HSPママは心配性?
繊細で敏感、
感受性豊かな気質のHSPさんは
子育てにおいてさらにその気質に
拍車がかかるもの!
そんなHSPママさんがよくある
お悩みとして、
言いたくもないし、
できれば気付きたくないのが
子供のできていない問題の部分。
・鉛筆の持ち方がおかしいなぁ・・・
・なんでもっと早くできないのかなぁ?
・みんなと同じようにしてほしい!
など、些細な変化や
些細な言動に目が向きがちになります。
もちろんそれは
子供が可愛いから失敗させたくなかったり、
不安を先に回避させたりしたいものですが、
残念ながらそれでは子供の成長には
繋がらないのです。
想えば想うほど子供が笑わなくなりました。
そんな私も、
HSPの傾向が元々強く、
3人の子育て真っ只中の
HSPママです。
なので以前はとにかく子供のことが気になって
『無理じゃない?』
『それ大丈夫?やってあげようか?』
『周りはどうなの?怒られない?』
など口出しをしては
子供の自信を無意識に
下げてしまっていました。
そもそも子供は、
全てが初めてのことなので、
『やってみよう!』
『できるかな!!』と
好奇心からチャレンジを繰り返し、
経験をすることでそれが成長となり
自信となっていきます。
しかし、やっていることが
心配や不安に思い、そこに
意識が向いてしまうので、
どうしても子供の良い面に
向き合うことができませんでした。
すると子どもは、
ちゃんとやってるのに
どうして信じてくれないの?
と、自信が持てなくなり、
子どものやる気をさらに
下げてしまうことにつながります。
つまりその状況は
さらにHSP気質の強いママからしたら
また不安や心配に変わるという
無限の不安ループへと
陥ってしまうのです!
なので、
子供のネガティブな面に
目が向くのも理解できるのですが、
まずは良い方へ目を向けることが
意識的にできる
ファーストステップなのです!
HSPママの先読みは”脳”が関係している!
そもそもHSPママの、
HSPとは何かというと、
繊細な感受性を持つ人のことを指します。
なので、
周囲の環境、人に敏感であり、
子育てにおいては特に
ストレスを感じやすい傾向に
あるのが特徴です。
そして脳科学的には、
不安な時に活性化する
脳の「偏桃体」の働きが強いと
証明されていて、
それゆえ他のママにはない特性があります。
例えば・・・
✔感受性が高く、ネガティブな記憶も残りやすい
✔先読みして考えすぎ、不安が高まりやすい
✔些細なことに気がつきやすい など
それに加え、
真面目で責任感も強い方も多く、
「私が何とかしないと!」と
焦りすぎてしまうんです。
そして、
過去に
✔他の子と同じようにできなかった、苦労した
✔他の子と比べられて嫌だった
✔ずっと不安で、初めてのことも怖かったけど
我慢していた
などの経験があるとなおさら
自分の子どもには同じ経験をさせたくないと
より不安や辛かったことを重ね合わせて
同じ状況を回避しようとしてしまいます。
つまり、
子育てがうまくいかない!
子育てが悪い!などで焦るのではなく、
まずは自分の気質を一度しっかり理解して、
敏感に気がつくところを
ポジティブな面に生かしていくことが
今必要なことなのです!^^
HSPママだからこそ子供の良い面を見つけよう!
なんとかできる子にするために
サポートしたい!
自律を促したい!
正直心配だからやってあげたい!
と愛があるからこそ
不安な気持ちから
言葉を放つことは十分理解できます。
しかし、
それでは子供の自信喪失もですが、
正直自分自身も言っていて気持ちの良い
言葉ではないですよね!
もし、
今の関わりのまま進んでしまうと、
ずっとママがいないと、
パパがいないと・・・と
自分で判断ができずに
大人になっても不安を持ち続けて
しまう子供になってしまいますし、
褒められないでいると、
顔色を伺い、
逆に褒められるように
取り繕ってしまう子供にも
なり真似ません!
ですから、
子供さん自身の成長のためにも
まずはHSPママだからこそできる
敏感に気づいてあげられる意識を、
『いつも頑張っているのみていたよ^^』
『こんなこともできるの!?すごいね!』
と良い面に向けて無条件の愛で
包んであげてくださいね^^
▼HSPママだからこそできる!子供への自信の付け方とは?
【執筆:井上世津子】