ストレスの原因は?
ある調査によると、
慢性頭痛を持っている人は
4千万人にものぼるといわれており、
頭痛に悩んでいる人は
数多く存在しています。
頭痛が起こるシーンはさまざまで、
季節の変わり目や気圧の変化などの
環境の変化。
あるいは原因がはっきりしている
寝不足や二日酔いなどでも
頭痛が起こることがあります。
その中でも最も多いのが、
ストレスが原因となった頭痛。
第一三共ヘルスケアが行った調査の
「頭痛がよく起こるシーンについて」
の質問では、
「ストレスがたまっているとき」が40.6%で
第1位という結果が出ています。
ではご自身ではどうでしょう?
まずはストレスの原因を特定しましょう。
家庭や職場の悩み、人間関係、
過密なスケジュール、
過剰な自己評価など、
様々な要因が考えられます。
自分のストレスの原因を把握することで、
適切な対処法を選ぶことができます。
原因を特定したら、
具体的な問題解決の方法を見つけ、
実践していくことが重要です^^
ストレス直結!緊張型頭痛とは?
ストレスに関連した代表的な頭痛には
「緊張型頭痛」と「片頭痛」
の2種類がありますが、
特にストレスがかかっているときに
起こる日本人に多いと言われる
緊張型頭痛についてお伝えをしてきます!
緊張型頭痛とは
緊張型頭痛は、
「ストレスを感じている最中に痛む傾向がある」
ことが特徴です。
もっとも多いのが、
この緊張型頭痛といわれています。
日本人の多くが抱えるのも
この緊張型頭痛です。
緊張型頭痛の原因
また緊張型頭痛は、身体的ストレスと
精神的ストレスが絡み合って起こると
いわれています。
- 身体的ストレス
長時間のパソコンの使用や
無理な姿勢を続けることで
頭・首・肩などの筋肉が緊張し、
血行障害が起こると疲労物質が蓄積され、
これが神経を刺激することで
頭痛を引き起こす。
眼精疲労も原因の1つです。リモートワークが主流になって
これらも原因になる方も増えています。 - 精神的なストレス
精神的に緊張した状態が続くことで、
自律神経のバランスが崩れ、
脳の痛みを制御する部位が
機能不全となり頭痛につながる。日頃からのストレスも原因となることも
あげられています。
緊張型頭痛の症状
緊張型頭痛は後頭部から首筋を中心に、
頭全体が締め付けられるような
鈍い痛みが起こります。
我慢できないほど痛みではなく、
一度頭痛が起こると数時間〜数日ほど
続くことが多いようです。
中には、めまいや
立ちくらみなどの症状が
起こる人もいます。
緊張型頭痛の予防法・対処法
緊張型頭痛の場合、
対症療法によって症状を
軽減する治療を行います。
肩こりや首こりなどで
硬くなった筋肉をほぐしたり、
精神的なストレスの緩和を
はかるのも治療の1つです。
実は中にはカウンセリングや
抗うつ剤を使わなければならないほどに
ストレスで常に頭痛に反映してしまう人も
います。
では、なぜここまでに
ストレスに支配されてしまうのか?
もう一歩踏み込んだ、
頭痛に深く関わる根源を見ていきます!
ストレスの根源は思い込みにあり!
そもそもストレスとは、
ストレスとは、私たちの心や体が、
外的な要因や内的な要因によって
プレッシャーや負担を感じる状態のこと。
簡単に言えば、ストレスは私たちが
困難な状況や問題に対処しようと
するときに感じる不快な感覚です。
そしてこのストレスは、
実は自分で生み出している可能性も
大いにあるのです。
ちょっと驚きかもしれませんが、
次の例を自分に当てはめてみてください。
例えば・・・
仕事をしているという仮説で、
・私がこの仕事を完璧にしないとならない
・1人でできないと出来損ないだ
・みんなに負担はかけられない
・自分が誰よりも頑張ればいい
・頼れない
・体調を崩してられない
・期待に応えたい
・家に仕事を持ち帰ったらもっとできる
など、
自分にいつもチクチクと
針を刺すようにプレッシャーを
与えて緊張を招いているんです。
緊張型はその名の通り、
緊張が1番の問題点です。
どうでしょうか、
実際にこんな心当たりは
ないでしょうか?
実はこれには無意識に起こってしまう
原因があり、それが
幼少期から成長段階での
教えや学びによるものに
つながるのです。
というのも、
私たちには意識できる意識の
顕在意識と、
言われるまで気づけないような
意識できない意識(無意識)の
潜在意識という
2つの意識があるのですが、
私たちの90%以上の行動は
無意識の中で動かされているのです。
例えば朝起きたら、
歯を磨いて顔を洗うといったように
当たり前になっていることですね。
そしてここには、
幼少期からの教えや関わった
大人や環境の教えや経験が
大きく関わっているのですが、
そこに、
・人一倍頑張らないと褒めてもらえなかった
・なんでも1人でやらないといけない状況だった
・相談などしても軽くあしらわれていた
・あなたには無理などと諦めや否定を浴びせられていた
・お金がないことの危機感を植え付けられていた
といったことが
経験や教えにあったら、
その考えが
当たり前のネガティブな
思い込みになっていて
今の行動になり、ストレスが生じ
心身の影響が
頭痛となって循環してしまっているんです。
つまりは、
どんなにケアをしても、
頭痛一つでカウンセリングや
抗うつ剤が必要になるほどに
過去のトラウマにも似たような
体験や教えで”今”その積み重なった
ストレスが頭痛に直結しているのです。
改善策のヒントは過去と今の自己分析◎
いかがでしたか?
頭痛一つでも
実はストレスの中にも
さらに根源があるということは
知ってもらえたと思います💡
そして、自分で自分に
課しているストレスにおいては
残念ながら自分でしか気づくことが
できません。
どうしようもないプレッシャーの
中でいき、
頭痛という心身に大ダメージな状況に
まず気づくことが改善策の一歩となります!
中には、
- どのような痛み方の頭痛か
- 頭痛が起こる前兆はあるか、
- 頭痛が起きるタイミング
- ストレスを感じていたか
どのようなストレスがあったか、ストレスの程度 - ストレスを感じる時の癖
例:いつも自分を責める、自己嫌悪に陥る
などメモにとっておき、
取説のようにしておくのもありですね!
きっと鎮痛薬を飲んでは
痛みに耐えながら、大丈夫って
体に鞭打ってきたのではないですか?
ぜひもうそんなことしないでください^^
まずはこの記事を参考に
頭痛だけでなく、
自分を見つめて根本から
改善をするきっかけにしてみてくださいね!
▼原因をみつけ改善に導く方法はこちらから^^
1人で悩まず心から生じる頭痛の専門家へご相談ください!
【執筆:星葉子】