高める3つの方法!
では「自己決定力」を高め
人生を豊かにしていくためには
どうしたらいいのでしょうか?
それには3つの方法があります!
『子供の”考える力”を見守る』
子供が何かを選択しようとしている時
子供をよく観察して話をよく聞いて
あげます。「考える力」のきっかけを
つぶさずに見守っていくことが必要です。
自分で決められないことも
考えるヒントがあれば、
自分で選べるようになります。
『疑問の芽を大切にする』
身の回りのあらゆるものに疑問をもち
「どうして〇〇なの?」
なんて問いも多いですよね。
そんな時は「自己決定力」を育てる
芽吹きのチャンス!!
「いいところに気がついたね!」
「どうしてそう思うの?」
と声をかけてあげましょう^^
『間違えても否定をしない』
子供の出した答えが正しくないことも
あるかもしれません。
まずは「よく考えたね!」と認めてあげ
どうしてそう思ったのかを聞いてみて
ください。
たった3つのことですが、
自分はこれができていなかった
かな?というギャップに気がつく
ことで自分にはこれが足りない部分だと
見つかるはずです!
ここで大切なことは
「◯歳なのに自分で決められないの?」
「自分で決めたことなのだから最後まで
やりなさい」などと、
「自己決定力」に固執しすぎないことが
鍵です^^
親子で楽しみながら、
これからの時代を生き抜いていく
子供たちが日常生活の中で
「自己決定力」を高め
人生を豊かにしていく未来を
叶えていきましょう!!
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